
名前:the salon 伊豆高原 Hotels & Resort
場所:〒413-0232 静岡県伊東市八幡野1253-25
地図はこちらからどうぞ
交通手段:伊豆急行線 伊豆高原駅から車で約10分
また行きたい度:=☆☆☆☆=伊豆高原の静かな別荘地の中に位置するラグジュアリー感ある料理のレベルも高い大人のオーベルジュ
外部リンク:the salon 伊豆高原 Hotels & Resortの公式ページへのリンク
備忘録
(2025/09/26記載)
2025年9月中旬の平日に宿泊した。
久しぶりに旅行&ゴルフというプランで考えていた際に候補として挙がってきたのが夏でも涼しい富士五湖エリアと温泉が気になる伊豆高原エリア。
ゴルフ場含めて色々検討した結果、今回は伊豆高原となったのだがこのエリアはいわゆるラグジュアリーホテルは意外と少なく、あるのは温泉旅館やペンションのみ。
その中でも異彩を放っていたのがこちらの宿。
伊豆高原の静かな別荘地の中にあり、かつては個人所有の場所だったのだが保養施設を経て何度かリブランドしたのちに2024年11月に今の形態としてオープンしたよう。
こちらのホテルは宿泊施設ももちろんしっかりとしているのだが、いわゆるラグジュアリー系ホテルという感じではなく、オーベルジュスタイルに近いような感じの造りとなっており、客室数も10室とかなりこぢんまりとしている。
ただ、一番狭い部屋でも35平米、一番広い部屋だと60平米超と部屋もかなりゆったりとした造りになっており、伊豆高原界隈に多いペンション系のオーベルジュとは全く異なる贅沢感のある客室となっている。
部屋タイプは50~60平米のコンフォートデラックス、建物2F指定の60平米あるコンフォートデラックス、室内に温泉のある35平米のスーペリアオーシャンビュー、半露天風呂のある40平米のデラックスビューバスルーム、同じく半露天風呂のある46平米のコンフォートスイート、そして1室のみの露天温泉がある49平米のラグジュアリースイートと実に多彩な部屋タイプがある。
今回はその中でも贅沢に「ラグジュアリースイート」に宿泊してみることにした。
ホテルに到着すると入口のラウンジでエリアでのチェックインとなる。
今回はこちらのホテルのなかでも1室のみのラグジュアリースイート指定で予約をしており、アサインされたのは2階の213号室であった。
こちらの建物は2棟あり、それぞれが2階建てとなっているのだが、今回の部屋は右側の建物の2Fの部屋となる。
右側の建物は1Fがレストランとなっており、客室は3室のみとプライベート感がある建物となっている。
鍵はカードタイプではなくメカニカルタイプ。
何となくオーベルジュっぽさを感じられる。
今回の客室は建物の2Fとなる。
このオシャレで雰囲気のある吹抜けエリアは以前は玄関として使われていたのかも知れない。
建物の内装はシックな色でまとめられており、ホテルと違って廊下にも多くの窓があるので外光が取り込まれて明るい。
こちらがホテルの見取り図。
今回の部屋はなかなか特徴的な形をしており、部屋の中心部分が客室エリアで左側が露天風呂、右側がトイレや洗面エリアとなっている。
こちらは客室入口からの写真。
まるでマンションの玄関かのような長い廊下がある。
こちらが客室エリアの写真。
客室は露天風呂を入れて49平米のサイズ感ではあるが、形と間取りが少し特徴的なこともあり、140センチ幅のベッドが2台入っても十分広いことは広いのだが、そこまで広いという感じは正直しない。
こちらが窓側からの写真。
大きめのテーブルと1人掛けのソファーが3脚入っているが十分なスペースが確保されている。
こちらが窓からの景色。
この日はあいにくの天気だったが、晴れていれば窓の外には相模湾が見えるとのこと。
涼しい季節であればテラスでゆったりと過ごすのも良さそう。
テレビはミニバーエリアと共に部屋の端に位置しているが、その位置が若干微妙でなのとサイズ感が部屋の広さにしては小さめ(40インチ弱)なのが気にはなるが、ホテルではなくオーベルジュというカテゴリーであることを考えると十分すぎる設備。
なお、ミニバーコーナーにはドリップ式のコーヒーマシンが置かれており、冷蔵庫の中には水と静岡茶のペットボトルが用意されている。
こちらは窓際に置かれているコーヒーテーブルと椅子。
晴れていればこちらでゆったりとコーヒーを飲みながら外の景色を楽しめる。
さて水回りだが、こちらの部屋は屋外の露天風呂が設置されていることもあり、かなり特徴的な配置となっている。
洗面エリアとトイレは客室入口側にあり、洗面台はツインボウルとなっている。
その奥にトイレが配されており、こちらは個室タイプになっているので洗面エリアとの同時利用が可能。
こちらがアメニティー。
歯ブラシや髭剃りなどの最低限のものが備え付けられている。
また、「Omnisens(オムニサンス)」の化粧水など一式がまとめられたポーチも用意されているのが嬉しい。
さて、シャワーと露天風呂だが、こちらは客室を抜けた奥側に配されている。
とても面白い構造をしており、客室の先には脱衣スペースとして利用する場所があり、その先にシャワーブース、そしてその先が露天風呂という作りになっている。
シャワーブースはハンドシャワーだけでなくレインフォールタイプのものも設置されている。
そしてその先のドアを抜けると露天風呂が設置されている。
厳選かけ流しタイプではないが、蛇口をひねると温泉が出るので、適宜温泉水で温度調整が可能。
広さも十分で、大人が2人寝ころんでもまだ余裕がある広さ。
なお、テラス側に行けば露天風呂から海を見ることも可能ではあるが、中庭にあるプールから丸見えとなるので注意が必要。
シャンプーやリンス類はボトルタイプのものが設置されている。
イヴレスの「TAYIV(タイイブ)」のもので、ほんのりとしたハーブ感と共にしっとりとした洗い上がりを楽しめるもの。
クオリティーの高いシャンプーなので、よほどこだわりの無い限りはこちらのシャンプーで十分という印象。
別荘地内の立地、かつオーベルジュという立ち位置の宿なので宿泊に対するクオリティーは若干不安を感じながら現地に到着したが、結論としては大満足であった。
今回宿泊した部屋がこちらの宿に1室しかない露天風呂付のスイートルームということもあるが、そうでなくてもこのエリアの宿の中ではトップクラスと言っても良い雰囲気と造りであった。
建物そのものの造りは歴史を感じられるような雰囲気である一方、客室内は程よくモダンな感じでまとめられており、オーベルジュやペンションとは一味違ったホテルライクな滞在を満喫できる。
一方で料理のクオリティーも非常に高く、金額的にはそれなりではあるが、その価格を出すだけの十分な価値のあるオーベルジュであった。
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