名前:焼鳥吉峰
場所:〒900-0032 沖縄県那覇市松山2-20-13
地図はこちらからどうぞ
交通手段:ゆいレール 美栄橋駅 徒歩7分
営業時間:11:30~14:00 毎週土・日
また行きたい度:=☆☆☆=富喜製麺研究所のツルツルモチモチ麺と濃厚昆布水が美味しい穴場的つけ麺店
外部リンク:焼鳥吉峰の食べログページへのリンク
備忘録:
(2024/12/24記載)
2024年10月下旬の平日の昼食として利用。
こちらのお店は夜は高級焼鳥店として営業しているようで、当初は全くランチのアンテナに引っかからず。
このエリアの昼食を色々探している中で、たまたま昆布水のつけ麺を出す店があるという情報から検索していくと、なぜかこちらのお店がヒットし、よくよく調べてみると平日の昼食時間帯飲み「麺処きっぽう」として営業している事が分かった。
沖縄といえば沖縄そばなのだが、何となく気になり行ってみることにした。
<お店の場所はどこ?>
店舗はゆいレールの美栄橋駅から向かうがアクセスは非常にわかりやすい。
改札を出て左側にある出入口2の階段を降り、目の前の交差点を駅と反対側に渡り川沿いを200メートルほど進む。
左手にリッチモンドホテルのある信号のある大きな交差点(前島)をそのまま川沿いに渡り、ファミリーマートを左手に見ながらそのまま直進。
信号のある交差点を渡り、左手に見えるマックスバリューの手前で左折、そのまま50メートルほど進むと右側に店舗がある。
なお、店舗はビルの1Fにあり、かつ夜は高級焼鳥店として営業していることもあり、一見するとつけ麺を提供している店には見えないので知らないと間違いなく通り過ぎる。
こちらが店舗外観の写真。
オシャレな外観ということもあって、一見するとつけ麺を提供する店には見えない。
なお、混雑時は店先にあるウェイティングリストに記名して待つ方式になっている。
<混雑状況・店内の様子は?>
こちらの店の本業は高級焼鳥店。
それもあり、そもそも席数はカウンター席のみの20席弱。
店内の空間はもはやつけ麺の店を遥かに超えており、オシャレにディスプレイされたワインや、キレイに整理された焼き場を囲むように配されたカウンター席、そことは別にあるバーの雰囲気がある個室的なエリアと、とにかくラグジュアリー。
平日のみの営業ではあるが時間帯によっては混雑しているという情報もあったので、あえてお昼時を外して13時過ぎに到着。
店内は8割程度が埋まっており、噂通りの混雑ではあったが、待つことは無かった。
その後、料理を食べ終えた客が帰ったこともあり、13時半頃には一気に空いたが、14時までの営業ということもあり、訪問時間帯には気を付けたいところ。
店内はカウンター席のみ、かつオシャレにワインなどが展示されており、このスペースでゆったりと食事を楽しめるというだけでも価値がある。
<オススメのメニューは?>
こちらのお店は2種類のつけ麺のみを提供している。
一つは看板メニューの昆布水つけ麺、もう一つは「ジロー」の名の入ったつけ麺。
それ以外にはトッピングが数種類とメニューはかなり絞っている。
なお、こちらで使っている麺は熊本県の「富喜製麺研究所」の麺を使っているよう。
こちらの製麺所を調べてみると、もともとは製麺所だったようだが、熊本県内および六本木に自社の麺を使ったお店を展開しているとのこと。
オフィシャルに支店として展開されている以外の店でこちらの麺が提供されている背景は謎ではあるが、東京六本木のお店はかなり混雑していることを考えると、沖縄という立地は穴場かもしれない。
今回は初来店ということで、定番メニューっぽい「昆布水つけ麺 大盛(1300円)」をセレクト。
なお、麺の量は普通盛りで200グラム、大盛りで250グラム、特盛りで300グラムと、つけ麺にしては控えめなボリューム感。
