名前:Shake Hands
場所:〒900-0016 沖縄県那覇市久茂地2-11-6
地図はこちらからどうぞ
交通手段:ゆいレール 美栄橋駅 徒歩7分
営業時間:11:00~15:00 毎週日曜日
また行きたい度:=☆☆☆=生麺をモダン空間で味わう進化系沖縄そばの店
外部リンク:Shake Handsの食べログページへのリンク
備忘録:
(2025/11/24記載)
2025年11月中旬の平日のランチで利用。
この日はあらかじめ決めていたランチのお店に行くも、前日同様に「しばらくの間ランチは休業します」という張り紙がされており急遽店選びを再開。
色々眺めていると、目的地近くに聞いたことのない沖縄そば専門店を発見。
昼食として使える時間も無くなってきたので、下調べゼロではあるが飛び込んでみることにした。
<お店の場所はどこ?>
店舗の最寄駅はゆいレールの県庁前駅となる。
駅の改札を出て右側に進み、左側にあるエレベーターを降りて向かうのが最短距離。
エスカレーターを使って降りてしまうと国際通り方面まで行ってしまうので少し遠回りになってしまう。
エレベーターを降りたら目の前の横断歩道を渡り、左手に見える川を国際通りとは反対側に渡る。
橋を渡った先の信号を渡り右折、川を右手に見ながらそのまま進むと、一つ目の信号のある交差点を過ぎ、その先のT字路を左折、一つ目を右折した先すぐ右側に店舗がある。
店舗は沖縄そばの店というよりはオシャレなカフェに近い外観なので知らないと通り過ぎてしまう。

こちらが店舗外観。
店舗前には「沖縄そば」ののぼりが出ているのでかろうじてこちらの店が沖縄そばの店だということがわかるが、それがなければ通りすぎてしまう。
<混雑状況・店内の様子は?>
利用したのは平日の11時半。
エリア的に観光客が多い場所から少し離れたところということもあり、観光客での混雑はあまり想定せずに行ってみたが、先客は2組のみ。
いずれも地元のサラリーマンや常連という感じで、やはり観光客が来るという場所ではなさそう。
店内は外観同様オシャレな造りになっており、沖縄そば専門店というよりはこじゃれたイタリアンを出すような雰囲気となっている。
黒を基調とした落ち着いた色使いに間接照明などでモダンな雰囲気に仕上げられており、女性一人でも全く抵抗感なく入店できる。
カウンター席が6席、4名掛けのテーブル席が3卓に加えて、4名で使える個室スペースもあり、トータルキャパは20名程度となっている。
食事を終えて店を出る12時頃まで後続客の入店はなく、まだあまり知られていないお店という印象。

こちらが店内の雰囲気。
沖縄そば専門店という感じは全くなくオシャレ感漂う。
<オススメのメニューは?>
こちらの店は沖縄そば専門店ということで、ベースメニューは沖縄そばとなる。
ただ、その他に沖縄そばをベースとした「味噌そば」があったり、サイドメニューは定番のじゅーしーに加えてルーローハンがあったりと、なかなか独自性のあるラインナップ。
今回は初訪問ということで、素直に沖縄そばベースの料理をオーダーしつつ、トッピング系は全て試したかったので「ミックスそば」をセレクト。
そして折角ならばルーローハンにもチャレンジしてみようということで「ミックスそばルーロー飯セット」をオーダー… したつもりが間違って「ミックスそばジューシーセット(1500円)」の食券を購入していた。
なお、こちらの店は入口入ったところにある券売機で食券を購入して着席時にスタッフの方に渡す方式になっている。

こちらが券売機。
店内入って左側に設置されている。
メニューの数は一見すると多めに見えるのだが、基本の沖縄そばにトッピングのソーキやサイドメニューのジューシーやルーローハンを追加されたセットメニューが多くあるので、メニューそのものだけを見ると沖縄そばに加えて味噌そば、辛味噌そばの3種類のみとなる。
なお、券売機はキャッシュレスにも対応している。

メニューは写真付きで店の外にも置かれているので、入店前にそれぞれのメニューのイメージを持てるのが嬉しいポイント。
オーダーをしてから待つこと10分弱で着丼。
通常の沖縄そばは麺が既に茹でてある状態になっており、それを湯通しするだけなのでものの数分で提供されるが、こちらは生麺を使っていることもあってそれなりに時間がかかるよう。

