名前:モントナイン
場所:〒730-0033 広島県広島市中区堀川町3-8 ITEZA III 1F
地図はこちらからどうぞ
交通手段:広島市電 胡町駅 徒歩3分
営業時間:17:00~00:00 無休
また行きたい度:=☆☆☆=大きく濃厚な広島産生牡蠣を1万円の特製レモンサワーと共に楽しめるオシャレな立ち飲みバル
外部リンク:モントナインの公式HPへのリンク
備忘録:
(2024/10/07記載)
2024年6月下旬の休日の夕食に利用。
この日は色々な料理を楽しみたいということで、事前にハシゴ前提で色々なお店を検索。
広島といえばカキを思い浮かべるが、こちらの店はその広島産の生ガキを同じく広島特産のレモンを使ったレモンサワーとともに楽しめるスタンディングタイプのバルのよう。
そのレモンサワーにはかなり強いこだわりがあるようで、使うレモンやシロップ、お酒に応じて一杯800円から最高額で1万円のレモンサワーがあるよう。
この日はまずは一軒目として行ってみることにした。
<お店の場所はどこ?>
店舗は広島市電の胡町駅から2分程度の場所にある。
広島駅方面から来た場合は降りたらそのまま進行方向側にある信号(流川通北口)の左側にある三越脇の細い一方通行の通りを進んでいく。
そのまま100メートルほど進み、二つ目の十字路を右折すると3軒目に店舗がある。
が、特に店名を掲げた看板等は出ておらず、唯一の目印は店の外にある店名が書かれた黒板のみなので見逃さないよう注意が必要。
こちらが店舗の写真。
ビルの一角にこぢんまりと入っており、かつ、あまり目立つようなサインはないので知らないと見逃してしまう。
目印になるのが店先に出ている黒板のみという、ちょっと隠れ家的な雰囲気。
<混雑状況・店内の様子は?>
ハシゴ前提ということで、開店時間の17時丁度に入店。
我々が最初の客ではあったが、その後程なくして2組が入店、最大で10名程度のこぢんまりとしたおしゃれなスタンディングバーの店内はあっという間に満席近い状況。
ただ、立ち飲みの店、かつカキがメインということもあってか、我々含めて他の客も40分程度で退店。
スタッフの方によると、夜遅い時間の方が混雑するらしく、飲んだ後にフラッと立ち寄るというスタイルではなく、こちらの店目あてということであれば開店直後に行った方が良さそう。
なお、この日は週末ということもあってか、開店と同時に入店した客は全員が観光客であった。
立ち飲みスタイルということで、店内はカウンター席のみ。
メインのカウンターに6席程度、写真には写ってないが、丁度反対側に2名のカウンターがあり、トータルキャパは8名から10名程度。
シンプルながらオシャレな造りになっている。
<オススメのメニューは?>
牡蠣とレモンサワーの店ということで、推しはもちろんこの2つ。
レモンサワーは1杯800円から最高額10000円!までの7種類がラインナップ。
金額の違いは使っているお酒とレモンシロップとのこと。
焼酎や日本酒、ウィスキーなど色々とこだわっていることもあってこれだけの金額差があるよう。
ドリンクはこれらのほかにワインなどもあり、料理についてもカキ以外にフライドポテトやソーセージなど、レモンサワーとの相性が良さそうなおつまみメニューが準備されている。
ただ、立ち飲みスタイルということもあってか、炭水化物的なメニューは無し。
オイスターバーとまではいかないが、イメージとしてはそちらに近い印象。
今回は事前に調べた生牡蠣をオーダーしたのだが、時期的に真牡蠣と岩牡蠣をセットで提供しているとのことだったので「生牡蠣食べ比べセット(1800円)」を「スーパーレモンサワー(1600円)」とともにオーダーした。
また、折角なので追加で「牡蠣フライ(1100円)」もオーダーした。
