![2024-12-15 17.51.04](http://kimura.li/memo/wp-content/uploads/2024/12/2024-12-15-17.51.04-678x381.jpg)
名前:居酒屋野郎 りょう次
場所:〒900-0015 沖縄県那覇市久茂地2-18-18
地図はこちらからどうぞ
交通手段:ゆいレール 美栄橋駅 徒歩2分
営業時間:17:00~23:30 無休
また行きたい度:=☆☆☆=創作沖縄料理と泡盛を楽しめるオシャレな雰囲気のビストロ居酒屋
外部リンク:居酒屋野郎 りょう次の公式HPへのリンク
備忘録:
(2025/02/08記載)
2024年12月中旬の休日の夜に利用した。
那覇エリアは日曜は定休日となる居酒屋が多く、空いているのはチェーン系や沖縄料理ではない居酒屋が多く、泡盛を飲みながら沖縄料理を食べるというシチュエーションで使えるお店が比較的少ない。
そんなこともあり、事前に何軒かチェックしていた「日曜営業の沖縄料理が楽しめる居酒屋」の中の一軒としてストックしていたこちらの店に行ってみることにした。
<お店の場所はどこ?>
店舗はゆいレールだと最寄駅は美栄橋駅となる。
駅を降り川沿いにある出入口2の出口を出る。
目の前にある交差点を川の反対側に渡り、そのまま川沿いを県庁前駅方面に進んでいく。
一つ目の信号のある交差点を過ぎた先、20メートルほど進むと右側に店舗がある。
居酒屋ながら店舗は派手なライトアップはされておらず、どちらかというとビストロ的な外観なので、沖縄料理の店感はあまりない。
こちらが店舗外観。
店先に大きく「りょう次」と書かれた看板はあるものの、オリオンビールの提灯などは出ておらず、沖縄料理の居酒屋感は少ない。
<混雑状況・店内の様子は?>
今回は日曜の17時半頃に利用。
事前に調べてみると人気店らしく予約はしておいた方が無難ということなので、来店前に電話で確認すると席ありということで向かった。
店内は入口側に厨房とカウンター席、奥にテーブル席などがあり、トータルキャパは50席程度。
沖縄料理の居酒屋というと、コテコテの沖縄感のある店内を想像するが、こちらのお店はどちらかというとビストロ風。
オープンキッチンではコックコートに身を包んだ料理人が手際よく料理を作ったりと、いわゆる沖縄料理居酒屋とはちょっと違ったオシャレな感じが印象的。
今回は開店直後の17時半に入店ということで入店時はそこまで混雑していなかったが、18時を過ぎると予約客が続々来店、また当日の空席を確認する電話も頻繁に鳴っていたので、確実に入店するならば予約は必須という感じであった。
こちらが店内の雰囲気。
カウンターに泡盛のボトルが置かれているので沖縄感はあるが、それ以外は和というよりは洋の雰囲気が強めのオシャレな店内となっている。
<オススメのメニューは?>
こちらのお店は沖縄料理の居酒屋ということで、基本は沖縄料理となっている。
が、飲み物にワインを用意していたり、ところどころに洋のメニューも紛れ込んでいる何とも不思議な感じ。
アルコール類は日本酒やワインもあるにはあるが、日本酒はいわゆる「日本酒」というもの、ワインはリストがあるわけではなく、とは言えお酒はやはり泡盛が中心で、一合800円程度と一般的な金額で用意されている。
料理も同様で、メインは沖縄料理ではあるが、おでんや塩辛クリームチーズ、メカジキのガーリックバター焼きなどの料理が混ざっている。
今回は沖縄料理を食べに来たので、飲み物は「北谷長老 一合(770円)」、料理は「もずく天ぷら(480円)」、「エバ唐揚げ(550円」)」、「パイン豚と島豆腐味噌炒め(750円)」、「ラフテー(660円)」をオーダーした。
食事のメニューは調理方法でそれぞれカテゴリー別に記載されている。
アグー豚を使った料理やいかすみ焼きそばなど、沖縄料理も数多く用意されている。
こちらの店はラーメン店も経営しているということで、締めメニュー定番のおむすび以外にもラーメンも用意されている。
こちらは泡盛メニュー。
有名どころの泡盛をグラスから四合瓶までのサイズで提供している。
ボトルの金額はそこまで高くなく、市価プラス1000円程度という印象。
こちらがレギュラーメニュー以外のもの。
手書きでの記載なので定期的に入れ替わっているのかも知れない。
スタッフの方にオーダーしてから3分程度でまずは泡盛とお通しが用意された。
泡盛は大きめのボトルに予め1合が入れられたもので提供された。
お通しは枝豆のガーリックペッパー和え。
しばらくすると「もずく天ぷら」が提供された。
もずく天ぷらはお店によって色々なタイプがあるが、こちらのお店はお好み焼き的な仕上がりのもの。
天ぷらの外側にもずくがたっぷり、内側がお好み焼き的な感じになっている。
外側のもずく部分カリカリに仕上げられており面白い食感。
こちらは「エバ唐揚げ」。
いわゆる小魚を使った料理だが、カリカリで香ばしくて酒のつまみにピッタリのもの。
塩分がしっかりと効いており、唐揚げと言うよりも天ぷらに近いイメージ。
「パイン豚と島豆腐味噌炒め」は文字通り豚肉の味噌炒め料理。
ただ、沖縄らしく島豆腐を使っているが、その豆腐が意外とふわふわに仕上げられている。
豚肉も旨味たっぷりでジューシーで、ニンニクやオイスターソースなどでしっかり濃いめに味付けされており、何となく中華の炒め物料理という印象。
そして締めは「ラフテー」。
キレイにカットされたラフテーの上に刻みネギが盛られており、いわゆる居酒屋料理のビジュアルではなくプレゼンテーションがとてもキレイ。
味付けは醤油ベースの煮汁がガッツリと感じられるものを想像していたが、かなりマイルドな味わい。
カツオのダシの風味はしっかりと効いているが、どちらかというとそのダシの風味と肉の旨味を強調している感じのもの。
ゴロっと感のある3口程度の大きめのものが2つ盛られており、肉の繊維質の部分と脂の部分がしっかり分かれてる。
ワイルドな味わいではないが、上品にオシャレに頂くという意味ではなかなかの味わいであった。
<まとめ>
今回は1名で泡盛1合、料理3品をオーダーしてしっかりお腹が満たされて3500円程度の仕上がり。
コスパも悪くないのだが、やはりこちらのお店は沖縄料理の居酒屋としてウリつつも、お店の雰囲気や料理の味付けが何となくビストロ感のあるオシャレな感じなのも面白い。
今回オーダーした料理はいずれもいわゆる沖縄料理なのだが、「エバの唐揚げ」は塩の効いた天ぷらのような味わいであったり、「パイン豚と島豆腐味噌炒め」はオイスターソースとニンニクの味わいを感じられる中華料理のような雰囲気であったり、「ラフテー」はキレイなプレゼンテーションのダシを活かした優しい味わいであったりと、創作の要素が入った味わいであった。
ガッツリ沖縄感を味わいたいというシチュエーションだと若干ずれるが、沖縄感を味わいつつもオシャレな雰囲気の中で時間を過ごしたいというような時に重宝しそうなお店であった。
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居酒屋野郎 りょう次 (居酒屋 / 美栄橋駅、県庁前駅、牧志駅)
夜総合点★★★☆☆ 3.5
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