つるや食堂 (2024/08)


名前つるや食堂

場所:〒403-0012 山梨県富士吉田市旭2-12-9
地図はこちらからどうぞ

交通手段:富士急行線 月江寺駅 徒歩10分

営業時間:11:00~13:45(火~金)、11:00~14:30(土・日) 毎週月曜日

また行きたい度:=☆☆☆=いわし節を使った優しい味わいのダシに程よいコシのうどんを絡めてスープパスタ的な冷やしうどんを楽しめる吉田のうどん専門店

外部リンクつるや食堂の食べログページへのリンク

備忘録

(2024/11/20記載)
2024年8月下旬の平日の昼食として利用。
最近は富士吉田エリアでの有名な地元グルメの「吉田のうどん」を定期的に訪問。
コシの強いうどんに優しい味わいの出汁とトッピングの茹でキャベツがトレードマークのうどんで、こちらの店で「吉田のうどんマップ」に掲載されている45店舗のうちの26店舗目の訪問となった。
こちらのお店は知人が訪問して美味しかったと言っていたので早いタイミングで行こうとは思っていたものの、エリア的に河口湖に近い場所にあるためなかなか行けずにいたお店の一つ。
ようやくまとまった時間ができたので行ってみることにした。

<お店の場所はどこ?>
場所は公共交通機関であれば最寄駅は富士急行線の月江寺駅となる。
駅からはそれなりに距離があるので公共交通機関というよりは車で向かった方がよいお店。
車で向かう場合はナビがあれば迷うことなく店舗前までたどり着ける。
なお、駐車場は幹線道路から少し入った店舗の横に専用のスペースが10台程度設けられている。


こちらが店舗外観。
パッと見た感じは外観は普通の一軒家。
店先に「つるや食堂」の看板があったり、外壁にメニューの写真が貼られていたりするので、ここが吉田のうどんの店だということがわかる。


店先には主だったとメニューが大きな写真とともに掲載されている。
英語表記もされていることから、外国人観光客も来ているのかもしれない。


店のすこし先には看板が立てられたスペースがあり、ここが店舗専用の駐車場となっている。

<混雑状況・店内の様子は?>
この日は平日の11時45分頃に店舗に到着。
平日であっても今の時期は観光客が多かったり、12時を過ぎると地元で働いている人たちが普通に食事に来ることもあって、それを見越して少し早めに店舗へ向かった。
店内は外観の民家感あふれる造りとは異なり、しっかりと店舗向けの造りとなっている。
靴を脱がすに店内に入るスタイルで、4名席のテーブルが4卓、カウンターが4席、そして6名で使える座卓が2卓ある小上がりがあり、トータルキャパは40名程度。
我々が入店した時点では3割くらいの客入りであったが、12時すぎると地元サラリーマンや観光客がパラパラと入店、7割くらいの席が埋まった。
店内は真夏にもかかわらずエアコンは稼働していないが、窓という窓をすべて開け放っていることもあって爽やかな風が抜けるので不快な暑さではない。


こちらが店内の雰囲気。
一般的な吉田のうどんの店と違い、店内は靴のまま入店可能。


シンプルな雰囲気の店内はまさに「食堂」という感じ。

<オススメのメニューは?>
こちらのお店は吉田のうどんのお店専門店ということで、メニューはほぼ吉田のうどんのみ。
ただ種類はかなり豊富。
通常の温かいうどん、つけタイプ、そして冷やしと3種類を提供しているが、それぞれトッピング系がかなり充実しており、トータル30種類くらいのメニューとなっている。
全てのメニューに写真が付いているため、ビジュアルでイメージしてからオーダーが可能なのはうれしいところ。
また、珍しいところだと「鍋焼きうどん」もあり、冬にアツアツの状態で食べてみたい。
こちらのお店はうどんがつけダレに浸かった状態の「冷やし」の種類が多くトータル7種類もある(通常は1~3種類程度)。
折角なのでトッピングが全部乗っているという「冷やし全部入りうどん(700円)」をオーダーしてみた。
なお、オーダーはスタッフの方に直接口頭でオーダーする方式となっており、セルフで下膳した際に支払いを行うスタイル。


