蒼空 こうじましましおり酒 純米吟醸



購入場所 酒蔵
購入日 2024年09月14日
購入金額(税込み) 2350円
テイスティング日 2025年01月23日

日本酒データ:

地域 京都府
タイプ 純米吟醸
使用米種 雄山錦
好み度(MAX五つ星) ★★★☆

コメント:
京都・伏見にあるこちらの酒蔵に行った際に購入したもの。
こちらの酒蔵の日本酒は自社のネットショップでの販売はあるもののそもそもあまり一般流通しているのを見かけないもの。
その中でも酒蔵でしか購入できないものを探していたところ、こちらの日本酒があったので購入してみることにした。
こうしましましの名前の通り、瓶の底にたまる麹が4センチ程度と、通常のうすにごりタイプとは全く比にならないほどのボリューム感。
当然色もかなり白濁しており甘酒のような濁り具合となっているが、発泡感はない。
香りは程よく果実感のある甘味を感じさせるものの、麹の量が半端ないこともあり、発酵した米の独特の風味も感じられる。
ほのかにアルコール感も加わり、全体的にしっかりと厚みのあるような印象。
味わいもかなり特徴的。
アタックは麹の味わいそのものという印象。
米の旨味と麹の独特の風味がとにかく主張し、麹を溶いた日本酒を飲んでいるというくらい麹感が半端ない。
そして中盤からようやく日本酒らしいクリアで米の旨味を感じるジューシーな味わいが口の中に広がる。
余韻もほどほどにあり、アタックで感じられた麹のダイレクトな味わいが再び口の中で主張する。
ジューシーな旨味の上に覆いかぶさる麹の味わいが独特な蔵元限定季節限定の特徴的な味わいの純米吟醸酒。
<アルコール度数17%、精米歩合60%>


この日は毎度の野付産のホタテとシンプルに合わせてみた。
毎度の野付産ではあるが、今回は殻付の生ホタテを取り寄せてみた。
冷凍ものでもかなりのクオリティーなのだが、流石に剥きたてのホタテの味わいは段違い。
貝柱の食感とホタテからあふれ出る甘味と旨味がとにかく半端ない。
その濃厚な味わいの活きホタテだが、こうじましましの日本酒もそのしっかりとした味わいが思いのほかマッチする。
日本酒単体で頂くとそれなりにパンチのある味わいだが、逆にしっかりと主張する食材と合わせると馴染むような気がする。
<マリアージュ指数:3可もなく不可もなし>

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