監獄食堂 (2025/11)


名前監獄食堂

場所:〒099-2421 北海道網走市呼人1-1
地図はこちらからどうぞ

交通手段:JR釧路本線 網走駅から車で約10分

営業時間:11:00~14:30 無休

また行きたい度:=☆☆☆=監獄食を堪能?できる博物館併設の体験型定食店

外部リンク監獄食堂の公式HPへのリンク

備忘録

(2025/12/22記載)
2025年11月下旬の休日の昼食として利用。
この日は観光で網走エリアを回っていたのだが、網走と言えばやはり「網走監獄」。
網走監獄見学の前にランチを取る時間もあったのだが、調べてみると「現在の網走刑務所で提供されている食事のメニューを再現したもの」とのことで、折角ならばこれを体験してみようということになり行ってみた。

<お店の場所はどこ?>
場所は「博物館 網走監獄」の敷地内にある。
こちらへはナビで設定すれば迷う事なくたどり着けるので、専用の駐車場に車を停めて博物館エリアに向かって歩いていくと左側に建物がある。
こちらの食堂は入場券の購入無しで食堂のみの利用も可能となっている。


こちらが店舗の建物。
外観はオシャレな感じに作られており、「監獄食堂」の文字が目印となっている。


店舗の外にメニューが掲示されているので、こちらでメニューを選んでから入店することで食券購入時に迷う事なく購入できる。

<混雑状況・店内の様子は?>
この日は休日ということもあり、ランチ時は観光客で混むことを想定して14時前に到着。
それもあり、店内は3割に届くかどうかという程度の混雑具合で座席にもかなり余裕がある。
店内はその店名とは全く異なり、オシャレなロッジ風の造りとなっており、4名掛けのテーブルが10卓程度、その他にカウンター席や2名テーブルもあり、トータルキャパは60席弱程度という印象。
我々が入店した後もパラパラとは入店客があるものの、時間帯もラストオーダーに近かったこともあり、一番混雑しても5割届くかどうかという感じであった。
ただ、真夏の観光シーズンだと様子は少し異なるかも知れない。


店内はオシャレなロッジ風の造りとなっている。


監獄感は全くなく、大人数でも少人数でも利用しやすいように色々なタイプの席が用意されている。

<オススメのメニューは?>
こちらのお店は「食堂」と銘打っているだけあり、ラーメンやうどんなどの麺類、カレーや丼系などのご飯ものなど、いわゆる定食系がそれなりに揃っている。
ただ、こちらのお店に来たからには看板メニューの「監獄食」が気になるところ。
この監獄食は焼魚と小鉢の違いでAとBがあるので、今回は「監獄食A(1050円)」と「監獄食B(1050円)」をオーダーしてみた。
なお、オーダーは入口にある券売機で食券を購入する方式だが、購入と同時に自動で厨房にオーダーが入るようになっている。
料理が出来上がると食券に印字された番号で呼び出されるのでカウンターまで取りに行く方式となっている。


こちらがメニュー。
食堂ということもあり、推しの監獄食以外にも麺類やご飯類がそれなりに揃っている。


なお、オーダーは券売機で食券を買う方式だが、食券購入と同時に自動で厨房にオーダーが入るようになっている。


こちらが食券。
「監獄食」と印刷された食券が何となくシュール。
料理が完成すると呼び出し番号にて呼び出されるのでカウンターまで取りに行く。

食券購入後15分程度で呼び出されたのでカウンターまで料理を取りに行った。
焼魚系は比較的時間がかかるようで、後からオーダーされたうどんの方が先に提供されていた。


こちらが「監獄食B」。
焼魚はホッケ、小鉢には山芋と蕗油いため煮が付いてくる。
そして麦飯と味噌汁が添えられている。
料理そのもののビジュアルは至って普通の定食なのだが、器類がなんとなくそれっぽい造りのもので、写真では伝わりにくいが監獄食感が感じられるもの。


まずはメインのホッケを頂いてみるが、こちらは至って普通の味わい。
前日に食べた水産加工会社直営の定食店のホッケと比較すると冷凍感があったり骨の周りが固かったりと違いはあるが、一般的に食べてるホッケと何ら変わりはないもの。
そして、小鉢の山芋は軽く醤油をかけて頂くとご飯のお供として丁度良い味わいになる。


こちらは「監獄食A」。
焼魚は秋刀魚を使っており、頭の部分が落とされているので食べやすいと言えば食べやすいのだが、何となく秋刀魚感が感じられない気もする。
付け合わせの小鉢は監獄食Bと違うものになっているが、クオリティーという観点では同じ。

<まとめ>
今回は監獄食を体験したくこちらの食堂で遅い昼食を頂いたが、「ネタとして一度食べてみる」という点ではアリかも知れない。
食堂ということで麺類やご飯類などの様々なメニューがあるが、焼き魚が苦手でない限りは「監獄食」一択という感じであった。
もちろんその他の話題性があるメニューとして「出獄祝い膳(1750円)」なるものやもあるのだが、何となく値段も高めということもあり、個人的にはそのネーミングも含めて「監獄食」を試してみるのがオススメ。
但し、味わいは至って普通の定食で、むしろ前日に食べた水産加工会社直営の定食店のホッケと比較すると冷凍感があったり骨の周りが固かったりと違いは感じられた。
その他の小鉢やご飯なども町の定食店のそれと大きく変わることはないのだが、メニューの名称に加えて使われている器類がなんとなくそれっぽい造りのもので、写真では伝わりにくいが監獄食感が感じられるもの。
ガッツリと食を楽しむというよりは、刑務所の食事を疑似体験するというような感覚で、観光ついでで楽しむ感覚で利用するのがオススメ。

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監獄食堂食堂 / 網走駅呼人駅桂台駅

昼総合点★★★☆☆ 3.3

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