
購入場所 | (こちらから購入可能) |
購入日 | 2020年12月19日 |
購入金額(税込み) | 2860円 |
テイスティング日 | 2020年12月28日 |
日本酒データ:
地域 | 和歌山県 |
タイプ | 純米 |
使用米種 | 山田錦、出羽燦々 |
好み度(MAX五つ星) | ★★★ |
コメント:
時々購入している通販サイトから「季節のオススメ日本酒一升瓶セット」という内容の案内を頂き、通常であれば一升瓶を買うことはめったにないのだが年末年始の酒シーズンも控えているので思わずポチってしまったもののうちの1本。
色はほんのり黄金色のニュアンスが感じられる。
粘度はそこまで高くなく、グラスをゆっくりと伝わり落ちていく。
香りは米の旨味や甘味を抑え、酸味やアルコール感が強めに感じられ、シャープでシンプルな印象。
余計なものがそぎ落とされ、キレのよい超辛を想像させるような香り。
口に含むと一瞬米の甘味を感じ、「辛口と言ってもやっぱりこんなものか」と思うのだが、その後はだんだんと酸味が強く感じられ、のどを過ぎる辺りで刀のようなシャープなキレを感じる。
余韻にもそのキレのある印象は続き、文字通りの「超辛」。
ラベルを見てみるとアルコール度数が19度と、日本酒にしてはかなり高め。
このアルコール度数の高さがキレの良さにつながっているのかもしれない。
日本酒感がっつり、キレもすこぶるシャープな、まさに「超辛」の表現がぴったりの日本酒であった。
この日はシンプルなおつまみたちを合わせた。
残り物の肉じゃがとほうれん草のお浸しというなかなかツウなコンビネーション。
ほうれん草はその味わいが濃厚に感じられ、醤油と鰹節が程よいアクセントになっている。
辛口ながら米の旨味もしっかりと感じられる味わいは醤油の甘味にもマッチする。
出汁の効いた肉じゃがも端麗辛口な味わいにバランス良くマッチする。
アルコール度数は高いが、その分味わいはシャープで力強いので、比較的様々な料理とマッチする食中酒として楽しめそうな印象。
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