名前:うなぎの小太郎
場所:〒437-0022 静岡県袋井市方丈2-4-41
地図はこちらからどうぞ
交通手段:JR東海道線 袋井駅 徒歩13分
営業時間:11:00~13:30、17:00~19:30 毎週水曜日
また行きたい度:=☆☆☆=ふんわりで肉厚な関東風ウナギに濃厚なタレがコラボした味わいもコスパも良い隠れ家的なうなぎ専門店
外部リンク:うなぎの小太郎の食べログページへのリンク
備忘録:
(2024/11/22記載)
2024年9月上旬の休日の昼食に訪問した。
こちらのお店は数年前に地元の人に一度連れて行ってもらいとても美味しかった記憶がある店。
それ以降、場所的なこともありなかなか行く機会に恵まれなかったのだが、山梨エリアに行ったついでに勢いで向かってみることにした。
<お店の場所はどこ?>
店舗は公共交通機関であればJR東海道本線の袋井駅から徒歩でもアクセス可能。
今回は車で向かったが、ナビで目的地設定をすれば、地図上では正しい場所を示してくれる。
が、周辺は道が入り組んでいることもあって、店舗近くになった際にはゆっくり走らないと違った小道に入ってしまうので要注意。
なお、今回は東名高速道路の袋井インターから向かったが、店舗近くになると電信柱に「小太郎」という文字と矢印が表示されているので、それを目印にすれば店舗までたどり着く。
こちらが店舗外観。
住宅街の中にひっそりと隠れ家的に建っているので看板を見ないと見逃してしまう。
<混雑状況・店内の様子は?>
こちらのお店はかなり混雑するという事なので、開店時間の11時より少し前に到着して開店を待つようなイメージで向かった。
結果、店舗には10時50分に到着したのだが、既に営業中の看板が。
どうやらこちらの店は営業時間前に開店することもあるようで、10分ではあるが早く着いたのは大正解。
店舗前には5台分、道路挟んだ反対側に2台分の駐車場があるのだが、この時点で既に3台のスペースが埋まっていた。
店内はカウンター5席、4名で利用できる座卓が4卓ある小上がりスペースがあり、トータルキャパは20名程度。
こぢんまりとした造りではあるが比較的新しい感じの落ち着いた和食のお店という雰囲気。
なお、我々が入店した時は先客3組のみであったが、開店時間の11時を少し回った時間ですぐに満席になり、その後は常に1~2組が待っているという状況。
最大で4組程度待っていたが、提供までの時間が早い事と、メニューが絞られていることもあってか、ウナギの店としては回転は速い印象。
なお、人数が揃わないと入店させてもらえないので要注意。
こちらがカウンター席。
焼き場は店舗の客席から見えない場所にあるため、カウンター席に座ったとしても調理の様子は見えない。
こちらが小上がりの席。
そこまで広いという感じではなく、4名で利用したら少しキツキツかという感じではある。
<オススメのメニューは?>
こちらのお店はうなぎの店ということで、メニューはウナギのみ。
うな重と蒲焼と白焼きの3種類のみでそれぞれサイズによって金額が異なる。
以前は骨せんべいや焼肝などもあったのだが、今回はメニューから消されていた。
一番の押しはお店の名前が入った「小太郎」ではあるが、今回はちょっと冒険して一番豪勢な「うな重 二段 松(6300円)」をオーダーしてみた。
小太郎、松、竹、梅の違いは純粋にウナギのサイズとのこと。
小太郎が一番大きく、続いて松、竹、梅のサイズ感との事だが、今回オーダーしたものは二番目に大きいサイズのウナギが丸々2匹という贅沢なもの。
予定では骨せんべいと焼肝もオーダーしたかったのだが、メニューから消えていたので残念ながらオーダー出来ず。
また、持ち帰りもできるようで、持ち帰り用のメニューも用意されていた。
金額的には店内での飲食よりも100円割引されているという感じであった。
待つこと10分少々で料理が提供された。
こちらが「うな重 二段 松」。
重箱のサイズ感としては標準的なものではあるが、今回は二段をオーダーしたので当然ながら二段での提供。
それもあり立体感はなかなかある。
重箱を開けた状態がこちら。
ご飯とウナギの入った重箱と、ウナギのみの重箱のいずれも一人で食べられるというのは、ウナギ好きにはたまらない光景。
また、このエリアはメロンが特産品ということもあって、付け合わせのフルーツがメロンになっているのもチャーミング。
そのウナギだが、こちらは4種類のうち上から2番目のサイズ感のもの。
大きい!と驚くサイズ感ではないが、全く不満のない大きさで、重箱のご飯がしっかりと隠れるほどの大きさのもの。
程よく焦げ目のついた状態に焼き上げられており表面の皮の香ばしさもそれなりにあるが、やはりベースはフワフワ系。
箸でウナギを切ろうとすると脂が滴る程ジューシーかつ柔らかく、味わいも見た目の通り非常にふんわりとしたもの。
ただ、程よく焦がされた皮のカリカリ感もしっかりと感じられ、「外はカリッと中はフワフワ」という食感。
脂もしっかりと乗っており小骨の処理もとても丁寧。
そのウナギには甘味がしっかりと効いたコクのある濃厚でトロみのあるタレが絡んでおり、タレの量も十分。
タレは多め派なのだが、それでも追いダレは不要と思えるほどウナギがタレをしっかりとまとっている。
今回は欲張って二段をオーダーしたが、想像はしていたものの普通のペースでウナギとご飯を食べていくと間違いなくご飯が余る。
ほんの僅かに固めに炊きあげられたご飯はウナギと合わせずともしっかりとタレを纏っているので、むしろウナギご飯という感じでご飯をメインにウナギをつまむという食べ方でもいいほど。
二段を一人で楽しむならば、ご飯は大盛りでオーダーするのがオススメ。
<まとめ>
数年ぶりの来店ということで、当時の記憶が大げさに頭の中に残っていないか不安ではあったが、やはりこちらのウナギはコスパ抜群。
今回オーダーした「うな重 二段 松」は6600円とそれなりのお値段ではあるものの標準的なウナギよりももう少し大き目のウナギが丸々2匹入ったもの。
その時点でお得感はあるのだが、味わいのレベルもかなり高い。
程よく焦げ目のついた状態に焼き上げられたウナギは表面の皮の香ばしさもそれなりにあるが、やはりベースはフワフワの食感を楽しめる関東系。
箸でウナギを切ろうとすると脂が滴る程ジューシーかつ柔らかい。
ただ、程よく焦がされた皮のカリカリ感もしっかりと感じられ、「外は程よくカリッと中はフワフワ」という食感。
脂もしっかりと乗っており小骨の処理もとても丁寧。
そのウナギには甘味がしっかりと効いたコクのある濃厚でトロみのあるタレが絡んでおり、タレの量も十分。
タレは多め派なのだが、それでも追いダレは不要と思えるほどウナギがタレをしっかりとまとっている。
今回欲張ってオーダーした「うな重 二段 松」はとにかくウナギをガッツリと食べたい人向けで、ウナギのサイズやボリューム感、コスパをトータル的に考えると看板メニューの「小太郎」が一番良いかも知れない。
地元客の非常に多くとても人気のある店なので、週末は開店時間前から待つような感じでの来店がオススメ。
「うなぎの小太郎」に関連する投稿はこちらからまとめてご覧になれます
Leave a Reply