名前:藤岡酒造
場所:〒612-8051 京都府京都市伏見区今町672-1
地図はこちらからどうぞ
交通手段:京阪線 伏見桃山駅 徒歩7分
営業時間:11:30~18:00 毎週水曜日
また行きたい度:=☆☆☆☆=京都府・伏見エリアにある日本酒「蒼空」ブランドの直売店とバーを併設する酒蔵
外部リンク:藤岡酒造の公式HPへのリンク
備忘録:
(2024/11/02記載)
2024年9月中旬の休日に訪問。
元々は立ち寄るプランは全くなかったのだが、たまたま前の日の夕食時に飲んだ日本酒が印象的で調べてみるとこちらの酒蔵の日本酒だった事が判明。
酒蔵の情報を見てみると、京都駅から公共交通機関でアクセス可能、かつ酒蔵に併設されたショップでは「試飲コーナー」ではなく「バー」があるとの事で、スケジュールを変更して行ってみることにした。
こちらが酒蔵の建物外観。
なかなか味のある外観からはこちらが酒蔵だとは想像がつかない。
が、少し入ってみると「藤岡酒造」の看板と共に、右側には引き戸があり、そこから店内へと入ることが出来る。
こちらが直営ショップの写真。
和をイメージさせる店内に蒼空がオシャレにディスプレイされる。
その時点で取り扱いのある全ての蒼空を購入することが可能。
この中にはネット等では販売しておらず、こちらでしか購入できないものもある。
通常、酒蔵併設のショップや試飲コーナーは、あくまで「お酒を味見する」程度の建付けとなっている事が多く、立ち飲みスタイルやハイチェアでの提供、かつお酒のみでアテは提供しないというケースがほとんどだが、こちらの酒蔵は完全に「日本酒バー」スタイルのスペースをショップ内に設けている。
ショップの横にある小上がり的な場所と掘りごたつ式のカウンター席があり、ここで蒼空の有料試飲と共に軽いつまみも楽しむ事が可能。
こちらがメニュー。
蒼空全銘柄と厳選されたつまみがあり、飲兵衛ならいくらでもここで過ごす事が出来そう。
こちらは写真左側が「純米生酒おりがらみ 美山錦」、右側が「純米吟醸 こうじましまし 雄山錦(試験醸造酒)」。
蒼空の美山錦はこちらの酒蔵定番のお酒で好きな味なのだが、それが生酒おりがらみとなることで一層フルーティ感と甘味が増した味わいとなる。
雄山錦は毎年酒蔵の杜氏が文字通り試験的に作るお酒の今年版ということで、使う麹の量を増やしたものとのこと。
味わいに厚みと深みがあり、麹増し風味を楽しめる。
そしてこちらは「お漬物盛り合わせ」。
きゅうり、かぼちゃ、山芋の3種盛りとなっており、ボリューム感もそれなりにある。
こちらは追加でオーダーした「クリームチーズの酒盗のせ」。
さいの目状にカットされたクリームチーズの上にカツオの塩辛が乗せられており、おつまみとしても秀逸だが、日本酒と合わせてもクリームチーズのお陰なのか不思議とカツオの塩辛の生臭さは感じられない。
酒造の有料・無料問わず試飲コーナーというと、シンプルに日本酒を提供してまさに「試飲」という感じのケースがほとんどだが、こちらはつまみも楽しめるので飲兵衛であれば普通にいくらでも時間を過ごすことが出来そう。
多くの酒蔵が公共交通機関でのアクセスが難しいエリアにある中、こちらは京都駅から電車を使ってトータル30分程度で来られる立地にあるということで、お酒を買うだけでなく飲む事も出来る酒蔵であった。
また、試飲スペースはもはや「日本酒バー」という趣で、つまみ含めて提供しているのは蒼空ファンのみならず、日本酒好きにはたまらないスペース。
比較的レア度の高い日本酒ということもあり、京都を訪れた際には時間を見つけて立ち寄りたい酒蔵であった。
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