名前:菜香新館
場所:〒231-0023 神奈川県横浜市中区山下町192 横浜中華街 上海路
地図はこちらからどうぞ
交通手段:みなとみらい線 元町中華街駅 徒歩3分
営業時間:11:30~15:30、17:00~21:30(月~金)、11:00~16:00、17:00~21:30(土・日) 毎週火曜日
また行きたい度:=☆☆☆=レベルの高い飲茶料理を個室でリーズナブルに楽しめる駅からのアクセスも良い使い勝手の良い軽く高級感のある中華料理店
外部リンク:菜香新館の公式HPへのリンク
備忘録:
(2024/10/29記載)
2024年7月下旬の休日の昼食に利用。
この日は知人が横浜界隈に来るということで、中華街エリアで個室利用可能、かつそれなりにリーズナブルながら評価の高いお店ということで色々探していると、こちらの店であれば5名以上という縛りはあるものの、3800円の飲茶コースを個室で利用が出来ること言うことで利用してみた。
<お店の場所はどこ?>
場所は元町中華街駅の2番出口からであれば3分で向かえる距離にある。
出口を出て中華街方面に向かうと左側にチャイナパーキングという立体駐車場があり、その先の信号のある交差点(中華街東門)を左折する。
そのまま道を進み、崎陽軒の「シウマイBAR」があるY字路を右側に見ると中華街のメイン通りである中華街大通り(日中は歩行者専用)が見えるのでそこを進むと20メートルほど行った十字路を左折し、上海路を進む。
そのまま20メートルほど進むと右手にこちらの店舗が見える。
こちらが店舗外観。
こちらのお店の本社ビル的な位置付けとなっているようで、入口部分は2階までが窓となっておりとても立派な造り。
<混雑状況・店内の様子は?>
今回は休日の11時半に利用した。
もともと大人数かつ個室利用という事なので、事前に予約をしていたため待つこと無く席まで通された。
入口で名前を告げるとエレベーターで予約した席まで向かうよう案内された。
どうやら1Fは大きなダイニングスペースとなっており、他のフロアには個室などがあるよう。
こちらのお店は人気店ということもあって、11時半でも店内はほぼ満席という状況。
以前に一度ランチタイムに来た事があったが、その時も満席で待ちが発生していたので、予め予定が決定できるならば平日・週末問わず予約をしての利用が無難。
入口入ると少し広めのエリアがあり、予約している場合はここで名前を告げると予約されたフロアに案内される。
なお、お土産を購入出来るショップもある。
こちらが今回案内されたフロア。
個室が多くあるフロアのようで、オープンスペースの客席はそこまで多くない。
こちらが今回案内された個室。
8名が利用できるくらいの円卓が置かれており、周囲にもそれなりのスペースがある個室で窮屈感はない。
<オススメのメニューは?>
今回は事前にコース料理をオーダーしたのだが、こちらのお店は飲茶や点心が有名のこと。
それもあって、3800円の飲茶コースをセレクト。
こちらのコースは10品が提供されるなかなかボリューム感がありそうなもの。
なお、中華街のお店に多い平日のお得なランチセットのようなものはなく、単品でのオーダーか、予約制の3300円のコースのみとなっているよう。
以下は今回予約した飲茶コースのメニュー。
・野菜の甘酢漬け広東風と当店自慢のチャーシュー
・ニラまんじゅう
・とうもろこし餃子
・肉汁あふれるショウロンポウ
・香港風蒸しスペアリブ
・冬瓜、はと麦、レンズ豆の菜香健康スープ
・元祖 海老のウエハース巻き揚げ
・野菜のジュージュー土鍋 マレーシアソース
・レタス、チャーシュー入りチャーハン
・なめらか杏仁豆腐
こちらがメニュー。
個室指定、中国茶ポットティーが付いて3800円ならそれなりにお得感はある。
中華料理というと紹興酒というイメージだが、こちらの店では香港生まれのクラフトビールも推しているよう。
まず最初に提供されたのは「野菜の甘酢漬け広東風と当店自慢のチャーシュー」。
こちらはそのうちのチャーシュー。
一口サイズに切られたチャーシューは肉感がそれなりにあり、八角の風味も上品で程よいもの。
