名前:山東 2号店
場所:〒231-0023 神奈川県横浜市中区山下町150-3
地図はこちらからどうぞ
交通手段:みなとみらい線 元町中華街駅 徒歩5分
営業時間:11:00~00:00 無休
また行きたい度:=☆☆☆=自家製ココナッツのタレを絡めて頂く水餃子とビールが止まらなくなるパリパリに仕上げた海老胡椒炒めが看板メニューの中華料理店
外部リンク:山東の公式HPページへのリンク
備忘録:
(2022/02/19記載)
2022年2月上旬の休日ランチタイムに訪問。
こちらのお店は20年以上前に知人から「海老の胡椒炒めと水餃子が美味しい」ということで紹介してもらい、定期的に通っていたのだが今更ながらログに残していないことに気付き改めて訪問することにした。
通い始めた当時は関帝廟通り沿いに店を構えており、外からは中の様子が全く見えず、一元さんにはかなり入りにくい雰囲気のディープな店だったが、ここ10数年で水餃子が一気に有名になり、この店舗を含めて複数店を中華街に構えるようになった。
<お店の場所はどこ?>
今回の2号店は中華街大通りの丁度中間地点、広東道に面した場所にある。
広東道を元町中華街駅側から歩いてくると、ローズホテルを過ぎた先で左側の道にはいり、その先すぐの左側に店が見える。
その並びには1号店もあり、以前は両方の店共に食事時になると外に列をなして待っているような状況であったが、訪問時は中華街に来ている人も少なく、1号店は休業ということで少々寂しい感じではあった。
こちらが店舗外観。
山東道に面しており、こちらの道を歩いていれば必ず目に入る場所にある。
なお、写真左側に見える細い路地を抜けていくと、この2号店の隣に1号店がある。
<混雑状況・店内の様子は?>
1軒丸々こちらのお店となっており、訪問時は1Fは通販の商品仕分けに使われているようで客を入れておらず、今回は2Fが満席ということで3Fに案内された。
待ちにこそならなかったものの、15時過ぎという非常に中途半端な時間ながら、店内は8割程度が埋まっており、我々の入店後も絶えず客の入れ替えがありほぼ満席状態が続いた。
また、中華街のお店らしく店内は比較的キュっと詰め込まれるような席の配置で、壁側に配されている席については壁側からの出入り時に隣の席から通路側に抜けるのに苦労するくらいのスペース感。
今のご時世はなかなか厳しいが、本来であれば大人数で色々な種類の料理を囲みながら食べるというイメージの雰囲気。
こちらが店舗内の様子。
今回通されたのは3Fだが、2Fも店内のイメージは同じ。
4人掛けもしくは2人掛けのテーブル席が配されており、今回通された壁側の席はそれなりに窮屈感がある。
我々は一番壁よりの席に通されたので問題なかったが、中央部分に通されると壁側の席に行くために隣席との間を抜ける必要があるのだが、テーブルを動かさないと通れないくらいの隙間。
15時過ぎという中途半端な時間にも関わらず、店内は常に8割以上の客入りという状況から人気店であることが見てわかる。
<オススメのメニューは?>
こちらのオススメメニューと言えば「海老の胡椒炒め(2500円)」と「水餃子(800円)」は外せない。
来店時にはこの2品は必ず注文する定番メニュー。
今回は同行者が初めての来店ということで選んでもらったのが「海老ワンタン(1200円)」、そしてご飯ものとしてセレクトしたのが「豚バラあんかけご飯(700円)」。
個人的にはこちらの店は麺類よりはご飯ものというイメージと、餃子は焼き餃子もついつい食べ比べしたくなるのだが、そこはぐっとこらえて水餃子一本に絞りたいところ。
なお、混雑しているからなのかわからないが、スタッフの方にしきりに「オーダーは一回ね!追加オーダーは時間かかるから駄目ね!」と言われたのがちょっと残念。
そんなこともあり、メニューはオーダーを終えるとサッと下げられてしまい、メニューの写真を撮る時間無し。
待つこと10分程度で料理が少しずつ提供され始めた。
こちらが一番最初に提供された「海老ワンタン」。
大ぶりのワンタンが10個入っており、これだけでもなかなかのボリューム感。
スープだが一言で言ってしまえば普通のワカメスープ。
胡椒がそれなりに効いているタイプでスープそのものはそこまで特徴を感じない味わいだが、ワンタンのボリューム感と味わいがかなりのもの。
ニンニクがガッツリと効いた味わいと共に大きく刻まれた海老のプリっとした食感と味わいはワイルド感たっぷり。
今回は2名での来店だったので1人5個食べたが、これだけでもそれなりに満腹感を得られる。
続いて提供されたのがこちらの店の看板メニューである「水餃子」。
こちらも海老ワンタンと同様に、もはや餃子とは思えないほど大きなサイズのものが10個お皿に盛られて提供される。
餃子のタレと言えば醤油・酢・ラー油が一般的だが、こちらはココナッツで仕上げた醤油ベースの自家製のタレをかけて頂く。
今回のタレはすりおろしたココナッツがあまりタレ瓶の中に入っていなかったので少々残念だが、個人的にはすりおろしたココナッツとしっかり絡めて頂くのオススメ。
少し厚めの皮はモチっとしており、その中にはニンニクとニラがしっかりと効いた豚肉の旨味たっぷりの餡がぎっしりと詰まっている。
なお、出来立てにそのままかぶりつくと、餃子の中のタレで口を火傷するので要注意。
そして最後に提供されたのが「豚バラあんかけご飯」。
以前は八角がガッツリと効いたトロトロの豚バラの上にトロみを抑え目にしたタレがかけられており、豚バラ単品で食べてもよし、タレをしっかりとご飯に染み込ませてタレご飯にして食べてもよしであったのだが、今回の豚肉は少し固めで八角の風味も抑え目であった。
以前までは水餃子と並んでテッパンメニューだったのだが、味が変わってしまったのならば少々残念。
ただ、以前と比較せずに普通に頼む分にはコスパも高く美味しく頂ける料理であった。
<まとめ>
久しぶりに訪問したが、料理のクオリティーは大きく変わっておらず、値段も最近は値上げしていないようで美味しく頂けた。
ただ、大人気店になってしまったためなのか、それともたまたまこの日だけだったのかはわからないが、追加オーダーNGであったり水餃子のココナッツダレの中にココナッツがほとんど入っていなかったりなど、以前は家庭的で温かい感じの接客だったのがなくなっておりかなり機械的な「人気店あるある」のような感じになってしまったのが少々残念ではあった。
とは言え、この日はこれだけオーダーして2名で6000円程度というのであればコスパとしては悪くない。
接客や雰囲気は全く気にせずにクオリティーの高い料理をリーズナブルに楽しむと割り切ればそれはそれでいいのかも知れない。
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