名前：有明
場所：〒412-0041 静岡県御殿場市茱萸沢14-14
地図はこちらからどうぞ
交通手段：JR御殿場線 御殿場駅 徒歩25分
営業時間：11:30～13:45、17:00～20:45 毎週火曜日
また行きたい度：＝☆☆☆＝極厚とんかつを寸胴鍋で揚げるコスパ抜群ボリューム感たっぷりのとんかつ屋さん
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備忘録：
（2022/10/01記載）
2022年8月下旬の平日の夕食に利用。
この日はこちらの周辺エリアにおり以前から気になってブックマークしていたこちらのお店に行ってみることにした。
御殿場エリアにはチェーン店を含めてトンカツを提供する店が比較的多いのだが、こちらのお店はかなり昔から続いているお店らしく、また、トンカツを寸胴鍋で揚げるという面白いスタイルが気になっていた。
＜お店の場所はどこ？＞
お店はJR御殿場駅から気合で徒歩でアクセスすることもできなくはないが、やはり車での来店がオススメ。
御殿場インターから向かう場合は御殿場バイパスを山中湖方面に向かい、国道246号で左折折して静岡方面へ向かう。
500メートルほど走ると左手に家系ラーメンの店「町田商店御殿場店」が見えるのでその向かいとなるが、246号は中央分離帯があるため少し先でUターンをする必要がある。
裾野バイパスを東京方面に向かって走ると、左側にアコムの看板が見えるのでそこを目印に左折する。
お店の名前等の目立つ看板は一切なく、ナビの案内も微妙なので初めて訪れる場合はほぼ間違いなく迷うので「町田商店御殿場店」と「アコムの看板」を目印に向かうのがオススメ。
こちらが店舗外観の写真。
トンカツの暖簾が出ているのでトンカツの店と分かるが、周辺含めてかなり寂しい雰囲気なので初めての利用の場合は若干戸惑うかも知れない。
こちらの店舗は隣接する飲食店系のお店の並びにあり、駐車場は写真の通り共有となっている。
30台近くは停められそうな広さなので、駐車場が混雑していて停められないということはまずない。
＜混雑状況・店内の様子は？＞
この日は平日の18時前に到着。
4人掛けの小上がりが2つ、L字型のカウンター席が8席程度と、トータル15席程度の店内は昔ながらの定食屋さんという感じで趣がある雰囲気。
時間帯もあってか先客はゼロで店主が肉の仕込みをしているところであった。
その後1組の来店があったが、食事を終えて帰るまでは新たな来店は無かった。
車での移動であることを考えると、夜よりもランチ時の方が混雑するのかも知れない。
こちらが店内の雰囲気。
厨房を囲むようにL字型のカウンター席があり、4名掛けの小上がりもあるので1人でも家族連れでも色々なシチュエーションで利用できそうなイメージ。
＜オススメのメニューは？＞
今回はトンカツと決めていたので「とんかつ定食（1100円）」の一択。
ただ、メニューを見てみるとひれかつやチキンカツ、牡蠣フライ、エビフライ、あじフライなどの揚げ物の定食、かつ丼、えび丼などの丼ものなどの料理があり、他にはおつまみ系の料理もある。
いずれも700円～1200円程度と比較的リーズナブルな金額で提供している。
なお、この日はエビフライ定食が既に完売していたとのこと。
お店の前にはメニューの看板があるが、トンカツやフライの定食を中心として丼ものも含めたいわゆる和食定食メニューを幅広く提供しているイメージ。
こちらのメニューにはそば・うどんなども記載されているが、店内のメニューにはないので恐らく今は提供していないものと思われる。
テーブルにはトンカツソースとゴマダレが置かれているので、好みに応じて適宜利用できる。
注文してから数分で、まず最初に定食のセットの小鉢が提供された。
小鉢と言っても立派なおつまみサイズで、獅子唐の煮びたしときゅうりと大根の漬物の2品であった。
特に獅子唐の煮びたしはご飯のお供にはもってこいのおふくろの味であった。
その後、厨房奥にある寸胴鍋で揚げたトンカツが待つこと15分弱で提供された。
こちらが「とんかつ定食」。
先に提供された小鉢と具沢山の味噌汁、大盛りご飯と共にトンカツが提供された。
かなり肉厚でずっしりとしたサイズ感。
200グラム弱はあろうかと思う程の巨大サイズ。
厚めの衣をまとったとんかつの厚みにまず驚く。
3センチ程度はあろうかというとんかつは流石に火がしっかりと通されており、ロースながら思ったよりは淡泊な味わい。
ただ、肉質は柔らかく、あまり意識せずとも衣と一緒にサクッと食べられる。
その衣だが、自家製のパン粉をしっかりとまとっており、揚げ立てはサクサクなのだが、逆に粉感が比較的粗めなこともあってか、比較的早いタイミングで少ししんなりとしてしまう。
トンカツそのものは比較的淡泊なのでソースをしっかりとかけて頂いたが、このソースがスパイスと甘味が同居した癖になる味わい。
ピリッとした味わいが食欲を刺激しつつも、果物由来のほんのりとした甘さがそのスパイスの刺激を和らげてくれる。
そして味噌汁だがこちらが本当に具沢山。
定食の味噌汁というと、味噌汁にいいところワカメが少し入っている程度のものが多いが、こちらの味噌汁には豆腐、油揚げ、なめこ、ワカメ、麩、それにそうめんまでが入ったボリューム満点のもの。
＜まとめ＞
今回は初めての訪問ということもありまずは「とんかつ定食」を頂いたが、噂通りの半端ないボリューム感であった。
寸胴で揚げる厚さ3センチ程度のトンカツは中までしっかりと火の通った比較的淡泊な味わいながら、スパイスと甘味が同居したソースと合わせると丁度バランスが良い。
ただ、衣が厚めで比較的早い段階でサクサク感がなくなってしまうので、衣の風味や食感重視だと少し物足りないかも知れない。
また、付け合わせで提供される小鉢や味噌汁の存在感が半端なく、とんかつそのものでも十分ボリューム感がある上に、サイドメニューがこれだけ充実して1100円という金額はかなりのコスパ。
ガッツリしっかりお腹を満たしたい時にはオススメのトンカツ屋さんであった。
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