購入場所 |
いちやまマート |
購入日 |
2025年06月01日 |
購入金額(税込み) |
1500円 |
テイスティング日 |
2025年06月011日 |
ワインデータ:
国名 |
日本 |
地域 |
山形県 |
地区 |
かみのやま |
ヴィンテージ |
2020年 |
ブドウ品種 |
カベルネソーヴィニヨン100% |
コメント:
山梨県を訪れた際に久しぶりに山梨県縛りで購入したもののうちの一本。
こちらのワインはブドウが山形県かみのやま地区のものとなり、そのブドウを山梨県にある醸造所で醸したワインなので、厳密には50%山梨県縛りという感じ。
色はしっかり濃厚で輝きのある赤紫色。
粘度はそれなりでグラスの縁に涙が出るという感じ。
香りはグラスのスワリングすると周囲にしっかりとした果実感が広がる。
その果実感はアニスや土のような印象が強めで、なんとなくヤマソーヴィニヨンを彷彿とさせるもの。
加えて甘酸っぱいカシスやレーズンのような香りも感じられ、スワリングするとその果実感はよりジューシーに感じられる。
口に含むと爽やかな酸が口一杯に一気に広がる。
その後、まだ熟しきっていないカシスのような若々しくジューシー果実感と共に程よく角の取れた渋みをしっかりと感じられる。
そして余韻には熟したベリーのような果実感と樽を思わせるバニラのような甘味が口の中にしばらくの間残る。
抜栓から時間の経過とともに徐々に味わいに重みが増すので、抜栓後しばらくしてからの方がよりワインの特徴を楽しめるかも知れない。
いわゆるよく味わうカベルネソーヴィニヨンとは若干傾向が異なる味わいではあるが、程よい甘味とフレッシュな酸やタンニンを感じられるライトで爽やかな国産カベルネソーヴィニヨン。
<アルコール度数13%>
インプレッション:
外観 |
清澄度 |
輝いている |
色の濃淡 |
中庸 |
粘度の高さ |
涙が出来る |
発泡度 |
無し |
気泡大きさ |
無し |
色調 |
ブラックチェリー |
香り |
強さ |
十分 |
果実感 |
黒すぐり、ブラックベリー |
乾燥果実 |
レーズン |
香辛料 |
ナツメグ、クローブ |
味わい |
アタック |
爽やか |
甘辛度 |
辛口 |
酸味 |
若々しい |
タンニン |
適度 |
キムラ的おすすめ度(5点満点)
★1点 ☆0.5点 |
味わい |
★★★☆ |
コスパ |
★★★★ |
総評 |
★★★☆ |

この日は既に夕食を済ませていたこともあり素直にナッツと合わせたが相性は言うまでもない。
カベルネソーヴィニヨンということで程よい渋みも感じられるが意外と果実感もはっきりとした味わいということで、焼き鳥や鉄板焼きとの相性も良さそう。
一方で、ニューワールドのカベルネのような芯のあるパワフルな味わいではないので、バーベキューなどのステーキと合わせると少し負けてしまいそうな感じもする。
ワイン単体でもカベルネソーヴィニヨンにしてはそこまでがっつりと主張してくるタイプではないので、ナッツやドライフルーツなどのつまみと共にゆったりと飲むのもありかも知れない。
<マリアージュ指数:3可もなく不可もなし>
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