こちらが「ミックスそばジューシーセット」。
全てがワンプレートに乗せられての提供。

沖縄そばにしては若干濃いめの色合いのスープの上にはトッピングの三枚肉と本ソーキが乗せられている。
その下にはこちらの店自慢の生麺が見え隠れしており、一見すると一般的な沖縄そばという雰囲気。
まずはスープから頂くが、見た目とは裏腹に透き通るような優しい味わいに仕上げられている。
沖縄そば定番のカツオのダシの風味が前面に押し出されているような味わいではなく、動物系の油感もしっかりと感じられるバランスの良いスープ。
ただ、いずれの味わいも臭みは一切なく、クリアでピュアに仕上げられている。
正統派沖縄そばの味わいかと聞かれると正直少しインスパイア系という印象もなくはないが、それでも万人受けする優しい味わいであることは間違いない。
今回は全てのトッピングが乗ったミックスそばをオーダーしたので、三枚肉が2枚と本ソーキが1つトッピングされている。
いずれもそれなりに存在感のある大きさとなっており、麺を普通盛りとしてもお腹はしっかり満たされる。
まずは三枚肉から頂いたが、こちらは厚みが1センチ少々で2口ちょっとのサイズ感のものが2枚入っている。
食感はトロトロ系ではなく程よい脂身と程よい肉の繊維感を残したバランスの良い柔らかさに仕上げられている。
味付けはほんのり醤油系ではあるが、肉本来の風味もしっかりと残している。
そして本ソーキだが、こちらは3口くらいの大き目の存在感のあるもの。
骨からの身離れも良く、食感も柔らかくトロトロに近い。
味付けは三枚肉より少し濃いめということもあって、単体で頂いてもよし、ご飯と一緒に食べても美味しいという思うものであった。

合わせる麺は沖縄そばにしては珍しい生麺。
それもあり、オーダーが入ってから4分をかけてしっかり茹でている。
平打ちストレートのやや太め、ツルツルもちもち系で小麦粉感をしっかりと感じられるタイプでいわゆる沖縄そばの麺とは異なるもの。

そしてルーローハンと間違ってオーダーしてしまったセットの「じゅーしー」。
たっぷりの具材で油感控えめの味わいに仕上げられており、ボリューム感もたっぷりであった。
<まとめ>
全く事前の下調べ無しで飛び込んだこちらの店だが、結果的にはなかなか満足できるお店であった。
沖縄そばメインではあるものの、使っている麺が生麺ということでやはり味わいは全く異なる。
オーダーが入ってから4分をかけてしっかり茹でる麺は平打ちストレートのやや太め、ツルツルもちもち系で小麦粉感をしっかりと感じられるタイプ。
そして沖縄そばのスープだが、沖縄そば定番のカツオのダシの風味が前面に押し出されているような味わいではなく、動物系の油感もしっかりと感じられるバランスの良いスープ。
ただ、いずれの味わいも臭みは一切なく、クリアでピュアに仕上げられている。
正統派沖縄そばの味わいかと聞かれると正直少しインスパイア系という印象もなくはないが、それでも万人受けする優しい味わいであることは間違いない。
そしてトッピングの三枚肉は厚みが1センチ少々で2口ちょっとのサイズ感のものが2枚入っている。
食感はトロトロ系ではなく程よい脂身と程よい肉の繊維感を残したバランスの良い柔らかさに仕上げられている。
味付けはほんのり醤油系ではあるが、肉本来の風味もしっかりと残している。
もう一つのトッピングの本ソーキは3口くらいの大き目の存在感のあるもので骨からの身離れも良く、食感も柔らかくトロトロに近い。
味付けは三枚肉より少し濃いめということもあって、単体で頂いてもよし、ご飯と一緒に食べても美味しいそうという印象であった。
進化系の沖縄そばとしてはトータル的にレベルが高いことは高いのだが、全てのトッピングが乗った「ミックスそば」が1250円という金額は若干高めという気もしなくはない。
ただ、生麺やボリューム感のあるトッピングということを考慮すれば致し方なしかもしれない。
次回は沖縄そばをベースにした「熟成味噌そば」と「ルーローハン」にチャレンジしてみたい。
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Shake Hands (沖縄そば / 県庁前駅、美栄橋駅、旭橋駅)
昼総合点★★★☆☆ 3.3








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