名前:お好み焼 みっちゃん総本店 八丁堀本店
場所:〒730-0013 広島県広島市中区八丁堀6-7 チュリス八丁堀 1F
地図はこちらからどうぞ
交通手段:広島市電 八丁堀駅 徒歩2分
営業時間:11:30~14:30、17:30~21:00(月~金)、11:30~14:30、17:00~21:00(土・日・祝) 毎週木曜日
また行きたい度:=☆☆☆=生地の上にミルフィーユ状に積み上げられた具材やそばと濃厚甘口ソースのハーモニーを堪能できるハズさない広島焼きの人気店
外部リンク:お好み焼 みっちゃん総本店の公式HPへのリンク
備忘録:
(2023/03/04記載)
2023年1月下旬の休日の昼食時に訪問。
所要で広島エリアを訪れた際、現地で合流する知人とランチをする予定にしていたものの事前に全く場所を決めておらず、「じゃあ折角の広島だしお好み焼きにするか」ということでオススメのこちらの店で合流することが急遽決定。
こちらの店は広島市内に何店舗かあるのだが、折角の広島ということで平和記念公園周辺を散策していたタイミングでもあったので、一番近いこちらの本店集合ということで行ってみることにした。
お好み焼きのお店は数えられないほどあるので正直どの店を選んでいいか迷うのだが、こういう時こそ地元民のオススメというのがとてもありがたい。
<お店の場所はどこ?>
お店は路面電車の広島市電の八丁堀駅からであれば徒歩2分程度。
路面電車が走っている表通りではなく一本入った路地にあることとお店自体がビルの1Fの奥まった場所にあるので少々わかりずらい。
八丁堀駅からであれば駅を福屋デパートとは反対側に降り、広島中央銀行のビルがある交差点を左折して路面電車の走っている大通りを歩いて一つ目の信号を左折した先の20メートルほどいったところの右側のビルにある。
今回は平和記念公園や原爆ドーム、広島城界隈を散策してからこちらのお店に向かったが、これらの観光スポットからも歩いて10分程度で向かえるアクセスの良さもありがたい。
また、お店周辺にはタワーパーキング含めて駐車場は充実しているので車での来店でも安心。
こちらが店舗外観。
ビルの1Fではあるが、入口の部分が踊り場になっているので注意して見ないと見逃してしまう。
少し奥に入った部分にお店の暖簾と、週末のお昼時であれば長蛇の列が見える。
<混雑状況・店内の様子は?>
この日は休日の12時半前という一番混雑する時間帯の訪問であった。
案の定お店の前には待ち客の列がおよそ10名程出来ていたのだが回転はそれなりによく、15分程度で入店出来た。
その後も店先には常時10~15名程度が待っている状況ではあったが、お好み焼きメインのお店ということもあってか食べたらすぐ帰るような感じで全体的に回転は良いイメージ。
店内は鉄板のある焼き場の前のカウンター席数席を除いて全席向かい合ったカウンター席となっており、トータルキャパは50席程度。
スタッフの方の配席の効率も良く、2名等であれば横並び、それ以上の大人数であれば向かい合わせで案内するので座席が変に空いて回転が落ちるということもなさそう。
こちらが店内の雰囲気。
ガヤガヤ感のあるアットホームな感じの店内は全てがカウンター席。
隣席とのスペースは少々狭く若干窮屈感はあるが、それはそれで楽しめる。
<オススメのメニューは?>
こちらのお店はお好み焼き専門店なのでメニューは当然ほぼお好み焼きのみ。
おつまみとして数品、焼きそばものとして3種類あるが、メインのお好み焼きは12種類とかなりのラインアップ。
ただ、メニューは一番ベーシックなそばかうどんを選べる「肉玉子」をベースにして様々なトッピングが加わっていくことでメニューの名前が変わっていく。
いわゆる全部入り的なメニューである「DXスペシャル」は1550円となっており、ベーシックなメニューに同じトッピングを別オーダーするよりも170円安くなっているので、トッピングに強いこだわりがないのであれば気になったセットメニューをオーダーするのが一番お得ではある。
もしくは何となく気になったセットメニューに追加でトッピングをオーダーするのも良いかも知れない。
今回は初めての訪問であったので色々迷ったのだが、すぐにオーダーが決まったのがネギたっぷりの「観音ネギスペシャル(1485円)」。
そして折角ならば全部入りを試そうということで、観音ネギスペシャルでネギはたっぷり楽しめるのでネギを抜かした全部入りセットである「特製スペシャル・そば(1540円)」にすることにした。
なおいずれのメニューもそばもしくはうどんを選ぶことが出来るので、「観音ネギスペシャル」はうどん、「特製スペシャル」はそばでオーダーして違いを確かめてみることにした。
