
購入場所 | |
購入日 | 2025年03月23日 |
購入金額(税込み) | 1481円 |
テイスティング日 | 2025年03月23日 |
日本酒データ:
地域 | 広島県 |
タイプ | 純米 |
使用米種 | - |
好み度(MAX五つ星) | ★★☆ |
コメント:
この日は夕食が全く決まらず、結局毎度の野付産のホタテを解凍。
併せて和食のお惣菜も買ったこともあり、当然合わせるお酒は日本酒になったので、急遽近所のマニアックな酒屋へ。
そちらで見つけたのがこのお酒。
個人的に好きな銘柄であることと、毎度の大好物である「無濾過原酒」ということで購入してみた。
色はもはや樽がガッツリと効いた白ワインと言っても見分けがつかないほどしっかりと色付いている。
実はグラスに注ぐまで古酒とは知らず、「H29BY」と書かれていたことに違和感を覚えつつも瓶詰日が2024年10月となっていたので何の疑いもなく購入。
実際には6年感寝かされた古酒であった。
粘度は程よくあり、グラスの縁に脚が出る。
香りは古酒らしい独特のもの。
当然ながら新酒のような果実感はフレッシュ感はなく、代わりに紹興酒に近い古酒独特の香りがしっかりと感じられる。
口当たりは香りから感じられたものと同じく、麹由来の特徴的な紹興酒のような味わいが最初に強く感じられる。
しっかりと味わうとその奥には6年の期間を経て丸く角の取れたクリアな日本酒の味わいも感じ取れる。
余韻はかなり長く、特徴的な味わいしばらくの間しっかりと主張を続ける。
特徴的なグリーンの色合いと紹興酒を思わせる口当たりを楽しめる6年熟成の角の取れた古酒。
<アルコール度数16%、精米歩合70%>
この日は野付産のホタテやお惣菜として購入した唐揚げやつくねと合わせてみた。
ホタテの刺身との相性は悪くはないのだが、何となく古酒の風味が勝っているという印象。
唐揚げはいわゆる普通の味わいでニンニクは控えめ。
もともとそれなりに主張する料理ではあるが、こちらの日本酒の主張がかなり強く若干押され気味。
そして、つくねはネギとクワイを練りこんだ面白い味わいもの。
クワイが味わいにアクセントを加えていることもあり、特徴的な味わいの古酒とのバランスは悪くはない。
個性的な味わいの古酒は、刺身・天ぷらといったいわゆる日本酒と合わせるテッパン料理との相性はそこまでよくなさそうだが、逆にタレをたっぷりつけてカリカリに仕上げた名古屋式のうなぎのような濃厚な料理との相性は悪くなさそう。
<マリアージュ指数:2いまいちの相性>
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