購入場所 |
エノテカオンライン(こちらから購入可能) |
購入日 |
2022年11月25日 |
購入金額(税込み) |
1463円 |
テイスティング日 |
2025年05月25日 |
ワインデータ:
国名 |
チリ |
地域 |
N/A |
地区 |
N/A |
ヴィンテージ |
2019年 |
ブドウ品種 |
パイス100% |
コメント:
こちらの通販サイトを見ているとブラックフライデーの特別価格で定価であれば2090円のところ1463円という大特価で販売されていたので思わずポチったもののうちの1本。
色は輝きのある薄いサーモンピンク。
いわゆるロゼと言われて想像するような色合いよりはかなりサーモンピンクの印象は弱め。
粘度はそれなりという感じで、グラスの縁に涙が出る程度。
泡はやや大きめのものがしっかりと湧き出ており、グラスに注いだ後も勢いはあまり衰えない。
香りはほどほど、よく熟した桃やかりんなどの甘味を中心に、パイナップルなどのニュアンスも見え隠れする。
酸のニュアンスは弱く、香りは全般的に甘味主体という印象。
一方のアタックはボリューム感のある泡と共にキレのあるフレッシュな酸が口の中に飛び込んでくる。
その泡は豊かで見た目以上にきめ細かく、味わいにドライな印象を与える。
泡の印象もあってか、中盤はレモンやライム、グレープフルーツのようなしっかりとした酸のある柑橘類の味わいとなり、その後ろにほんのりと熟した桃やフルーツグミのような甘味のニュアンスが見え隠れする。
余韻も泡と共に味わいはサッと消え、かなりキレが良い。
ロゼというとほんのり甘味の印象があるが、こちらは豊かできめ細やかな泡がシャープな印象を演出するドライな味わいのロゼスパークリングという印象であった。
<アルコール度数12%>
インプレッション:
外観 |
清澄度 |
輝いている |
色の濃淡 |
淡い |
粘度の高さ |
涙が出来る |
発泡度 |
十分 |
気泡大きさ |
ほどほど |
色調 |
サーモンピンク |
香り |
強さ |
控えめ |
果実感 |
かりん、あんず、パイナップル |
乾燥果実 |
フルーツグミ |
化学臭 |
ミネラル感 |
味わい |
アタック |
爽やか |
甘辛度 |
辛口 |
酸味 |
若々しい |
タンニン |
少ない |
キムラ的おすすめ度(5点満点)
★1点 ☆0.5点 |
味わい |
★★★☆ |
コスパ |
★★★☆ |
総評 |
★★★☆ |

この日はホームパーティー用に作ったローストポークが余ったので合わせるワインを検討。
醤油とニンニクを使った和風の焼き豚的な味わいで仕上げたローストポークということで赤も白もなんとなく合わせにくい印象。
そんな時は「困ったときの泡頼み」ということで泡と合わせることにしたのだが、甘めの味わいということもあってロゼ泡をセレクト。
が、味わいは予想外にドライ傾向が強く若干不安になりながら合わせてみたのだが、そこは泡。
特にこちらの泡は泡がかなり豊かできめ細やかということもあって、甘めの醤油ベースの煮汁と良い意味でお互いの強い部分を打ち消しあう。
結果的にローストポークは味わいのガッツリ感が収まり、泡はそのシャープな酸が少し柔らかくなるような感じであった。
ロゼとは言えほぼブリュットと同じような味わいの泡なので、辛みの効いた中華料理やスパイスがたっぷりと効いたインド料理など合わせてもスムーズにマッチしてしまう気がする。
<マリアージュ指数:3可もなく不可もなし>
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