名前:門々利うどん
場所:〒403-0004 山梨県富士吉田市下吉田9-4-1
地図はこちらからどうぞ
交通手段:富士急行線 葭池温泉前駅 徒歩10分
営業時間:10:30~14:00 日曜日
また行きたい度:=☆☆☆=地元民で賑わう程よいコシと塩味のうどんを醤油系ダシで楽しめる外さない味わいの吉田のうどん専門店
外部リンク:門々利うどんの食べログページへのリンク
備忘録:
(2024/11/15記載)
2024年8月下旬の平日の昼食として利用。
最近は富士吉田エリアでの有名な地元グルメの「吉田のうどん」を定期的に訪問。
コシの強いうどんに優しい味わいの出汁とトッピングの茹でキャベツがトレードマークのうどんで、こちらの店で「吉田のうどんマップ」に掲載されている45店舗のうちの24店舗目の訪問となった。
この日は春の季節には富士山と桜と五重塔がまとめて楽しめる「ザ・ジャパン」的な神社近くにあるお店に車で行こうとするものの、店舗に向かう途中の道が「車両通行困難」と書かれており、車で向かうのを躊躇。
たまたま近くにこちらの店があったので、目的地を変更して向かった。
<お店の場所はどこ?>
場所は公共交通機関であれば最寄駅は富士急行線の葭池温泉前駅となる。
そこから徒歩で10分程度でアクセスは可能だが、入り組んだ路地を進むたま迷わないように注意が必要。
今回は車で向かったが、ナビを設定すれば迷うことはない。
店舗近くには山梨のローカルスーパーである「オギノ」があるので、それを目印にすれば問題なく店舗までたどり着く。
なお、店舗専用の駐車場は店舗前の10台分程度のスペースとなるので駐車の際には間違わないように注意が必要。
こちらが店舗外観。
外観はプレハブっぽい一軒家に見えるが入口に「うどん」と書かれた暖簾が出ているので、こちらが店舗であることがわかる。
<混雑状況・店内の様子は?>
この日は平日の12時少し前に到着。
扉を開けると玄関のようなつくりになっておりそこで靴を脱ぐスタイル。
店内は広々とした座敷となっており、4名掛けの座卓が計8卓、キャパにして30名少々と広さにしては少なめでゆったりとしている。
ちょうど先客が出た直後ということでテーブルの片づけをする間少し待っての入店となった。
その後も出入りはかなりあり、12時半頃まではほぼ満席ではあるもの、待ち客が発生するような状態ではなかった。
また、ほかの吉田のうどんの店と異なり昼食をサッと済ませたい近所の会社員や地元企業の営業マンなどが多く、観光客は少なめという印象。
それもあり、12時から13時の昼休み時間は避けた方が待つ可能性は低そう。
こちらが店内の雰囲気。
L字型の座敷の窓側と壁側に4名掛けの座卓が配されたゆったりとしたスペースになっている。
ただ、プレハブ造りということもあって、民家感はそこまでない。
<オススメのメニューは?>
こちらのお店は吉田のうどんのお店専門店ということで、メニューはまぜご飯がサイドメニューとしてある以外はすべてがうどん。
そのうどんは、いわゆるダシ汁に浸かった温かいタイプとつけダレが別になった「つけ」、そして冷たいうどんに冷たいダシをかけた「冷やし」の3タイプとなっている。
なお、「つけ」はうどんについては温かいものと冷たいものを選べるが、つけダレは温かいもののみとのこと。
今回も毎度のごとく吉田のうどんのコシを楽しみたかったので冷やしメニューをセレクトしたが、冷やしは「冷やしたぬきうどん(500円)」のみ。
ただ、肉は食べたかったのでトッピングメニューにはないものの追加可能か確認するとOKとのことだったので、差額の100円を追加してオーダーした。
なお、オーダーは定番のオーダー票に記入してスタッフの方に渡しに行く方式。
オーダー時は各テーブル備え付けのオーダー票に記入してスタッフの方に渡す方式。
オーダーして待つこと10分弱で着丼。
こちらが「冷やしうどん 肉トッピング」。
冷やし系は基本的には丼ではなく器にうどんが盛られその下に濃い目のタレがかかっていることが多いのだが、こちらの店もそのタイプ。
うどんの上にはざく切りの茹でキャベツと細かい揚げ玉、大根おろしと追加でお願いした肉が乗せられている。
ダシは醤油が強めに感じられ、そこにカエシの味わいが程よく加わるタイプ。
それなりに濃く、みりんなどの甘味も感じられ、イメージとしては蕎麦のつけダレのような味わい。
良い意味でクセがなく万人受けする味わい。
トッピングで追加した肉は豚肉を使用。
生姜の効いた味わいで、しっかりとした固めの食感は時雨煮のよう。
こちらもクセがない万人受けするタイプの味わい。
合わせるうどんはうどんは比較的細めで平打ちタイプのものだが、手打ちということもあって全体的な太さは不均一。
程よいコシを楽しめ、これまで食べてきた吉田のうどんの中では固すぎず柔らかすぎずの丁度中間という感じ。
ただし、吉田のうどんの中では中間のコシというだけで、普通のうどんと比べたら食べ応えはかなりのもの。
塩分もぼちあり吉田のうどんらしさをしっかりと感じられる。
そして味変の用のすりだねだが、こちらのものはドライタイプ。
味わいは一般的なものと比較するとごま油感はかなり控えめ。
一方で、少量でもガツンと来る辛さと痺れが特徴的な味わい。
辛さはすりだねが喉を過ぎるとすぐに引くのだが、シビレは意外としっかりとしばらくの間そのインパクトを口の中に残す。
<まとめ>
吉田のうどんのお店は冷やしに使うタレはカツオ出汁をメインに醤油で味を整えるケースが多い中、こちらはあくまでも主役は醤油という印象。
それなりに濃く、みりんなどの甘味も感じられ、イメージとしては蕎麦のつけダレのような味わいで、良い意味でクセがなく万人受けする味わい。
合わせるうどんはうどんは比較的細めで平打ちタイプのものだが、手打ちということもあって全体的な太さは不均一。
程よいコシを楽しめ、これまで食べてきた吉田のうどんの中では固すぎず柔らかすぎずの丁度中間という感じではあるが基準が「吉田のうどんの中での中間のコシ」なので、決して柔らかいわけではない。
また、塩分もぼちあり吉田のうどんらしさをしっかりと感じられる。
そしてトッピングで追加した肉は豚肉を使用しており、生姜の効いた味わいに仕上げている。
しっかりとした固めの食感は時雨煮のようで、こちらもクセがない万人受けするタイプの味わい。
ダシ、うどん、トッピングの全てのアイテムがとてもバランスよくまとまっており、地元民が好むスタンダードな吉田のうどんを味わいたい時に利用したいお店であった。
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