こちらがドリンクメニュー。
1ページを使って様々なレモンサワーのメニューが書かれている。
一番安いもので800円、最高額は10000円と、もはやレモンサワーとは思えない金額。
こちらはフードメニュー。
メインはカキとなっており、それ以外にもおつまみ的なメニューもある。
まずはドリンクをオーダー、目の前で氷を割って重さを図ってしっかりと手間暇をかけて作り上げていく。
レモンサワーは確かにこだわりを感じられるもの。
いわゆるレモンを添えたような感じのレモンサワーではなく、レモンの味わいをしっかりと感じられる濃厚なレモンシロップをたっぷりと使ったもの。
程よいレモンの酸味と甘味を感じられ、確かにこだわりを感じられるレモンサワーではあるが、それでも1杯1600円という金額は少々高いと思ってしまう。
そしてスタッフの方と色々と話しながら5分程度を要して「生牡蠣食べ比べセット」が提供された。
左が岩牡蠣、右が真牡蠣。
イメージとしては岩牡蠣の方が大ぶりという印象があるが、まだ出始めのシーズンということもあってかそこまでのサイズ感ではない。
一方の真牡蠣はそろそろシーズンが終わるということもあってか、岩牡蠣よりも大きい。
スタッフの方曰く、岩牡蠣はまだシーズン始まりということで、ぷりぷりっとした食感が特徴的でどちらかというとさっぱりとした味わい、真牡蠣は濃厚でクリーミーとのこと。
まずは真牡蠣から頂くが、その塩味に驚いた。
まるで濃厚な塩水で洗ったかのような塩味とともに、ジューシーで濃厚なカキの旨みが口の中に一気に広がる。
大ぶりなサイズ感は一口で食べるには勿体無いほど。
濃厚、ジューシー、クリーミーで大ぶり、という言葉がピッタリの味わいであった。
一方の岩牡蠣は真牡蠣と比較すると不思議と塩味も抑えめ。
スッキリとした味わいながら食感はプリップリで、貝柱を食べているような感じ。
満足度としては真牡蠣の方が上だが、これから夏に向けて楽しみな味わいであった。
カキフライは牡蠣の養殖業者でフライ用に仕込んだものを急速冷凍した状態で仕入れ、それをお店で揚げているとのこと。
しっかりとした衣感があるタイプで、カリカリっと揚げられている。
好みに応じてタイ産のピリ辛チリソースを付けて頂く。
が、個人的にはこちらのソースがしっかりとピリ辛なこともあって、何も付けずにそのまま頂くのがオススメ。
<まとめ>
今回は事前に調べておしゃれでこだわりのある立ち飲みスタイルのオイスターバーということで来てみたが、お店のイメージはその通りであった。
提供する牡蠣にはこだわりを持っていて、この時は広島の岩牡蠣と真牡蠣をセットで提供、オーダーが入ってからその場で丁寧に剥く。
時期的にこれらの牡蠣の食べ比べが出来たが、まるで濃厚な塩水で洗ったかのような塩味とともに、ジューシーで濃厚、かつクリーミーなカキの旨みが口の中に一気に広がる大ぶりな真牡蠣と、塩味控えめでスッキリとした味わいながらまるで貝柱を食べているかのようなプリプリの食感の岩牡蠣は正反対で、その差をしっかりと感じることが出来た。
満足度としては真牡蠣の方が上だが、これから夏に向けて楽しみな味わいであった。
また、こだわりのレモンサワーはいわゆる居酒屋のそれと比較にならないほど濃厚でレモンの酸味と旨味を楽しめるもの。
ただ、レモンサワー1杯と岩牡蠣と真牡蠣の食べ比べ、そしてカキフライを2粒で1名あたり4000円弱というのは立ち飲みスタイルにしてはなかなかの金額。
地元民が気軽に入るというよりは、ネット等で調べた観光客がフレンドリーな接客とこだわりのレモンサワーを飲み来るというような感じの店であった。
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