名前:てっちゃん
場所:〒403-0006 山梨県富士吉田市新屋1-8-91
地図はこちらからどうぞ
交通手段:富士急行線 富士山駅 徒歩17分
営業時間:11:00~14:00(月~金)、11:00~15:00(土・日・祝) 毎週木曜日
また行きたい度:=☆☆☆=喫茶店のような店内でガッツリとコシのあるうどんとカリカリの天ぷらを味わえるギャップが楽しい吉田のうどん専門店
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備忘録:
(2024/11/07記載)
2024年8月上旬の平日の昼食として利用。
最近は富士吉田エリアでの有名な地元グルメの「吉田のうどん」を定期的に訪問。
コシの強いうどんに優しい味わいの出汁とトッピングの茹でキャベツがトレードマークのうどんで、こちらの店で「吉田のうどんマップ」に掲載されている45店舗のうちの22店舗目の訪問となった。
こちらのお店は以前から行ってみたいと思っていたお店の一つ、かつ山中湖エリアから比較的近い場所にあるので、あまりしっかりと昼食の時間を取れなかったので行ってみることにした。
<お店の場所はどこ?>
お店は富士吉田市街から少し山中湖方面側にあるので、山中湖・河口湖の両方からアクセス可能。
山中湖方面からであれば139号線を富士吉田方面に走り、荘厳な雰囲気のある「富士浅間神社」の少し手前にある「富士浅間神社東」を左折、20メートルほど先の左手に店舗がある。
こちらのお店は一見すると外観からでは吉田のうどんを提供しているような雰囲気ではないので、店先に看板はあるものの油断すると通り過ぎてしまう。
なお、公共交通機関でアクセスする場合は富士急行線の富士山駅から徒歩17分程度で行くことも出来る。
こちらが店舗外観。
一見するとオシャレな洋風の家?にも見えなくない。
<混雑状況・店内の様子は?>
この日は平日の12時45分頃に到着。
すると、営業時間的には14時までのはずなのに、「今日の営業は終了しました」の看板が…。
品切れ次第終了とは書いてあったのだが、まさか13時前に品切れになるとは…、と途方に暮れて帰ろうとしていると、再び「営業中」の看板に!
後でわかったのだが、こちらの店は営業前にまとめてうどんを打つのではなく、都度10人前程度ロットでうどんを打っているようで、ちょうど打ったうどんが無くなって客足が切れたからなのかわからないが、それで一旦営業終了にしたよう。
店内に入ると、いわゆる吉田のうどん専門店の趣とは異なり、居ぬきなのかかつては違った営業スタイルだったのかわからないが、バーカウンターがあったりオシャレで味のあるテーブルとイスが用意されていたりと、とても不思議な空間。
その空間の中に小上がりスペースがあり、そこには4名掛けの座卓が2卓、その他は4名掛けのテーブル席が5卓、トータルキャパ30名少々とかなりゆったりとしている。
我々の入店時は先客は2組のみ、その後もちょこちょこと入ってくるが混雑はしなかった。
が、最終的には13時15分でうどん切れにて営業終了となったので、平日でも油断せずに早めに行った方が無難。
そしてこちらが店内の雰囲気。
洋風の中に小上がりエリアがあるという何とも不思議な感じ。
<オススメのメニューは?>
こちらのお店は吉田のうどん専門店ということで、メニューはうどんのみ。
温かいもの、冷たいもの、つけうどんをベースに、トッピングでバリエーションがあるような感じ。
各種トッピングは100円程度とリーズナブルなので、ついつい色々トッピングしたくなる。
吉田のうどんはそのコシを楽しむべく冷たいものをいつもオーダーしており、今回も冷たいメニューの中から少し欲張って「冷やし肉・天ぷらうどん(700円)」をオーダーした。
なお、オーダーは他の吉田のうどんの店と同様にテーブル備え付けのオーダー票に記入し、バインダーごとスタッフの方に渡す。
食事終了後は下膳はセルフサービス、オーダー票をもって支払うスタイルとなっている。
こちらがメニュー。
温かいうどん、つけうどん、季節限定の冷たうどんがベースで、そこにトッピングなどで派生メニューがあるというイメージ。
