名前:はうす
場所:〒403-0004 山梨県富士吉田市下吉田5-35-20
地図はこちらからどうぞ
交通手段:富士急行線 富士山駅 徒歩17分
営業時間:11:00~14:00、19:00~00:00(月~金)、11:00~15:00、19:00~00:00(月~金) 不定休
また行きたい度:=☆☆☆=富士山を望める客間で山椒が効いたすりだねともちもち感のあるうどんを楽しめる吉田のうどん専門店
外部リンク:はうすの食べログページへのリンク
備忘録:
(2024/12/01記載)
2024年9月上旬の休日の昼食として利用。
最近は富士吉田エリアでの有名な地元グルメの「吉田のうどん」を定期的に訪問。
コシの強いうどんに優しい味わいの出汁とトッピングの茹でキャベツがトレードマークのうどんで、こちらの店で「吉田のうどんマップ」に掲載されている45店舗のうちの28店舗目の訪問となった。
この日は第一候補として土日しか営業していない店に行ってみたものの臨時休業中でそもそも営業そのものをしているのかもよくわからない状態…。
急遽近くのお店を探してみたところ、車で5分程度のところにこちらの店があったので目的地を変更して向かった。
<お店の場所はどこ?>
場所は公共交通機関であれば最寄駅は富士急行線の富士山駅となる。
駅から徒歩で向かえない距離ではないが、今回は車で山中湖方面から向かった。
店舗は幹線道路沿いにありナビで目的地設定すれば迷うことなく店舗場所まではたどり着けるが、お店が完全に普通の住宅となっており、目印は道路沿いにあるのぼりだけなので、知らないと見逃すこと間違いない。
なお、駐車場は敷地内に10台分程度あるのだが、店舗裏側の駐車スペースは枠が敷地に向かって斜めに切られているので、駐車する際は要注意。
こちらが店舗外観。
建物そのものは完全に住宅。
入口前には立派な門とそこに暖簾がかかっているのでこちらがお店だとわかる。
<混雑状況・店内の様子は?>
今回は休日の12時の到着となってしまったので混雑を気にしたが、先客は2組のみ。
店内はお店というよりは完全に人の家という感じ。
玄関で靴を脱いで上がると、16畳ほどの大きな広間となっており、そこに4名用の座卓が6卓配されているがかなりゆったりとした空間。
畳含めて建物自体がまだ新しく、非常にきれいな居間でゆったりとうどんを楽しめる。
また、店の外の軒先には4名で使えるテーブル席が2つあり、トータルキャパは30名程度になっている。
完全に誰か知人の家に来たような感じでお店感はゼロの吉田のうどんの典型的お店。
こちらが店内の雰囲気。
まだ新しさを感じられるほどきれいな居間に、座卓がゆったりと配されている。
軒下にはテーブル席があり、そこからは庭と富士山を見ることができる。
窓からは正面に富士山を望むことができる。
この日は雲はなかったものの空が少しかすんでいたので完璧な状態ではなかったが、こういう景色を食事をしながら楽しめるのは実は貴重かもしれない。
<オススメのメニューは?>
こちらのお店は吉田のうどんのお店専門店ということで、メニューは吉田のうどんがメイン。
そのほかにサイドメニューのご飯系としていなり寿司やライスがあり、面白いところだとカレーライスやピラフなども提供している。
なお、うどんは温かいものに加えてつけダレにつけて食べる「つけ」や冷たいうどんの上からタレをかけた「冷やし」の3種類が用意されている。
吉田のうどんはそのコシを楽しみたいので、今回は「冷やしうどん(600円)」をオーダーした。
なお、オーダーはスタッフの方に直接する方式で、メニューは店内の壁に書かれている。
こちらがメニュー。
店内の壁に書かれている。
メニューは比較的絞られているが、サイドメニューのカレーライスやピラフが気になる。
オーダーして待つこと10分程度で着丼。
こちらが「冷やしうどん」。
お皿の上に氷が乗せられており、冷たさを演出している。
オーダーしたものは何もトッピングを追加していないデフォルト状態なのだが、ワカメと刻みネギ、そして定番の茹でキャベツの代わりにニンジンが乗せられ、さらには肉までとほぼフルトッピング状態。
そして提供時に「エビの揚げ玉」とすりだねを加えるかどうかを確認される。
冷やしをオーダーしたのでタレはうどんが盛られた器にあらかじめ入っているが、味わいは比較的甘め。
魚介のカエシはまあまあ効いているが優しい味わいで醤油感も抑えめ。
がっつり濃い口のタレではなく、程よい味わい。
トッピングで乗せられている肉は馬肉を使用。
甘めの味付けがしっかりとされており、細かめなのと程よい脂身のある部分を使っているで時雨煮のようながっつりとした固さではなく程よい食感に仕上がっている。
合わせるうどんは平打ちタイプの見た目はいたって普通のうどんという感じ。
ただ、食感は特徴的で比較的ゴワゴワとしている。
吉田のうどんの特徴である強烈なコシというよりは、うどん粉の味わいをしっかりと感じられるもちもち系の食感で、コシを期待しているとちょっとイメージは異なるかもしれない。
塩味は感じられるものの控えめ。
そして味変の用のすりだねだが、こちらの店ではすりだねの入った小さな器を用意しているのではなく、提供時にスタッフの方がその場でお皿に乗せてくれる方式。
「山椒すりだね」と書かれている通り、山椒の豊かな風味と痺れを非常に強く感じられる。
一方で辛みは他の店のすりだねと比較するとかなり抑えられており、むしろゴマみそのような甘味すら感じられる。
色々なすりだねを味わってきたが、こちらのすりだねはかなり特徴的でこだわりを感じられる。
<まとめ>
外見は完全に普通の住宅、かつ店内も富士山を望めるキレイで広い客間となっており、ロケーション的には申し分なし。
提供されるうどんは平打ちタイプの見た目はいたって普通のうどんという感じだが、食感は特徴的で塩味は控えめの比較的ゴワゴワとしてしたタイプ。
吉田のうどんの特徴である強烈なコシというよりは、うどん粉の味わいをしっかりと感じられるもちもち系の食感で、コシを期待しているとちょっとイメージは異なるかもしれない。
今回は冷やしをオーダーしたのでタレはうどんが盛られた器にあらかじめ入っているが、そのタレは魚介のカエシはまあまあ効いているが優しい味わいで醤油感も抑えめで比較的甘め。
がっつり濃い口のタレではなく程よい味わいで、吉田のうどんにしては優しい味わいのうどんとの相性もよい。
そして味変用のすりだねだが、これとても特徴的。
「山椒すりだね」と書かれている通り、山椒の豊かな風味と痺れを非常に強く感じられる一方で辛みは他の店のすりだねと比較するとかなり抑えられておりゴマみそのような甘味すら感じられる。
色々なすりだねを味わってきたが、こちらのすりだねはかなり特徴的でこだわりを感じられる。
うどんそのものはコシ勝負ではないが、席から富士山を望める雰囲気の良さや特徴的な山椒のすりだねは他のお店にはない。
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