種実担々麺 菊川 (2024/06)


名前種実担々麺 菊川

場所: 〒232-0072 神奈川県横浜市南区永田東3-7-3
地図はこちらからどうぞ

交通手段:京浜急行線 井土ヶ谷駅 徒歩7分

営業時間:11:00~14:30、17:00~21:30 毎週月曜日

また行きたい度:=☆☆☆=辛さと痺れの麻辣感と濃厚な胡麻ペーストのバランスが絶妙な担々麺とチャーハンが推しの担々麺専門店

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備忘録

(2024/09/19記載)
2024年6月中旬の平日に昼食で利用。
以前は別のラーメン店があった場所だがある日からこちらのお店に変わっており、屋号に「担々麺」という言葉が入っていたので気になっていたものの、なかなか訪問する機会に恵まれなかった。
この日は昼食時間帯に余裕があったので行ってみることにした。

<お店の場所はどこ?>
こちらのお店は公共機関でのアクセスでアクセスする場合は京急線の井土ヶ谷駅が最寄りとなる。
京急線の改札を出て駅を背にして左側に進み、京急のガードをくぐりそのまま直進。
左側にファミリーマートのある4つ目の信号を反対側に渡ってから引き続き同じ方向50メートルほど進んだ右側に店舗がある。
横長の雑居ビルの一番端に位置しており、外にはのれんが出ているので見逃すことはない。
なお、少し井土ヶ谷駅寄りにコインパーキングがあるので、車での来店の場合はそちらを利用可能。


こちらが店舗外観。
以前は別のラーメン店が店舗を構えていた場所で、そのまま居抜きで使っているためか、外装含めてほぼ変わっていない。


店の前には提供している各種メニューに関する詳細な説明書きが置かれている。


その他、提供されているメニューの写真も置かれているので、オーダーの際に参考に出来そう。
なお、自ら「チャーハンが美味しい」と推しているところも気になる。

<混雑状況・店内の様子は?>
このエリアは周辺にはオフィスがあるわけでもないので、平日はあまり混雑することを予想していなかったが、口コミ等を見ると平日でも待つ事があるとのこと。
今回は平日ではあったが11時半過ぎだったのであまり心配していなかったが、居抜きで使ったラーメン店らしいカウンター席のみ10席弱の店内はほぼ満席。
後続で3名が入り満席になり、その後は待ちが1名出たりでなかったりという状況が12時過ぎまで続き、その後はばったりと客足が止まった。
なお、辛みのある担々麺を提供していることもあり、各席専用の小型扇風機がそれぞれ設置されていたり、セルフサービスで紙エプロンが用意されている。
客層的には地元客が多いものの、その他周辺の工事現場で働いているようなガテン系の人だったりとあまり統一感が無く、帰り際に店主から「今日は急に混雑して提供までお待たせして申し訳ありませんでした」と。
店主曰く、普段はこんな感じで集中することあまりないんですけど、との事ではあったが、なんとも客りのタイミングが読めない感じではあった。


こちらが店内の雰囲気。
要所要所はリニューアルしているものの、原則以前入っていたラーメン店をそのまま居抜きで使っているようで、厨房を囲うようなカウンター席はいかにもラーメン店という感じ。
隣席との距離は広いとは言えないものの窮屈感は感じさせない。

<オススメのメニューは?>
こちらのお店は担々麺専門店ということで、麺は派生系として汁無しやつけ麺タイプはあるものの担々麺一本での勝負。
サイドメニューも白米とチャーハンのみとなっており、かなりメニューを絞って勝負しているという印象。
なお、有料トッピングとしてカシューナッツや麻辣ミンチなどがあるので、もっと濃厚な味わいに変更したいという時にはそれらのトッピングを追加しても良いかも知れない。
個人的に担々麺が好きなこともあり、今回は担々麺をオーダーしようと思っていたのだが、店先にあるチャーハン推しの看板や、「チャーハンがうまい」という様々な口コミが気になり、結局「担々麺+半炒飯(1380円)」をオーダーすることにした。
麺は太麺と細麺をオーダー時に聞かれるので、今回は細麺でオーダーした。
なお、オーダーは店内の券売機で食券を購入しスタッフの方に渡す方式となっている。


券売機は店内入って左側に設置されている。
ボタンはそこそこ多い感じもするが、トッピング以外の各ボタンには基本的に写真付きとなっているので迷わずにオーダーが可能。


なお、麺は手揉み麺(太麺)と真空麺(細麺)の二種類から選べるよう。
それぞれご飯との相性が異なるよう。


テーブルには担々麺とチャーハンの食べ方が書かれているので、提供までの間にサッと目を通すことが出来る。

オーダーをしてから待つこと10分程度でまずはチャーハンから、そしてその後10分程度で担々麺が提供された。
店主自らがワンオペでチャーハン鍋を振って担々麺も作っていることもあって、混雑時は提供に時間がかかったりタイミングがばらつくのは仕方なし。


