雨後の月 雄町13 生原酒 純米大吟醸



購入場所 キッショーセレクト(こちらから購入可能
購入日 2021年03月14日
購入金額(税込み) 2090円
テイスティング日 2021年03月14日

日本酒データ:

地域 広島県
タイプ 純米大吟醸
使用米種 赤盤雄町100%
好み度(MAX五つ星) ★★★★

コメント:

定期的に立ち寄っている酒屋に行った際、見たことのない銀のラベルの「雨後の月」を発見。
よく読んでみると、広島県の酒蔵である相原酒造(雨後の月)と賀茂金秀(金光酒造)がコラボしたもののよう。
それぞれ赤磐雄町、酵母を同じものを使用し純米大吟醸でお酒を造ったとのこと。
色はほぼクリア。
粘度はあまりなく、グラスの縁をスッと落ちていく。
香りは生原酒ということでそれなりのボリューム感を想像していたが思ったよりも控えめで落ち着いている。
果実感・ジューシーという表現よりもじんわりと米の風味を感じられ、その中に落ち着いた吟醸香を感じられる少し大人のイメージの香り。
味わいはとてもチャーミング。
口に含むと厚みのあるジューシーな甘味が広がる。
中盤からはしっかりとしたフレッシュな酸味も広がり、全体的な口当たりも軽やか。
アルコール度数が13度ということもあってかフレッシュな果実感とシャープな酸味がしっかりと感じられ、とても口当たりの良い味わいに仕上がっている。


この日は盛沢山の刺身たちと合わせた。
また、写真には写っていないがメバルの煮付けも一緒に頂いた。
刺身はあっさりとした鯛から脂たっぷりの大トロまで、赤身・白身なんでもありのラインナップだが、それぞれの味に負けず、逆に勝ちすぎずバランスよくマッチ。
メバルの煮付けは醤油の風味と共に甘目に少し濃いめに仕上げたがその味わいとも危なげなくマッチ。
雄町ながら厚みのある味わいとは少し違いつつも芯のある味わいはしっかり感じられるので、食中酒として幅広い料理と相性が良さそう。

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