| 購入場所 | ベーシック |
| 購入日 | 2025年11月22日 |
| 購入金額(税込み) | 1518円 |
| テイスティング日 | 2025年11月23日 |
日本酒データ:
| 地域 | 北海道 |
| タイプ | 純米酒 |
| 使用米種 | 吟風100% |
| 好み度(MAX五つ星) | ★★★☆ |
コメント:
北海道を訪れた際の晩酌用に、地元のスーパーで購入したもの。
色々と見ていたのだが、このエリアでは「北の勝」がメインの日本酒。
そんな中、探してみると「蔵元限定」と書かれたこちらの日本酒を発見。
4年ほど前にも飲んでいるのだが、あまり見かけない日本酒なので今回も試してみることにした。
色はほんのりグリーンのニュアンスを感じられるもの。
粘度はビールグラスで飲んでいるためわかりにくいがそれなりにありそうな感じではある。
香りは純米らしくシャープでそれなりに穀類のニュアンスを感じられるが、その中にも米の旨味を感じられるもの。
アルコール感も程よく感じられ、キリっとした淡麗日本酒のような味わいを想像させる香りとなっている。
口に含むとそのイメージ通りでシャープなキレが一気に広がっていく。
アルコール感をしっかりと感じられるアタックではあるが、それと同時に途中からは豊かな米の旨味と甘味も加わる。
中盤にはその豊かな旨味がしっかりとしたボディーとなり主張し、純米の穀類の印象を残しつつも、そこまで穀類に偏った味わいにはならない。
余韻はほどほどにあり、米のジューシーな旨味がしばらく口の中に残る。
純米らしい穀物感とジューシーな米の旨味を楽しめる蔵元限定販売の原酒。
<アルコール度数18%、精米歩合60%>

この日は夕食は外で済ませたので、ホテルの部屋で二次会的なノリで飲むことにした。
それもあり、合わせるつまみは移動中に購入した「昆布×うに風味」の柿の種や、北海道産の大豆と黒大豆、そして興部町の「ノースプレインファーム」のゴーダチーズなど、地元食材で固めてみた。
「昆布×うに風味」の柿の種はてっきりうにと昆布の風味を練りこんだ柿の種かと思ったのだが、昆布は乾燥昆布が入っていた。
柿の種にはうにの風味が思っていた以上にしっかりと練りこまれており、その分、通常醤油感は控えめ。
柿の種だけでもそれなりにしっかりとした味わいなのだが、甘味をしっかりと感じられるカリカリの昆布と一緒に頂くと、味わいのレベルが一段上がる。
日本酒との相性もよく、個人的には普段の柿の種よりもこちらの方が日本酒との相性は良い気がする。
そして大豆と黒大豆はシンプルながら濃厚な味わいで、お酒のつまみにぴったり。
日本酒そのものもそれなりに主張が強めな味わいなので日本酒だけで楽しむのもよいが、今回合わせたようなつまみや、鮭とばやこまいと一緒に合わせて頂くと、よりバランス良く楽しめるような感じの日本酒であった。
<マリアージュ指数:3可もなく不可もなし>






Leave a Reply