
名前:Kakazu Spice Cafe
場所:〒900-0013 沖縄県那覇市牧志2-6-10
地図はこちらからどうぞ
交通手段:ゆいレール線 牧志駅 徒歩5分
営業時間:11:30~15:00 毎週日・月・火
また行きたい度:=☆☆☆=沖縄そばとスパイスカレーが出会う路地裏カフェ
外部リンク:Kakazu Spice Cafeの食べログページへのリンク
備忘録:
(2025/10/09記載)
2025年9月下旬の平日のランチタイムに利用。
この日は日中に国際通りで所用があり、珍しくこのエリアでランチを食べることに。
ただ、国際通りに近いお店はランチと言えども国際通り料金かつクオリティーがイマイチな店が多く、そんな中で色々検索していると国際通りから少しだけ外れた場所で営業しているこちらの店を発見。
事前にランチの値段をチェックしてみるとなかなかリーズナブルなので行ってみることにした。
<お店の場所はどこ?>
お店は国際通りから路地を一本入った場所にあり、国際通り周辺を観光しているときにはアクセスしやすい立地。
県庁前、美栄橋、牧志のいずれの駅からもアクセスは可能だが、一番近いのは牧志駅となる。
牧志駅からのアクセスであれば、駅を降りて国際通りを県庁前駅方面に向かい、一つ目の信号を過ぎた先100メートルほど進んだ右側に入る細い路地を右折する。
住宅街の細い道をそのまま100メートルほど進むと十字路があるが、その右側に店舗がある。
大きな家の一角を間借りしているような感じの造りとなっている。
なお、店舗には専用駐車場は無いが、そのまま細い道をまっすぐ進み少し広めの道路に合流した先右側の駐車場が周辺駐車場より安いコインパーキングとなっている。
こちらが店舗外観。
民家の一角にテラスが作られており、こちらが店舗の入り口となる。
<混雑状況・店内の様子は?>
国際通りからアクセス可能な場所にある店なので、平日ながらあえてお昼の時間をずらして13時前に店舗に到着。
大きな民家の一角を貸し出したようなスペースの店舗はコンパクトながらもカウンター席が10席、4名掛けのテーブル席が1卓、そして4名で利用できる小上がりが1卓のトータルキャパ20名弱の店内には先客が2組のみであった。
その後も特に新規での入店はなく、平日であればランチタイムでも待ちなく入れそうな印象であった。
店内はおしゃれなカフェという感じで、あまり沖縄感はなく、どちらかというと国際通りに近い場所ながら隠れ家的に使えるような印象。
こちらが店内の雰囲気。
こぢんまりとした空間を有効に活用し、テーブル席、カウンター席、小上がり席と様々なタイプの席が上手く配されている。
<オススメのメニューは?>
こちらのお店はカレーのお店ということで、メニューは非常にシンプル。
バターチキンカレーと沖縄そばカレーの2種類に加えて、月替わりのカレーの計3種類のみ。
その他にはトッピングが数種類用意されている程度。
月替わりのカレーを聞いてみるとビリヤニということだったので、沖縄そばカレーとビリヤニを一気に味わえないかとハーフサイズでオーダー可能かを確認したところOKとのこと。
ということで、「沖縄そばカレーハーフ・ビリヤニハーフ(700円)」をオーダーした。
なお、今回は全く聞かれなかったが、辛さは6段階から、ご飯は250グラムまで50グラム単位無料で調整できるよう。
こちらが店先に張り出されているメニュー。
面白い営業スタイルとなっており、日曜と月曜は格安の定食を、それ以外の日はカレーを提供しているとのこと。
スタッフの方にオーダーして待つこと10分程度で着丼。
こちらが「沖縄そばカレーハーフ・ビリヤニハーフ」。
ハーフサイズということで沖縄そばカレーは大きめの茶碗、ビリヤニは1人用のグラタン皿くらいのサイズ感での提供だが、ハーフサイズの割には大き目な印象。
まずは沖縄そばカレーから頂くが、カレーの風味はデフォルトだと少々甘味が強めという印象。
ただ、ほんのりとしたスパイス感やクリーム系の風味が加わることで味わい的にはしっかりと濃厚でこってりとしたもの。
チキンカレーラーメンということでトッピングとしてチキンが入っているが、しっかりとスパイスの味わいが染み込んでいてなかなかのレベル。
ラーメン用にということでトロみがかなりつけられていることもあり、普通のカレーライスを食べてみたいと思わせるような仕上がりであった。
こちらのカレーに合わせる麺は恐らく照喜名製麺のもの。
平打ちで非常に強く縮れた特徴的なビジュアルの麺はトロみのついたカレーに良くマッチする。
普通の沖縄そばの麺を合わせたら恐らく負けてしまいそうな味わいなので、このコンビネーションはバッチリ。
そしてビリヤニだが、こちらは想像していたものとは少々異なるもの。
ビリヤニというとバスマティライスを炊き上げたパラパラなものを想像するのだが、こちらのビリヤニはご飯というよりは穀物をペースト状にしたようなイメージに近い。
味わい的に辛さはほぼ無く、優しいスパイス感を感じる程度。
鶏肉などが入り程よいスパイス感もあり美味しいは美味しいのだが、いわゆるビリヤニとは少し違うところに違和感がある。
<まとめ>
こちらのお店カレーをテーマに定番2種類と月替わり1種類の計3種類かなりメニューを絞って提供していることもあり、メニューを選ぶときにあまり迷わないのが嬉しい。
ただ、印象としては定番2種類がテッパンメニューで月替わりメニューは比較的攻めたものを提供する傾向があるようで、初回訪問時は定番2種類から選んだ方が良さそうであった。
今回は定番メニューから「沖縄そばカレー」を選んだが、こちらはなかなかのレベル。
カレーの風味はデフォルトだと少々甘味が強めでほんのりとしたスパイス感やクリーム系の風味が加わることで味わい的にはしっかりと濃厚でこってりとしたもの。
チキンカレーラーメンということでトッピングとしてチキンが入っているが、しっかりとスパイスの味わいが染み込んでいてなかなかのレベル。
このカレーに合わせる麺は平打ちで非常に強く縮れた特徴的なビジュアルの恐らく照喜名製麺のもの。
普通の沖縄そばの麺を合わせたら恐らく負けてしまいそうな味わいなので、このコンビネーションはバッチリ。
そしてビリヤニだが、こちらは想像していたものとは少々異なる穀物をペースト状にしたようなイメージに近く、味わい的に辛さはほぼ無く、優しいスパイス感を感じる程度。
鶏肉などが入り程よいスパイス感もあり美味しいは美味しいのだが、いわゆるビリヤニとは少し違うところに違和感がある。
次回訪問の機会があれば素直に「濃厚バターチキンカレー」を試してみたいところだが、店主曰く2025年末でお店を閉める予定とのこと。
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Kakazu Spice Cafe (カレー / 牧志駅、安里駅、美栄橋駅)
昼総合点★★★☆☆ 3.3
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