オーダー時に温かいつけダレ(さば煮干しのつけダレ)と冷たいつけダレ(昆布醤油のつけダレ)を選べるのだが、沖縄はまだまだ暑く、今回は冷たいつけダレ(昆布醤油のつけダレ)でお願いした。
こちらがメニュー。
メニューは2種類のみ。
トッピングも絞られておりメニューを選ぶのに迷うことはない。
なお、オススメの食べ方も書かれているので、参考にしながら食べるのもよい。
オーダーを済ませて待つこと10分程度で着丼。
こちらが「昆布水つけ麺 大盛り」。
キレイに整えられた麺が昆布水につかっており、その上には山椒が乗せられており、これだけでも普通に「冷たいそば」という感じで提供できそうなビジュアル。
その横には冷たいつけダレ(昆布醤油のつけダレ)別に用意されている。
デフォルトで味玉1つと鶏肉チャーシューが乗せられているが、いずれもなかなか手の込んだ味わい。
味玉は程よい半熟感で仕上がっており、一般的な醤油ベースの煮汁の味付けにほんのり生姜の効いた味。
鶏肉チャーシューはしっかりとした燻製感があり、身はしっとりとした食感。
味が淡泊になりがちな胸肉に燻製の味わいがアクセントになる。
まずはつけダレを一口味わってみるが、その名前の通り昆布ベースの味わい。
そこに優しい醤油と、さらに沖縄らしくかつおダシの風味がしっかりと加わっており、味わい的にはガッツリ感のない上品なもの。
大きめに刻まれたネギが意外とアクセントになる。
富喜製麺研究所の麺はキレイに整えられて盛られており、ビジュアル的にもオシャレ。
少し細めの平打ちタイプの麺は、一般的な麺と比較すると何となく白のニュアンスが強めの色合い。
その麺はツルツルでプチプチの食感で、麺そのものに小麦粉の味わいがしっかりと感じられるもの。
麺だけでもそれなりに存在感があるのだが、かなりしっかりと濃厚な昆布水がアクセントになってこれだけでも普通に美味しい。
個人的には別盛りで提供されているつけダレは味変的に使う感覚という印象であった。
<まとめ>
夜は高級焼鳥店としての営業ということでまさかランチ営業、しかもつけ麺を提供していると思わなかったが、そのクオリティーはなかなかのもの。
キレイに整えられた麺が昆布水に浸かった状態で提供され、デフォルトで味玉1つと鶏肉チャーシューが乗せられているが、いずれもなかなか手の込んだ味わい。
味玉は程よい半熟感で仕上がっており、一般的な醤油ベースの煮汁の味付けにほんのり生姜の効いた味。
鶏肉チャーシューはしっかりとした燻製感があり、身はしっとりとした食感で味が淡泊になりがちな胸肉に燻製の味わいがアクセントになる。
つけダレは温かいもの(鯖煮干し)と冷たいもの(昆布醤油)から選べたが、今回セレクトした冷たいつけダレは昆布水の風味がベースとなっており、そこに優しい醤油とさらに沖縄らしくかつおダシの風味がしっかりと加わったもの。
味わい的にはガッツリ感のない上品なタイプだが、大きめに刻まれたネギが意外とアクセントになる。
そしてこだわりの富喜製麺研究所の麺はキレイに整えられて盛られており、ビジュアル的にもオシャレ。
少し細めの平打ちタイプの麺は、一般的な麺と比較すると何となく白のニュアンスが強めの色合いでツルツルでプチプチの食感。
麺そのものに小麦粉の味わいがしっかりと感じられるもの。
麺だけでもそれなりに存在感があるのだが、かなりしっかりと濃厚な昆布水がアクセントになってこれだけでも普通に美味しい。
個人的には別盛りで提供されているつけダレは味変的に使う感覚という印象であった。
敢えて沖縄感を無くしてオシャレに麺ものを食べたい時は地元民・観光客問わずに選択肢に入るお店であった。
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