名前:美也川
場所:〒403-0016 山梨県富士吉田市松山5-9-12
地図はこちらからどうぞ
交通手段:富士急行線 富士急ハイランド駅 徒歩8分
営業時間:11:00~14:00 土・日・月
また行きたい度:=☆☆☆=サイドメニューのコロッケが侮れないの通好みの程よいコシのうどんを楽しめる吉田のうどん専門店
外部リンク:美也川の食べログページへのリンク
備忘録:
(2024/11/17記載)
2024年8月下旬の平日の昼食として利用。
最近は富士吉田エリアでの有名な地元グルメの「吉田のうどん」を定期的に訪問。
コシの強いうどんに優しい味わいの出汁とトッピングの茹でキャベツがトレードマークのうどんで、こちらの店で「吉田のうどんマップ」に掲載されている45店舗のうちの25店舗目の訪問となった。
昼食をとれる時間が遅くなってしまい、富士吉田エリアに到着したのが13時過ぎ。
多くの店が13時半もしくは14時までの営業となっており、予定していた店はタッチの差で営業終了。
急遽近くで未訪問の店を探したところこちらがあったので向かってみた。
<お店の場所はどこ?>
場所は公共交通機関であれば最寄駅は富士急行線の富士急ハイランド駅と富士山駅の中間地点となる。
お店は幹線道路(国道137号線)から少し裏に入った場所にあるが、目印として「信玄餅」で有名な「桔梗屋」の店舗があるのでそこを目指すのが良い。
車の場合はナビでも迷うことはないのだが、店舗に向かう脇道がかなり狭いので曲がるところを見逃さないよう注意が必要。
富士山駅側から来た場合は、桔梗屋の敷地のすぐ先に脇道を入ることになる。
こちらが店舗外観。
お店は完全一軒家をアレンジしたもので、店舗名が書いていないければ間違いなく見逃す。
なお、建物のすぐ裏には富士急の線路となっており味がある。
<混雑状況・店内の様子は?>
この日は平日の13時半前に到着。
暖簾は出ているものの一応確認するとOKとのことなので車を停めて店舗に向かう。
こちらの店舗は完全に自宅と店舗が一体化している造りで、入口を入ると靴を脱いで店内に上がる方式。
店内は完全に民家の居間という感じになっており、そこに4名掛けの座卓が9卓、計40名弱のキャパとなっている。
我々が到着したのはほぼラストオーダーに近い時間帯だったが、そのタイミングでも店内は8割程度の席が埋まっており、その後も暖簾が仕舞われるまでの間に何組かが入店してきた。
店舗の外では店主のお子さんと思われる子供が遊んでいたり、時々下膳を手伝ったりと、まるで知り合いの家でうどんを頂いているかのような不思議な感覚になるよう雰囲気の店。
こちらが店内の雰囲気。
座卓や座布団、テレビなど、とにかく民家の客間感が半端ない。
<オススメのメニューは?>
こちらのお店は吉田のうどんのお店専門店ということで、メニューはほぼ吉田のうどんのみ。
温かいタイプの他につけや冷やしもあり、一般的な吉田のうどんの店と同じラインナップ。
しかしながら、うどんにタレがかけられた状態で提供される冷やしの種類が他の店舗と比較して多かったり、トッピングにコロッケやメンチ、サイドメニューにカレーライスがあるのが何とも面白い。
今回も毎度のことながらうどんのコシをしっかりと楽しみたかったので冷やしメニューから「冷やしたぬき(450円)」をセレクト、メニュー表には記載されていないが、トッピングで肉を追加できるか確認。
結果、100円増しでトッピング可能とのことだったので追加してみた。
また、ほかの店ではあまり見ないトッピングである「コロッケ(100円)」も試しにオーダーしてみた。
なお、こちらのお店は注文票はなく、テーブルに備え付けてある白紙のメモに注文内容を書いてスタッフの方がいるカウンターまで持っていく方式となっている。
テーブルには白紙のメモのみが置かれており、店舗入ってすぐに張られているメニューから選んで記入してスタッフの方に渡す方式となっている。
オーダーして待つこと5分程度で着丼。
こちらが「冷やしたぬきうどん 肉トッピング」。
冷やし系は基本的には丼ではなく器にうどんが盛られその下に濃い目のタレがかかっていることが多いのだが、こちらの店もそのタイプ。
うどんの上には大根おろしとトッピングで追加した肉、そして揚げ玉がのせられている。
なお、写真では見えないが、キャベツは肉の下に盛られている。
ダシはカツオの風味がしっかりと効いたもの。
醤油感もそれなりにはあるが、ダシの風味がメインの味わいとなっており、それもあってかダシの味わいははっきりとした輪郭はあるものの柔らかめで優しい印象。
トッピングで追加した肉は馬肉を使用。
他の店舗のものと比較すると肉1枚1枚のサイズはかなり細かく、食感もしっかりとあるもの。
味付けも控えめで、馬肉の風味をしっかりと感じられる。
合わせるうどんは吉田のうどんにしては細めでストレートタイプ、普通のうどんに近いビジュアル。
ただ太さは不揃いで手打ち感のあるうどんは吉田のうどんの中でもまあまあのコシ、塩分もそれなりにあるという印象。
どちらかというとコシと表現するよりもゴワゴワのワシワシ系という感じの食感で細めのうどんの割にはしっかりとインパクトはある。
そしてこちらがサイドメニューでオーダーした「コロッケ」。
コロッケを提供している吉田のうどん専門店はこちらのお店以外では見たことはないが、これが意外と侮れない。
カリッと揚げらた衣の中にはふわふわに仕上げられたマッシュポテトが入っており、揚げたてということもあってなかなかの味わい。
うどんとコロッケというと何となく相性には「?」が付くが、相性云々ではなくコロッケとして普通に美味しく頂ける。
そして味変の用のすりだねだが、ウエットタイプのものが用意されていた。
ごま油感はそこまで強くなく程よいのだが、辛さはなかなかのもの。
しばらくの間はその辛みが口の中に残るので、使う際は量を調整しながらの方が無難。
<まとめ>
これまで食べてきた吉田のうどん専門店の中には古民家風や「田舎のじいちゃんばあちゃんの家」的なお店もあったが、こちらは「リアル人の家」という感じの雰囲気のお店であった。
自宅の一角を素のままうどん屋として利用しているという雰囲気の店内で頂く吉田のうどんは何となく家庭の味という印象。
今回オーダーした「冷やしたぬきうどん」は冷たいうどんのうえに冷たいダシ汁がかけられての提供だが、そのダシはカツオの風味をメインに醤油が脇役的にその味わいを引き立てるもの。
それもあってかダシの味わいははっきりとした輪郭はあるものの柔らかめで優しい印象。
合わせるうどんは吉田のうどんにしては細めのストレートタイプで見た目は普通のうどんに近い。
ただ太さは不揃いで手打ち感はしっかりとあり、コシは吉田のうどんの中でもまあまあ、塩分もそれなりにあるという印象。
どちらかというとコシと表現するよりもゴワゴワのワシワシ系という感じの食感で細めのうどんの割にはしっかりとインパクトはある。
トッピングで追加した肉は馬肉を使用しており、他の店舗のものと比較すると肉1枚1枚のサイズはかなり細かく、食感もしっかりとしている時雨煮タイプ。。
味付けも控えめで、馬肉の風味をしっかりと感じられる。
日々お昼は吉田のうどんを食べていて、うどんは捨てがたいがサイドメニューは刺激が欲しいと思うときに利用したい店であった。
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