こちらがメニュー。
写真付きで乗っているので、提供されたときにイメージと違ったとなることはまずない。


通常の温かいうどん、つけ、冷やしともに10種類程度のメニューがあり、自分好みのうどんを見つけられる。


メニューの他にはこちらの店の紹介やこだわりなどが書かれたPOPも置いてある。

オーダーして待つこと10分超で着丼。


こちらが「冷やし全部入りうどん」。
冷やし系は基本的には丼ではなく器にうどんが盛られその下に濃い目のタレがかかっていることが多いのだが、こちらの店もそのタイプ。
今回は全部入りをオーダーしたのでうどんの上には定番の茹でたキャベツの他に、肉・天ぷら・玉子・カイワレ大根が盛られており、見た目のボリューム感はなかなかのもの。

こちらの店の冷やしは他店舗と比較するとだし汁が比較的多めに入っており、それもあってかデフォルトでレンゲも提供される。
そのだし汁は醤油感は控えめ、カツオ以外の魚介系のダシの風味もしっかりと感じられ、そこまで濃くはない。
店舗備え付けの説明文にはいわし節を主に使っているということで、これが他の店舗のダシの味わいの印象と異なるポイントかもしれない。
全体的に柔らかく優しい味わいなので、うどんだけでなくだし汁も合わせて頂くスープパスタ的なスタイル。

今回は全部入りでオーダーしたので色々な具が乗っていたが、肉は馬肉を使ったもの。
すき焼きみたいな味わいに仕上がっており、結構濃いめの味付け。
佃煮的な感じでご飯に合わせたくなる。

そして天ぷらだが、にんじんと玉ねぎを使った野菜かき揚げ。
他店舗同様に平たく仕上げられた作り置きタイプのものであるが、衣はカリッカリの状態。
だし汁をしっかりと吸わせて頂くとなかなか美味しい。


合わせるうどんは断面が正方形で太さも普通のうどんと同じか少しだけ太めのストレートタイプ。
ビジュアル的には普通のうどんと大差はないが、箸でつまんでみると吉田のうどんらしいゴワゴワ感を若干感じられ、色は真っ白ではなく少し茶系が混ざったタイプ。
コシは吉田のうどんとしては一般的ではあるが、普通のうどんと比較するとしっかりとあり、食感はツルツルとしている。
塩味もそれなりにあるが、どちらかというと控えめ。
強すぎる個性はないので、初めて吉田のうどんを食べる人でも安心して食べられる味。


そして味変の用のすりだねだが、色は結構黒め。
セミウェットタイプで辛さは比較的控えめ。
一方でゴマ油感はしっかりとあり、優しい味わいのダシにしっかりと変化を加えてくれるもの。

<まとめ>
こちらの「冷やし全部入りうどん」は他店舗と比較するとだし汁が比較的多めに入っており、それもあってかデフォルトでレンゲも提供される新しいパターン。
そのだし汁は醤油感は控えめ、カツオ以外にもいわし節を使っているとのことで魚介のダシの風味はしっかりと感じられるもののそこまで濃くはない。
柔らかく優しい味わいなので、うどんだけでなくだし汁も合わせて飲めてしまうほど。
合わせるうどんは断面が正方形で太さも普通のうどんと同じか少しだけ太めのストレートタイプでビジュアル的には普通のうどんと大差はない。
ただ、吉田のうどんの特徴であるコシはほどほどにあり、食感はツルツルとしている。
塩味もそれなりにあるが、どちらかというと控えめ。
トッピングの肉は馬肉を使ったものですき焼きみたいな味わいで比較的濃い目の味付けとなっており佃煮的な感じでご飯に合わせたくなる。
また、天ぷらはにんじんと玉ねぎを使った野菜かき揚げで、作り置きタイプではあるがカリカリに仕上げられている。
吉田のうどんとしてはつけダレの味わいやうどんのコシに強すぎる個性はないので、初めて吉田のうどんを食べる人でも安心して食べられる味であった。

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つるや食堂うどん / 月江寺駅

昼総合点★★★☆☆ 3.3

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