こちらがメニュー。
見ての通りメニューの半分がお好み焼きに使われている。
トッピングも豊富にあるので好きなものを追加でオーダーすることが可能。
名前だけではわからないトッピングやおつまみたちが写真で紹介されている。
今回は観音ネギの写真に惹かれて「観音ネギスペシャル」をオーダーした。
なお、観音ネギは広島の観音地区で作られたもので、ルーツは京都の九条ネギとのこと。
香りの強さと柔らかさが特徴で、お好み焼きのソースの強い味わいにも負けない。
なお、テーブルにはお好み焼き定番のオタフクソースとお好みマヨネーズがスタンバイ。
マヨネーズのボトルキャップが何とも可愛らしい。
待つこと10分程度で焼きたてのお好み焼きが提供された。
こちらが「観音ネギスペシャル・うどん」。
具にはメインの観音ネギに加えて生イカ・生エビ・肉・玉子と、お好み焼きに欠かせないメンバーが入っている。
こちらのお好み焼きは見ての通り広島の観音地区で採れた観音ネギが主役。
てんこ盛りのネギの下には稲庭うどんを思わせるような平打ちタイプのうどんがたっぷりと入っている。
こちらは広島焼きなので、いわゆる生地でしっかりと固められたタイプではなく、生地の上にキャベツや具材が積み上がっているミルフィーユ状のもの。
それもあり、コテで切ることなく箸で崩しながら食べることができる。
ガッツリ甘味の効いた濃厚なおたふくソースがデフォルトでしっかりとかかっており、香ばしく焼き上がった生地と辛味の少ないシャキシャキ感のあるネギに良くマッチする。
具材の生イカ、生エビが入ることによって味わいにアクセントが加わり、小麦粉とうどんという「炭水化物×炭水化物」という組み合わせにも関わらず食べすすめてしまう。
ただ、うどんは普通にうどんとして食べるものよりも少しコシがないので、パリパリっとした歯触りを期待すると若干肩透かしを食らうかもしれない。
こちらが断面図。
各具材がミルフィーユ状に積み上げられているのが良くわかる。
そしてこちらが「特製スペシャル・そば」。
具にイカ天・生イカ・生エビ・餅・肉・玉子とかなり豪華なタイプ。
こちらはネギの代わりに青のりがかかっているのでビジュアル的には少々インパクトは足りないが、味わいは全くそんなことなし。
基本的には「観音ネギスペシャル」と同じトッピングになっており、違うのはイカ天ともちが入っていることくらい。
ただ、この二つ、特にカリカリっと香ばしくも食べ応えを感じられるもちが味わいの深みを何倍にも引き上げているような気がした。
また、こちらはそばでオーダーしたのだが、そのそばがパリパリっと焼き上げられている部分があるのでとても香ばしく、不思議と甘くて濃厚なソースとの相性はうどんよりも良いような気がした。
<まとめ>
今回は「観音ネギスペシャル・うどん」と「特製スペシャル・そば」を頂いたが、いずれもガッツリ甘味の効いた濃厚なおたふくソースがデフォルトでしっかりとかかっており、香ばしく焼き上がった生地と様々な具材たちで味わいにアクセントが加わり、小麦粉とうどんという「炭水化物×炭水化物」という組み合わせでそれなりにボリューム感もあるのにも関わらず食べすすめてしまう。
また、こちらは広島焼きなのでいわゆる生地でしっかりと固められたタイプではなく、生地の上にキャベツや具材が積み上がっているミルフィーユ状のものとなっており、コテで切ることなく箸で崩しながら食べることができるのも関西風のお好み焼きと違うところ。
なお、お腹が空いている人には大盛りならぬ「麺ダブル(154円)」や「麺トリプル(308円)」というトッピングもあるので要チェック。
この2種類だけで判断するならば、個人的にはネギのアクセントがお好み焼きの味わいにピッタリマッチする「観音ネギスペシャル」が好みではあった。
ただ、「特製スペシャル」に入っているカリッと焼き上がったもちの香ばしさは捨てがたいので、トッピングでもちは加えたいところ。
また、今回は敢えてうどん・そばの両方を試してみたが、やはり広島焼きはそばとのマッチングがハンパないのも分かったので、次回食べるときは「観音ネギスペシャル」のそばにもちをトッピングしたものをオーダーするのは間違いない。
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お好み焼 みっちゃん総本店 八丁堀本店 (お好み焼き / 八丁堀駅、女学院前駅、立町駅)
昼総合点★★★☆☆ 3.6
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