こちらが「担々麺」。
たっぷりとラー油が絡んだスープは見るからに濃厚。
そこにはひき肉と軽く炒ったカシューナッツ、刻みネギ、白髪ネギ、大ぶりのキクラゲと糸唐辛子が盛られており、なかなかインパクトのあるビジュアル。
店先に置かれている料理の説明書きによると、スープには1杯当たり胡麻を30グラム使って、更に胡桃や他のナッツ類を20グラム、計50グラムの種実を使っているとのこと。

まずはスープをよくかき混ぜて一口すするが、トロみがなかなかのレベル。
ポタージュ系とまではいかないものの、胡麻をベースとした濃厚な味わいが口一杯に広がる。
一方で、辛みは思ったより控えめ。
もちろんしっかりとした辛みはあるものの、辛い辛い言いながら食べる辛さではなく、逆に山椒の痺れ感がそれなりにあるのでトータル的なバランスで見るとしっかりと麻辣感がある。

トッピング類はいわゆるラーメンのようなアイテムは乗っていないものの、中でも目を引いたのがキクラゲ。
大ぶりの形の整ったものが4つほど盛られており、ラーメンでいうところのチャーシュー的な存在感を放っている。
軽く炒ったカシューナッツもスープと頂くとナッツ感が増幅されるトッピング。


それに合わせる麺は太麺と細麺から選べるが、今回は細麺をセレクト。
店内の説明書きによると、「コシの強さが特徴でスープが良く絡む中太縮れ麺」との事
見た目は細麺でややちぢれの平打ちタイプとなっており、少し黄色の玉子麺的なニュアンスもある。
程よいコシとスープに絡んでしっとりとした食感が心地いい。


そしてこちらが「半炒飯」。
写真ではわかりにくいが、「半」にしてはしっかりとしたボリューム感で、少なめの一人前と言っても違和感ないほど。
いわゆるパラパラ系ではないものの水分多めでべとべとしたタイプではなく、いうなればフワフワ系という感じ。
程よい油感と共にご飯粒を「付かず離れず」というような感じで仕上げており、粒と粒の間に空気が入っているような仕上がり。
味付けはそれなりにしっかりとしており、胡椒の風味も強めに効かせてあるので、刺激の強い担々麺と合わせても負けることはない。
具材には玉子、ネギ、ハムが使われておりシンプルに仕上げられており、美味しいのだが、個人的には担々麺の方がレベルが高いと感じた。

<まとめ>
以前から気になっておりようやく行けたお店であったが、やはり担々麺の味わいは本格的なもの。
店先に置かれている料理の説明書きによると、スープには1杯当たり胡麻を30グラム使って、更に胡桃や他のナッツ類を20グラム、計50グラムの種実を使っているとのことで、そのスープはトロみがなかなかのレベル。
ポタージュ系とまではいかないものの、胡麻をベースとした濃厚な味わいが口一杯に広がる一方で、辛みは思ったより控えめ。
辛い辛い言いながら食べる辛さではなく、逆に山椒の痺れ感がそれなりにあるのでバランス良く麻辣感があり、香辛料は辛さでごまかさずにしっかりと手間暇かけて手作りで仕上げたスープという印象。
トッピング類はいわゆるラーメンのようなアイテムは乗っていないものの、4つほど盛られている大ぶりのキクラゲが目を引く。
そこに加えて軽く炒ったカシューナッツもたっぷりと乗っており、スープと頂くとナッツ感が増幅される。
それに合わせる麺は太麺と細麺から選べるが、今回は細麺をセレクト。
細めでややちぢれの平打ちタイプで少し黄色の玉子麺的なニュアンスもある麺は程よいコシとスープに絡んでしっとりとした食感が心地いい。
そしてもう一つの推しであるチャーハンもなかなかのレベル。
「半」にしてはしっかりとしたボリューム感で、少なめの一人前と言っても違和感ないほど。
いわゆるパラパラ系ではなく、程よい油感と共にご飯粒を「付かず離れず」というような感じで仕上げており、粒と粒の間に空気が入っているフワフワ系という印象。
味付けはそれなりにしっかりとしており、胡椒の風味も強めに効かせてあるので、刺激の強い担々麺と合わせても負けることはない。
とは言え、やはり担々麺がメインのお店なので、次回は汁なし担々麺にチャレンジしてみたい。

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種実担々麺 菊川ラーメン / 井土ケ谷駅

昼総合点★★★☆☆ 3.5

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