オーダー時は各テーブル備え付けのオーダー票に記入してスタッフの方に渡す方式。
オーダーして待つこと13分程度で着丼。
我々が入店した時は新たにうどんを茹で始めたこともあってか、「提供までに時間がかかります」と事前に案内されていた。
このくらいの待ち時間で打ちたて茹でたてのうどんが食べられるのであれば、むしろ全然問題無し。
こちらが「冷やし肉・天ぷらうどん」。
冷やし系は基本的には丼ではなく器にうどんが盛られその下に濃い目のタレがかかっていることが多いのだが、こちらの冷やしは丼で適用するスタイルのよう。
今回は天ぷらと肉がトッピングということで、大きなサイズの天ぷらがかなり主張したボリューム感満点のビジュアル。
タレというかスープを一口すするが、ダシの風味がしっかりで醤油感は控えめなもの。
カツオだしというよりもアゴだしに近い印象で雑味もなく普通にスープとして楽しめる。
冷やし系のうどんでは初めてのタイプだが個人的にはかなりお気に入りの味わい。
今回はトッピングで天ぷらと肉が追加されているが、天ぷらのビジュアルはなかなかの迫力。
しっかりとした厚みのある天ぷらは人参と玉ねぎがメインのいわゆるかき揚げ。
作り置きのものではあるが、片栗粉を使って作っているのかとにかくカリッカリの食感。
好き嫌いは分かれるところかも知れないが、普通に揚げた作り置きの天ぷらよりは個人的にはこちらの方が好みでなんとなくクセになる。
ボリューム感はなかなかのもので、是非ともセレクトしたいトッピング。
もう一つのトッピングである肉は豚肉を使用。
時雨煮のような濃厚でしっかりとした食感ではなく、一般的な煮物に近い印象。
ほんのりと甘めに仕上げられており柔らかく豚肉の風味もしっかりと感じられる。
合わせるうどんはやや太め正方形の断面でツヤツヤとしたもの。
コシはなかなかで、これまで食べてきた20軒以上の中でもトップクラス。
うどんの量もそれなりにはあるが、それでも食べ続けているとアゴが少し痛くなるほど。
一方の塩味は吉田のうどんにしてはほどほど。
ツルツルとした食感を楽しみつつしっかりとしたコシを感じられる食べ応えのあるうどんで個人的にはかなり好み。
そして味変の用のすりだねだが、一般的なものよりは少し水分が多めのもの。
セミドライとウェットの中間的なもので、ゴマ油感は控えめながらしっかり辛い。
<まとめ>
お店の外観と提供している料理のギャップが新鮮で以前から行ってみたいと思っていたお店の一つであったが、結果的にはかなりレベルの高いお店であった。
今回は冷やし系メニューの中から「冷やし肉・天ぷらうどん」をセレクトしたが、こちらの冷やしはお皿ではなく丼で適用するスタイル。
そのタレというかスープはカツオだしというよりもアゴだしに近いダシの風味がしっかりと効いており醤油感は控えめで、冷やし系のうどんでは初めてのタイプだが個人的にはかなりお気に入りの味わい。
そして今回セレクトしたトッピングだが、天ぷらのビジュアルはなかなかの迫力。
しっかりとした厚みのある天ぷらは人参と玉ねぎがメインのいわゆるかき揚げ。
作り置きのものではあるが、片栗粉を使って作っているのか、好みは分かれるところだがとにかくカリッカリの食感。
普通に揚げた作り置きの天ぷらよりは個人的にはこちらの方が好みでなんとなくクセになる、是非ともセレクトしたいトッピング。
肉は豚肉を使用しており、時雨煮のような濃厚でしっかりとした食感ではなく、一般的な煮物に近い印象。
合わせるうどんはやや太め正方形の断面でツヤツヤとしたものでコシはなかなか。
これまで食べてきた20軒以上の中でもトップクラスのコシで、食べ続けているとアゴが少し痛くなるほど。
一方の塩味は吉田のうどんにしてはほどほど。
ツルツルとした食感を楽しみつつしっかりとしたコシを感じられる食べ応えのあるうどんで個人的にはかなり好み。
次回来店時はシンプルにつけうどんと天ぷらトッピングを試してみたい。
ただ、完全手打ちで、かつ、1ロットで10名単位で都度準備していくこともあり、営業時間よりもかなり早く閉店するケースもあるので、確実に食べるのであれば早目の訪問がオススメ。
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