
名前:ホテル フォートカニング シンガポール(Hotel Fort Canning)
場所:11 Canning Walk Singapore 178881
地図はこちらからどうぞ
交通手段:MRT Dhoby Ghaut駅から徒歩6分
また行きたい度:=☆☆☆☆=ゆっくりリゾート気分でくつろぐ時にはまた是非行きたい
外部リンク:Hotel Fort Canningの公式ページへのリンク
備忘録:
(2017/05/29追記)
・表示フォーマットを変更
(2012/10/16記載)
2012年9月下旬、シンガポールを訪れた際に宿泊したホテル。
今回は観光よりも食事とホテルでのんびりリラックスする事に重点を置いて宿泊先を検討した。
食事という点からはClarke Quayに徒歩で行けるNovotelと、前回宿泊したswiss hotelのmerchant courtも候補に上がったが、両ホテルともにそれなりに年季の入ったホテルであることと、最寄りのClarke QuayはNorth-East線しかMRTが走っていないと言う事で今回は見送り。
最終的に、North-South線、North-East線、Circle線の3線が通っているDhoby Ghaut駅から徒歩7分程度で、最近リノベーションが終わったばかりだというHotel Fort Canningに泊ることに決定した。
今回も羽田発の深夜便で出発、5時半にはチャンギ空港に到着、7時半にはホテルまでMRTで到着した。
ここのホテルへのアクセスは、地図に書かれている道通りに行こうとするとかなり遠回りをする事になるので要注意。
ホテルのホームページにも記載があるが、Dohby Ghaut駅から徒歩で向かうルートを要約すると次の通り。
1.Dohby Ghaut駅のB出口を出て、左側に見えるPark Mallに向かう。
2.その中のエレベーターで4Fまで上がって、エレベーター出て右側のガラスの自動ドアを出る。出ると駐車場なので、そこを左に曲がり、駐車場の出口を出る。
3.正面の大通りの反対側に「Fort Canning Park」の看板が見えるので、道路を渡る。渡ると駐車場の看板が見えるので、そこの中を入り、右に曲がる。
4.突き当り左側にエレベーターがあるので、2Fまで上がるとホテルのロビーフロアに着く。ちなみに、このエレベーター、向かって左側は1Fまでしか行かないので、大きな荷物を持っているときは右側を使うようにする事。
ホテル自体は3階建てで、いわゆる中心部にある「ホテル」という感じではなく、大きな邸宅をホテルに仕立てたような感じ。
ロビー内も優雅な作りになっていて、リゾートホテル的な雰囲気が漂っている。
中央に見える階段が客室へと繋がっている。
事前情報では、このホテルはチェックイン時間を忠実に守るのでアーリーチェックインはさせてもらえないとの事であったが、10時過ぎになれば部屋が用意出来ると言われた。
今回予約した部屋は通常の部屋よりワンランク上のPlemiumタイプ。アサインされたのは206号室であった。
ロビー横にある「Guest Only」と書かれた看板の横の階段を上がって2階まで行き、206号室のある右手に進む。
部屋へのアクセスは非接触式のカードリーダーで、部屋の前にあるパネルにカードキーをかざすと解錠される仕組み。
ただ、解錠されている時間が極端に短いので(感覚的には2,3秒)解錠したらすぐに開けないとまた施錠されてしまう。
このホテル自体のリノベーションが2年程前なので設備については最新のものが取り付けられており、客室玄関の鍵以外にも室内の照明や空調、ブラインドの開閉についても、静電スイッチで行えるようになっている。
部屋に入って驚いたのが、その天井の高さ。2F分の吹き抜けと言っても良いほどの高さで、部屋内全スペースがその高さになっているため非常に解放感がある。
部屋自体も非常に広く、ベッドルームとシャワー・バスルーム、さらにはリビングルームにそれぞれ区切られている。
入口側からの写真。
室内は木目調で統一され落ち着いた雰囲気でベッドルームとリビングルームはガラスとドアによって区切られている。
こちらはリビング側からベッドルームを見たところ。
天井が普通のホテルに比べると非常に高い事がよく分かる。
特にシャワー・バスルームは通常のホテルと比べると比較にならない位の広さで、日本のビジネスホテルのシングルルーム以上の広さがある。
トイレ・バスルームも天井の高さとスペースを贅沢に使っている事に驚かされる。
室内も床がフローリング、壁も木目を中心とした落ち着いた基調で仕上げらており、大人のリゾートホテルと言った感じ。
ただ、残念なことに、今回アサインされた206号は建物正面からみて裏側の部屋であったので、窓から見えるのはFort Canning Parkに続く坂道のみ。
前回のようにMarina Bay Sandsが見えたりSingapore Flyerが見えるような眺望は一切無し。
Garden Roomで予約をすればDohby Ghaut駅方面が見える部屋を確実にアサインしてもらえる。
今回このホテルを選んだ理由の一つは客室の雰囲気であったが、もう一つはゆったり過ごせるプールがある点でもあった。
ホテルホームページの写真では、子供用の浅いプールが1つ、25メートルのプールが1つ、そしてその中間のサイズが1つと、この規模のホテルとしては十分すぎるくらいのサイズ。
実際、到着した金曜の午後に1時間ほど泳いだが、他に全く人の姿はなく、貸切で使う事が出来た。(翌日の土曜はさすがに2組ほど先客がいたが)
また、今回アサインされた206号室からプールの入口までは10メートル程度であったので、プールまでのアクセスも非常に良かった。
こちらは中間サイズのプール。
奥に見えるのが客室塔で、今回はプール側から3室目の206号室をアサインされた。
このプールを反対側から撮ったもの。
写真には写っていないが、左側に子供用の浅いプールもある。
少し歩いたところに一番大きい25メートルプールがある。
こちは他のプールに比べて一段低い場所にある。
朝食付きのプランで予約をしたが、朝食はホテルの建物とは別の建物(The Glass House)に用意されている。
ビュッフェスタイルではあるが、アメリカ式のものとは異なり、野菜・中華系(点心等)が中心の品ぞろえであった。
日本人にはこちらのスタイルの方がしっくりくるかもしれない。
従業員のサービスも非常に気持ち良く、最終日の空港行きタクシーの手配についても前日の夜にレセプションに一声かけるだけでしっかり予約をしてくれた。
Wi-Fiも無料で、ホテル内どこでも繋がり、滞在中のインターネット接続の不安も全くない。
非常に良いところばかりをレビューしたが、1点だけ気をつけた方が良い点があるので記載。
このHotel Fort Canningは、もちろんホテル主体の施設ではあるが、結婚式の二次会にも人気のスポットらしい。
我々が宿泊した時も、土曜日の夜に結婚式の二次会が行われており、夕方からは人の出入りが多くなってきた。
客室にいる限りパーティーの音楽がウルサイ、騒がしい等の問題は一切無かったが、人の出入りは確実に増えるので、プライベート感を重視したい場合は週末を避けて宿泊する方が良いかも知れない。
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