購入場所 |
オギノ(こちらから購入可能) |
購入日 |
2020年07月17日 |
購入金額(税込み) |
1980円 |
テイスティング日 |
2020年07月17日 |
ワインデータ:
国名 |
日本 |
地域 |
山梨県 |
地区 |
岩手地区 |
ヴィンテージ |
2017年 |
ブドウ品種 |
ブラッククイーン100% |
コメント:
山梨県滞在時のお決まり、「山梨縛り」で購入したもの。
この日は夕食は肉料理と決めていたので自動的に赤ワインとなったが、まだベーリーAには若干抵抗があり、何かないかなと思い探していたらこちらを見つけた。
ブラッククイーンはあまり飲んだことのない品種だが、ボトルに「すき焼き、酢豚、牛・豚・ラムのバーベキューとの相性が良い」と書いてあったので試してみることに。
とてもしっかりとしたブラックチェリーを思わせるような色合いで、濃厚な100%グレープジュースを思わせる。
粘度は高く、しっかりとした脚がグラスの縁からゆっくりと垂れていく。
香りはそこまで強いタイプではないが、凝縮されたジューシーなブドウの香りをストレートに感じる。
そこに胡椒などのスパイスや、ハーブのニュアンスと、わずかに大地のような香りも感じられ、甘さは香りからはそこまで感じられない。
口に含んだ瞬間に、ライトボディーとわかる軽さを感じる。
アタックとしてはそこまでインパクトはないが、じわりじわりとフレッシュでジューシーなブドウの旨味をダ感じる。
と同時に酸味が次第に姿を現し、中盤からは濃縮された果実感からしっかりとした甘味も酸味に加えて感じる。
一方、余韻ではシラーのようなスパイシー感、樽由来のわずかな甘味を感じさせながら比較的さっぱりと消えていく。
ライトボディーでありながら、甘味・酸味・スパイス感と様々な味わいを感じられるので、かえってこれくらいライトな方が飲み疲れしなくて良さそう。
抜栓後、時間の経過とともにタンニンの渋みも力強さを増し、フルーティーでライトなカベルネソーヴィニヨンのような印象の味わいとなる。
インプレッション:
外観 |
清澄度 |
鮮やか |
色の濃淡 |
濃厚 |
粘度の高さ |
脚が出来る |
発泡度 |
無し |
気泡大きさ |
無し |
色調 |
ブラックチェリー |
香り |
強さ |
ほどほど |
果実感 |
黒すぐり、ブラックベリー |
乾燥果実 |
干しプルーン |
香辛料 |
ミント、胡椒 |
樹木 |
針葉樹 |
味わい |
アタック |
心地よい |
甘辛度 |
辛口 |
酸味 |
適度な |
タンニン |
十分 |
キムラ的おすすめ度(5点満点)
★1点 ☆0.5点 |
味わい |
★★★☆ |
コスパ |
★★★ |
総評 |
★★★☆ |
この日は大分県の豊後牛の切り落としと合わせてみた。
牛肉はかなり脂も多く濃厚な味わいなのでワインが負けないか心配しながらのチャレンジ。
抜栓後、1時間程度もすると酸味が穏やかになりその分渋みが強さを増した。
その味わいが意外と和牛の濃厚な味わいと風味にマッチする。
今回は切り落としであったが、ステーキと合わせてもいい感じでマッチしそうなポテンシャルを感じた。
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