そしてこちらが野菜の甘酢漬け。
通常は前菜的な感じで少量ずつ盛られての提供であることが多いのだが、こちらはそれなりのボリューム感での提供。
少し甘めの味付けになっており、ついついつまんでしまう。
続いて提供されたのが「ニラまんじゅう」。
名前からしてニラの味わいがガッツリと効いたものなのかと思いきや、意外とそうではなくむしろプリプリのエビの味わいが印象的。
こちらは「香港風蒸しスペアリブ」。
スペアリブという言葉からいわゆる塊感のある骨付き肉を想像したのだが、実際には小さくカットされたものであった。
「蒸し」スペアリブということでせいろに入れられての提供だが、軟骨のコリコリ感や豚の脂の風味などはスペアリブそのもの。
しっかりと胡椒が効いており、白いご飯が欲しくなる。
続いては季節の餃子ということで「とうもろこし餃子」が提供された。
餃子と言っても焼きタイプではなく蒸した飲茶的なもの。
とうもろこしのように仕上げられ非常に凝ったビジュアルだが、味わいもとうもろこしそのもの。
皮が濃厚なとうもろこしの味わいとなっており、中にはエビが入っている見た目も味も楽しめる餃子。
この後も飲茶料理として「肉汁あふれるショウロンポウ」が提供された。
食べると火傷するような熱さではなく程よい温度感で提供された小籠包は肉感をしっかりと感じられる。
スープの量は控えめではあるが、味わいは濃厚。
そして「元祖 海老のウエハース巻き揚げ」が提供された。
見た目こそ春巻っぽいが皮は春巻のそれとは異なるもの。
フワフワでカリカリの皮の中にはプリプリのエビがたっぷり。
「冬瓜、はと麦、レンズ豆の菜香健康スープ」は大きな器での提供。
スタッフの方に取り分けてもらうのだが、メニューの名前の通り、冬瓜、はと麦、レンズ豆がたっぷりと入っている。
それらの旨味に加え、鶏ダシがしっかりと効いておりお腹に優しい味わい。
「野菜のジュージュー土鍋 マレーシアソース」も同様に大皿での提供。
こちらは濃厚ピリ辛海鮮ソースが印象的。
エビやホタテの貝柱を使ったような濃厚なソースがレタスにしっかりと絡まり、個人的にはお気に入りの味わい。
この濃厚なソースはこの後に提供されるチャーハンにしっかりと絡めて食べるのもオススメ。
そしてこちらは締めの「レタス、チャーシュー入りチャーハン」。
こちらも大皿料理での提供だが、1人でお茶碗1膳分程度の量があるので意外とお腹が満たされる。
チャーハンそのものはシンプルでパラパラタイプ。
具材にはチャーシュー、グリーンピース、ネギ、玉子となっており、味付けはそこまで濃くない。
この後に単品で追加した「大根もち」。
しっかりとモチモチっとした食感があり、ほんのり焦げ目が付いており香ばしい味わい。
そして中華料理定番の「春巻き」も追加。
皮はそこまできっちりと巻き上げてないこともあってパリパリとした食感。
たっぷりと入ったあんはしっかりとした味付けで、醤油や酢無しでも十分な味わい。
最後はコース料理の締めである「なめらか杏仁豆腐」。
いわゆる普通の杏仁豆腐とは異なり、豆腐の上にはキャラメルシロップがかけられたタイプ。
杏仁豆腐自体は牛乳感強めのトロトロとしたものでしっかりと杏仁の味する。
が、キャラメルシロップの味わいが強く、個人的にはシロップ無しの方が好み。
<まとめ>
今回は個室利用が条件だったのでこちらのお店になったが、3800円で10品食べられるのであれば十分。
飲茶コースと聞くとなんとなくボリューム感が少なめという印象もあるが、1品1品がそれなりに間隔をもって提供されることと、最後のチャーハンがしっかりご飯茶碗一膳分あるので、お腹は十分に満たされる。
今回は追加で2品ほど飲茶料理をオーダーしたが、これだけあれば十分。
それぞれの料理もレベルは高く、中華街定番の平日コスパランチをやっていない理由も納得。
今回は個室利用前提でのコース選択だったが、機会があれば普通のコース料理や単品で広東料理をオーダーしてみたい。
「菜香新館」に関連する投稿はこちらからまとめてご覧になれます
Leave a Reply