厚岸漁業協同組合直売店 エーウロコ (2024/06)


名前厚岸漁業協同組合直売店 エーウロコ

場所: 〒088-1128 北海道厚岸郡厚岸町港町5-3
地図はこちらからどうぞ

交通手段

営業時間:10:00~16:00 毎週火曜日

また行きたい度:=☆☆☆=厚岸の生ガキなどの新鮮な海鮮を購入出来るイートインコーナー併設の漁協直売所

外部リンク厚岸漁業協同組合直売店 エーウロコの公式HPへのリンク

備忘録

(2024/10/13記載)
2024年6月上旬の休日に訪問。
釧路と言えばカキが有名だが、そのカキの有名産地として仙鳳趾と今回訪れた厚岸の2つを有するカキ好きにはたまらない地域。
今回はそれぞれのエリアで剥きたての生カキの食べ比べをすべく事前に色々検索をし、厚岸エリアでヒットしたのがこちらのお店。
こちらでは購入したカキをその場で食べることが出来るイートインコーナーはあるものの、レンチン必須ということで残念ながら生ガキの状態で食べることはできない。
それでもこのイートインコーナーが復活したのがつい最近だということと、そもそも生ガキを販売しているのは直売所ということもあって、基本生ガキをその場で頂くこと出来ないので蒸しガキもやむなしといったところ。

<お店の場所はどこ?>
場所は釧路エリアからだと車で1時間程度の距離となり、公共交通機関の場合は最寄りの厚岸駅からだと徒歩で20分程度の位置にある。
今回はレンタカーで仙鳳趾と厚岸エリアを回ったが、ナビで目的地設定をすれば迷うことなく到着できる。
また、店舗の前には大きな駐車場もあるので、レンタカーで向かっても駐車スペースは気にならない。


こちらが店舗外観。
店舗前には専用駐車場も確保されており、車で行っても停めるところに困らない。

<混雑状況・店内の様子は?>
この日は休日の12時前に到着。
店舗前の駐車場は7割程度が埋まっているという状況。
店舗内では今回のお目当ての「厚岸の牡蠣」以外にも毛ガニや鮭などの特産物、乾物やお土産などが売られている。
全ての海産物は宅急便での配送も可能となっており、旅行のお土産含めてこちらで事足りるという印象。
なお、こちらは飲食店ではないので混雑する時間帯は食事の時間帯とはあまり関係なさそう。
我々が到着した12時前は店内にそれなりに人はいるものの混雑して商品が見られないであったり、会計が長蛇の列になっているという感じではなかった。


今回のお目当ての牡蠣以外にも花咲ガニや鮭(時しらず)などの海産物が多数売られていた。
値段も普通に購入する金額と比較すると遥かに安く、運搬手段があるならば是非持ち帰りたいところ。


その他にもお土産に使えそうなものや、乾物など色々なものが売られている。


そしてこちらが店内に併設されているイートインコーナー。


電子レンジが置かれており、購入したカキはこちらでレンチンをして蒸しガキとして頂く。


レンチンの仕方も書いてあるので、説明書き通りにやれば美味しく蒸しガキが出来る。

<オススメのメニューは?>
こちらの厚岸エリアも仙鳳趾エリアも、いずれも直売所という建付けなので飲食店のような形での生ガキの提供は無し。
ただ、こちらの直売所では最近まで閉鎖されていたイートインコーナーが復活したこともあり、生ガキの状態ではなく軽くレンチンをして蒸しガキにする必要はあるものの、購入した生ガキをイートインコーナーで頂く事が可能。
イートイン専用のメニューはなく、生ガキを販売しているコーナーで自分で選び、注文時にイートインと伝えるとプラスチックの器にカキを乗せて提供してくれる。
こちらでは「マルえもん」、「カキえもん」、「弁天かき」の3種類を販売していたので、それぞれ1種類ずつチャレンジしてみることにした。
なお、こちらもサイズによって金額が変わるので、「マルえもん3Lサイズ(280円)」、「カキえもん3Lサイズ(230円)」、「弁天かきA4サイズ(250円)」をオーダーした。
オーダーすると生け簀の中からカキを取り出してお皿に入れて提供して貰えるので、その間にお会計を済ませてオーダー票に支払い済の印鑑を貰い、それと引き換えでカキを受け取る方式になっている。


こちらが生け簀コーナー。
今回はイートインとして利用したが、ここでオーダーして持ち帰りや発送も可能。


その日に入荷している牡蠣のサイズはこちらの表を見るとわかる。

お願いをするとすぐに生け簀からカキを取り出しプラスチックの器に乗せて提供してくれる。
生け簀からカキを取り出している間にレジで会計を済ませ、会計済のスタンプの押されたオーダー票と引き換えにカキを受け取る方式。


こちらが今回購入したカキたち。
種類がわかるようにそれぞれの牡蠣に名前の札を付けてもらえるのがありがたい。
なお、レンチンした後はセルフサービスでカキを剥く必要があるので、ビニール手袋とカキナイフも無料で借りられる。


こちらがレンチン後のカキたち。
わずかに口が開いている状態になればOK。
火をなるべく通さないギリギリの状態で食べたい場合はレンジの中のカキの様子を見ながらタイミングよく取り出すのがコツ。


こちらが剥いた状態。
流石に身が少し縮んでいるのとカキエキスが流れ出てしまってはいるが、それでも限りなく生に近い状態で仕上げた。

今回は全てのカキが蒸しガキ(レンチン)ということもあって、流石に身のプリプリ感やカキエキスの旨味、そして塩味の加減は生ガキにかなわない。
だが、それでも空輸されてきた生ガキを比較すると雲泥の差。
厚岸の牡蠣は仙鳳趾の牡蠣と比べて身がふっくらとしており甘味が強いのが特徴との事だが、味わいはまさにその通り。
ただ、個人的にはその中でも甘味と旨味が強かった「カキえもん」が好みであった。
調べてみると味わいのインパクトは「カキえもん」、生ガキでも蒸しガキでも焼ガキでも身が縮みにくく味わえるのが「マルえもん」、そして稚貝から最大で4年程かけて厚岸で育てた流通量の少ないプレミアムカキが「弁天かき」ということであった。
取れたての鮮度抜群のカキをその場で頂けるのは非常嬉しいのだが、生ガキ好きとしてはやはり生ガキで食べたいところではある。

<まとめ>
こちらは直売所でありながらイートインコーナーを併設している観光客にはありがたい施設。
店内では厚岸では有名なブランドカキである「カキえもん」、「マルえもん」そして「弁天かき」の3種類のカキがサイズ別に売られており、1つから購入してその場で頂ける。
但し、生ガキはNGでイートインコーナーに設置されている電子レンジでレンチンして蒸しガキとして楽しむのがルールとなっている。
今回は3種類全てを試してみたが、やはり種類によって味が違うのがよくわかる。
厚岸の牡蠣は仙鳳趾の牡蠣と比べて身がふっくらとしており甘味が強いのが特徴との事だが、味わいはまさにその通り。
ただ、個人的にはその中でも甘味と旨味が強かった「カキえもん」が好みであった。
わざわざ大量に購入して送料をかけてまでして送りたくはないけど、でもやっぱり取れたての鮮度抜群のカキをその場で食べたい、という観光客の想いに応えてくれるイートインコーナーは非常に嬉しいのだが、生ガキ好きとしてはやはり生ガキで食べたいところではある。

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厚岸漁業協同組合直売店 エーウロコその他 / 厚岸駅

昼総合点★★★☆☆ 3.5

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