賀茂泉 蔵元限定 生酒



購入場所 蔵元
購入日 2024年06月30日
購入金額(税込み) -
テイスティング日 2024年10月13日

日本酒データ:

地域 広島県
タイプ -
使用米種 -
好み度(MAX五つ星) ★★★★

コメント:
広島県の西城エリアにある酒蔵を巡った際、見学の特典として無料で頂いたお土産の日本酒。
市販はされていないもののよう。
よって、使用されている米の精米歩合や米の品種は不明。
ラベルに「醸造アルコール」という文言があったので純米系ではないことは確か。
色はほぼクリアだが、わずかにグリーンのニュアンスを感じるかどうかといったところ。
粘度はしっかりとあり、グラスの縁に脚が多く出る。
香りは吟醸香を思わせるようなほんのりと米の甘味を感じつつ、程よくシャープなアルコール感も感じられる。
一方で穀類のニュアンスは控えめで、ガッツリ日本酒という感じではない。
口当たりは甘味が強めで米のジューシーな旨味が口一杯に広がっていく。
中盤からは程よい酸とシャープなアルコール感が加わり、味わい全体に厚みが増す。
そしてキレもかなりシャープでアルコールの風味が口の中をサッと洗い流していく。
米のジューシーな旨味を感じつつもシャープなキレも同時に楽しめる蔵元限定の生原酒。
<アルコール度数19%、精米歩合不明>


この日は毎度の北海道・野付産のホタテと今が旬のサンマの塩焼きを合わせてみた。
野付産のホタテは文句なしのクオリティー。
サイズ感含め、食感や旨味・甘味は一度食べてしまうと他のホタテが食べられなくなるほど。
北海道産のサンマはしっかりと脂がのっており特徴的な内臓の苦みもばっちり。
しっかりとした味わいの日本酒はそのサンマの独特の風味にも負けず、逆にサンマの味わいが日本酒の甘味をしっかりと引き立てる。
キリっとした味わいの日本酒を予想して合わせてみたが、その予想通りホタテやサンマとしっかりとマッチ。
市販されていない蔵元限定の日本酒ではあるが、日本酒のみで楽しむよりは食事と合わせた方が良さそう感じの味わい。
<マリアージュ指数:4美味しくマッチ>

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