(2025/01/11記載)
日本航空国際線での移動時はプレミアムエコノミーで予約をして「入札アップグレード」で色々な金額を入れて相場観をチェックするのが恒例行事になってきたのだが、前回は2列横並びかつ最低入札額での入札という条件でアップグレードを達成。
その時の詳細は以下ポストに記載しているが、どうやらエコノミーからのアップグレードもしくはプレミアムエコノミーで横並びの2席のリクエストが入ったため、最低入札額ではあるものの実費を払ってアップグレードをリクエストしていた我々を優先させてアップグレードをしたような感じであった。(無料のインボラでアップグレードするよりは日本航空側にとってマシ)
それに味をしめ、「横並び席であれば最低入札額でアップグレードされるものか」と思い、プレミアムエコノミー最前列で3名横並び席を確保していたので最低入札額での入札を実施して検証してみた。
結果としては残念ながらアップグレードならずではあったが、空き状況を見ている限りでは最低入札額に若干プラスしておけば通ったのでは、と若干後悔の残るチャレンジであった。
・フライトはHND→BKK
・ブッキングクラスはプレミアムエコノミー(W)
・3名横並びでプレミアムエコノミー最前列3席確保
・入札額は最低額
・入札時点でビジネスクラス最前列の3名席(773スカイスート)が航空会社によりブロックされていた
フライト前のビジネスクラスの空き状況については以下の通り。
往路(HND→BKK)
時刻 | 航空会社ブロック席数 | 座席指定可能席数 | 新規予約可能席数 |
4日前 | 5席 | 5席 | 0席(新規販売無し) |
48時間前 | 8席 | 4席 | 2席 |
36時間前 | 3席 | 5席 | 1席 |
こちらのフライトは4日前の時点で一旦ビジネスクラスの新規の販売をやめるも、座席指定上は横並びの席含めて比較的余裕があった印象。
また、ビジネスクラス最前列の3席横並びを含めてブロック席も多く、これまでの入札アップグレードの実績やマイルアップグレード時の流れを見る限り、
1. 36時間よりも前の時点で空席状況に応じてマイルアップグレードのアップグレードを随時実施
2. 36時間前で上級会員のアップグレード入札の結果が確定
(アップグレード確定の場合のみこのタイミングでメールが来る)
3. 36~24時間前までの間にマイルアップグレードキャンセル待ち・その他アップグレード・調整を実施
4. 24時間前の段階でほぼ最終確定
という流れになっており、36時間前に入札が確定するのは上級会員かつ、日本航空側がアップグレードを許容する条件(入札額等)を満たした場合のみ。
それを考慮すると、今回は最低額での入札、かつ3名横並びの席をプレミアムエコノミーで確保済であることを考えると条件的には前回と同様の3の段階でおこぼれが落ちてくるかどうかという状況。
これらのことを気にしながら空き状況を随時チェックしていたが、48時間前の時点ではビジネス最前列の3名横並び席は引き続きブロック済。
期待を込めて36時間前のアップグレード確定メールを待つも連絡は無し。
その代わりこの時点でビジネス最前列の3名はブロックからアサインにステータスが変更となった。
そして24時間前に残念メールの受信という流れとなった。
プレミアムエコノミーは36時間前の時点で空席が3席あったことを考えると、エコノミーからプレミアムエコノミーへのアップグレードリクエストが無かったか、もしくはプレミアムエコノミー→ビジネスへのスライドをしなくても足りる状況であったと推察。
そして、ビジネス最前列の3名横並び席が36時間前に埋まったという事は恐らく別の上級会員の入札額に負けたのではないかと思われる。
今回は48時間前の時点でビジネスクラス最前列の3名席がブロックされており、36時間前にアサインされた事を考えると、最低入札額ではなく少しプラスした金額で入札をすれば間違いなくアップグレードが確定したケースだと思われる。
アップグレード先のクラスに空きがある状態で入札額を上げれば当然アップグレードの確率は上がるのだが、出来る限り安い金額でアップグレードをと考えると、
・アップグレード先クラスの空き状況
・入札額
・自席の価値(位置、複数名の場合は並び席かどうか、等)
・ブッキングクラス
を踏まえて適宜調整をしていく必要があると改めて実感した。
以下は今回のアップグレード入札の流れ。
毎度の如く、フライト1週間前にアップグレード入札を促すメールを受信したものの、今回はこちらの「〆切間近!」のメールが来たタイミングで入札。
入札最低額と最高額は行先や空き状況によって異なるようだが、今回はデフォルト値が5.9万円、最低入札額4.5万円、最高入札額25.4万円であった。
通常は最低額と最高額の幅がここまで広くないのだが、なぜだか今回はかなり金額幅が広い。
往路・復路共に同じ画面から入札が可能だが、今回の復路は夜便かつ往路よりもフライト時間が1時間少々短いのでプレミアムエコノミーでも十分に休めると判断し、万が一の最低額アップグレードを避けるため入札はパス。
今回は往路のみを最低額で入札。
とは言え、3名分だと12万円とそれなりの金額になる。
最低額で入札が通れば最安値のビジネスクラス価格よりも安い金額でビジネスクラスを楽しめるが、FOPについては予約クラスのものが適用されるので、国内線の当日アップグレードのようにFOP数の変更は無い。
情報を入力し完了をクリックすると入札受付完了の画面が表示されて作業は終了。
そして24時間前に残念でしたメールを受信し、今回のアップグレード入札は終了。
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