中の茶屋 (2023/08)


名前中の茶屋

場所: 〒403-0005 山梨県富士吉田市上吉田5601-1
地図はこちらからどうぞ

交通手段:富士五湖道路 富士吉田忍野スマートインターから車で約10分

営業時間:11:00~14:00 毎週月〜金 ※夏季は休み無しでの営業

また行きたい度:=☆☆☆=塩分強めな濃厚出汁ベースのつけダレと自家製ツルツル系うどんを合わせた少し変わり種の吉田のうどん

外部リンク中の茶屋の食べログページへのリンク

備忘録

(2023/11/10記載)
2023年7月下旬の昼食に利用。
最近は富士吉田エリアでの有名な地元グルメの「吉田のうどん」を定期的に訪問。
コシの強いうどんに優しい味わいの出汁とトッピングの茹でキャベツがトレードマークのうどんで、こちらの店で「吉田のうどんマップ」に掲載されている45店舗のうちの11店舗の訪問となった。
今回は平日の訪問となったので営業日や営業時間に縛りのある店に行ってみようと思っていたところ、7月と8月以外は営業日が週末のみで冬季は休業するというこちらの店の存在を思い出し行ってみることにした。

<お店の場所はどこ?>
場所はナビで住所設定をすれば問題なくたどり着ける場所ではあるが、富士吉田市の市街地から富士山側に外れた森の中にある。
こちらのお店は公共交通機関での来店はほぼ無理なので、基本的には車での来店となる。
なお、駐車場は店舗近くに駐車スペースとして5台分あるが駐車枠等はなく少々停めにくい。
店舗に向かう途中左側に「中の茶屋駐車場」という30台程度停められる公共の無料駐車場もあるのでそちらを利用して徒歩で店舗に向かった方が良いかも知れない。
なお、店舗までは歩いて2分程度の距離となっている。


店舗に向かって車を走らせると「中の茶屋」と書かれた看板が目に飛び込んでくる。
店舗は写真奥の方に進んだ場所にある。
なお、駐車場は写真右奥に向かうと駐車枠の無いいわゆる駐車スペース的な場所があるが、写真の少し手前左側には30台程度停められる公共の無料駐車場もある。


こちらが店舗周辺。
目の前は砂利道ながら車が通れる道路になっている。


こちらが店舗入口。
何となく山小屋感のある造りになっている。


店舗前にはメニューの看板があるのでこちらでメニューを見ることも可能。

<混雑状況・店内の様子は?>
この日は平日の11時半頃に到着したこともあり、店内は先客2組のみ。
入口入ると目の前は吹き抜けになったエリアとなっており、4名掛けのテーブル席が3席配されている。
この日は平日で全く混雑していないないこともあってこちらのスペースのみ営業していたが、店内別の場所に4名掛けのテーブル席が5つ程度ありそう感じでトータルキャパは40席程度という印象。
我々が入店後、後続客は1名のみと、さすがに場所柄観光客がジャンジャン来るという感じではない。
ただ、有料の貸しシャワーやタオルもあり、近くはハイキングコースも完備されているので、ハイキングや登山、サイクリングなどの季節にはそれなりに混雑するのかも知れない。


こちらが店内の雰囲気。
今回は入口入ったこちらのスペースのみ開放されていた。
塗り壁や木の柱・張など、和を感じられる雰囲気の店内。

<オススメのメニューは?>
吉田のうどんの店ということで、メニューは吉田のうどんのみであるが、7月中旬~8月のみざるそばも提供している。
メニューはかけ・つけ・冷やしの3種類のみで、それぞれトッピングに馬肉の時雨煮が追加されたものがある。
また、サイズは並か大盛りを選択することが可能でとてもシンプルなラインナップ。
今回は冷たいものが食べたかったので「肉冷やしうどん・並(550円)」をセレクト。
オーダーはテーブルに備え付けの紙に記入してスタッフの方に渡すスタイルとなっている。
なお、「冷やし」はつけダレの入った皿にうどんが盛られたもので、「つけ」はつけダレとうどんが別盛りでの提供となるのは他の店舗と同様。


こちらがメニュー。
かけ・つけ・冷やしの3種類と馬肉時雨のトッピングの有無、並盛か大盛りかのセレクトのみととてもシンプルでわかりやすいラインアップ。


なお、カフェ的なメニューもあるので、ハイキングなどの休憩場所としても使えそう。


オーダーはテーブルに備え付けの紙に記入してスタッフの方に渡すスタイルとなっている。

オーダーをしてから待つこと15分程度で料理が提供された。
ただ、不思議な事に後続客が同じメニューをオーダーした際には5分程度で提供されたので、もしかすると同行者がオーダーした「ざるそば」が提供までに時間を要していたのかも知れない。


こちらが「肉冷やしうどん」。
冷やしということで、冷たいつけダレがうどんと共に器に入った状態での提供となる。
いわゆる冷たいうどんを別盛りのつけダレに絡めて食べたい場合には「つけ」を注文する必要がある。
今回は肉トッピングの入っているものをオーダーしたこともあり、どんぶりの中には定番のゆでキャベツに加えてわかめと馬肉の時雨にが乗った賑やかなビジュアル。

まずつけダレを少し頂いてみるが、吉田のうどんにしては珍しいカツオ系の出汁の風味を際立たせたもの。
つけと違ってデフォルトで器に入っていることと、つけダレの量そのものも多いわけではないということもあってか、味わいは若干塩分濃いめで旨みをしっかりと感じられるもの。
醤油・味噌のつけダレがベースの吉田のうどんからすると若干外れている感はあるが、個人的には好きな味であった。

また、トッピングの馬肉の時雨煮は他の店舗と比較するとボリューム感がかなりのもの。
こちらは少し甘味を強めに効かせた醤油ベースの煮汁でしっかりと味付けされており、食感も柔らかい。


そしてうどんだが、自家製麺とのことだが見た目はいたって普通。
表面がツルツルして輝きがあり、やや平打ちストレートの均一の太さのもの。
吉田のうどんで特徴的な塩味もそこまで強くなく、太さやコシという視点からも一般的なうどんより少しコシがあるという程度で太さは一般的なものと大差なし。


こちらが同行者がオーダーした「ざるそば」。
そばは特徴的な平打ちタイプのもの。
色も藪そばに近いような濃い色合いとなっているが、不思議とツルツルとした喉ごしを楽しめる。

<まとめ>
醤油・味噌ベースのつけダレと驚くほどのコシがトレードマークの吉田のうどんと比較すると、塩分強めの濃厚出汁ベースのつけダレと程よいコシの自家製ツルツル系うどんを合わせた少し変わり種の吉田のうどんであった。
今回は「肉冷やしうどん」をオーダーしたがゆでキャベツを含めたトッピングはたっぷりと載せられており、ボリューム感もかなりある。
馬肉時雨煮は少し甘味を強めに効かせた醤油ベースの煮汁でしっかりと味付けされており、食感も柔らかい。
夏でも涼しい森の中を抜けてお店に向かうロケーション的にもドライブがてら行くことのできるお店だが、7〜8月以外は営業時間を事前にチェックするのが無難。

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中の茶屋うどん / 河口湖)

昼総合点★★★☆☆ 3.3

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