
名前:旬彩 かわ田
場所:〒232-0054 神奈川県横浜市南区大橋町3-65
地図はこちらからどうぞ
交通手段:横浜市営地下鉄線 弘明寺駅 徒歩2分
営業時間:17:00~23:00
また行きたい度:=☆☆☆=温かい人柄の大将と女将が切り盛りする食材にこだわる隠れ家的和食居酒屋
外部リンク:旬彩 かわ田の食べログへのリンク
備忘録:
(2025/05/30記載)
2025年5月上旬の夕方に利用。
こちらのお店は下町の雰囲気たっぷりの弘明寺エリアにある和食居酒屋ではあるが、これまで全くをもってスルーしていたお店。
そんな時にディープな居酒屋が大好きな知人に「弘明寺飲んだくれツアー」と称して声をかけて頂き、1軒目の角打ちで一杯飲んだ後の2軒目として向かった。
<お店の場所はどこ?>
場所は地下鉄弘明寺駅から徒歩2分程度と横浜市営地下鉄でアクセスが可能な場合は非常に良い立地。
2B出口を出ると目の前にアーケード街になっている弘明寺商店街があるので、それをそのまま進む。
途中T字路があるが、そのままアーケード街を進み、一つ目の十字路を右折、30メートルほど進むと左側に店舗がある。
なお、京浜急行の弘明寺駅からもアクセス可能だが、弘明寺商店街を抜けていく必要があるので、アクセスとしては8分程度かかる。
駅から近い立地にあるので基本的には公共交通機関でのアクセスがオススメだが、鎌倉街道から一本裏路地に入ったところにはコインパーキングも多くあるので車でのアクセスも問題なし。
こちらが店舗の建物。
周辺は住宅街なので夜になるとほぼ電気がついていないため、こちらのお店の看板が煌々と輝いている。
が、店舗外観はそこまで飲食店の雰囲気が無いので、お店の看板が目立たない時間だと普通に通り過ぎてしまう。
<混雑状況・店内の様子は?>
この日は平日の20時に事前に予約をして来店。
少し早めの19時半に到着すると、カウンター席7席、小上がり4名が2卓の15名程度のこぢんまりとした店内は満席。
厨房を囲むようにして配されたカウンター席は隣席との距離がそれなりに近く、店内は地元の常連で賑わっている。
いわゆる一見さんたちが来るお店というよりは、地元客でにぎわう地元客のための隠れ家的な居酒屋という雰囲気。
その後ちょこちょこと顔見知り客が来たりするものの、満席ということで帰っていくような、隠れた人気店。
こちらが店内の雰囲気。
隣席や大将・女将さんとの距離感も近く、中に飛び込めれば非常にアットホームな雰囲気を味わえる。
<オススメのメニューは?>
こちらのお店は和食居酒屋ということで、料理は刺身や揚げ物などの魚料理がメイン。
それらの食材は多くが産地まで記載されたこだわりの食材であったり、店内には生きたドジョウも用意されていたりと、かなり本格派。
アルコール類は日本酒をはじめビールや焼酎など一通り揃っている印象。
今回は初めての利用ということで、無難に「刺三点盛(1480円)」、「地鶏塩焼き(680円)」、そして生きたドジョウを使った「どじょうの唐揚げ(900円)」をオーダー。
飲み物は日本酒から「浦霞(800円」と「あさ開(820円)」を2合ずつ、「奥飛田(900円)」を1合オーダー。
こちらがメニュー。
店の外には「本日のおすすめ」として様々なメニューが記載されている。
店内も同様にホワイトボードに記載されている。
店内は満席、かつ大将と女将の2名で全てを切り盛りしているため、「オーダーは少しお待ちくださいね」と言われしばらくしてから飲み物と料理をオーダー。
その後数分でお通しと日本酒が提供された。
この日のお通しは湯葉のウニ乗せ。
しっかりとしたサイズのウニが乗せられ、これだけでも立派な一品になるレベル。
そしてこちらが「刺三点盛」。
サイズとしては小さめで薄めではあるが、いずれも三崎港直送の刺身たち。
右から花鯛、しょっこ、あおりいか。
続いて提供されたのが「地鶏塩焼き」。
一口大にカットされた地鶏は塩焼きということもあってとてもシンプルな味わい。
そのジューシーな鶏肉に柚子胡椒を付けて頂くとお酒が進むつまみになる。
そしてこちらが「どじょうの唐揚げ」。
7~8センチ程度の一口サイズのどじょうに衣を薄く付けてサッと揚げたもの。
ふわっとした身には程よくどじょう特有の臭みがあり、こちらも日本酒が進むおつまみ。
<まとめ>
今回は2名で日本酒を5合、料理を3品オーダーして仕上がりは8000円弱。
料理が3品と少し少なめではあるが、その分日本酒をガッツリ飲んでいることもあるので妥当な金額と言ったところ。
ただ、料理のレベルはなかなかのもの。
お通しでは湯葉とウニという割烹料理店のような小鉢が提供されたり、使っている食材は神奈川・三崎港をはじめ、青森県や宮崎県などそれぞれこだわりを持って仕入れているよう。
また、店内には生きたどじょうも用意されており、そのどじょうを使った唐揚げは身がフワフワで日本酒が進む味わい。
日本酒はそこまで種類は多くないが奥飛田、あさ開などのあまり見かけない地酒を用意したりと、食材だけでなく日本酒に対するこだわりもかなりある。
ただ、店内は喫煙可なので、タバコが苦手な人には少々キツイかも知れない。
大将と会話していると、以前「吉田類の酒場放浪記」の取材オファーがあったものの断ったとのこと。
大将曰く「若かったら飛びついたかも知れないけど、もう歳だしねぇ」とのことだったが、温かい人柄の大将と女将がいるこちらの店はテレビでブレイクして混雑するよりは知る人ぞ知る隠れ家であった欲しい店であった。
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旬彩 かわ田 (レストラン / 弘明寺駅(横浜市営)、弘明寺駅(京急)、蒔田駅)
夜総合点★★★☆☆ 3.5
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