購入場所 | 蔵元直売所 |
購入日 | 2024年07月05日 |
購入金額(税込み) | 2420円 |
テイスティング日 | 2024年07月15日 |
日本酒データ:
地域 | 長野県 |
タイプ | 純米吟醸 |
使用米種 | 山恵錦 |
好み度(MAX五つ星) | ★★★★★ |
コメント:
最近は長野方面に行く際に必ず立ち寄るようにしているこちらの蔵元で購入したもののうちの一本。
色は無濾過生原酒ながらほぼクリアで輝きがあるタイプ。
粘度はそこそこ。
グラスの縁に脚が出てゆったりと伝わり落ちていくようなイメージ。
香りは非常にエレガント。
上品に熟したメロンのような芳醇な吟醸香をベースに米の旨味をしっかりと感じられるもの。
穀類のニュアンスはぼほ無く、代わりに程よくアルコール感を感じられる。
口当たりはわずかにトロみを感じられ、豊かな甘味を強く感じられる。
ジューシーでフルーティーというような印象で、香り同様に穀類の印象はほぼない。
ふくよかな甘味を楽しみつつも味わいは雑味が無くピュア、余韻に感じられるアルコール感もありキレもそれなりある。
長野県で2019年に正式に登録されたばかりではあるが、無濾過生原酒ということもあって、上品な香りと共に濃厚で雑味の無い米の甘味とバランスの良いキレを楽しめる今後が楽しみな酒米。
こちらの蔵の他の無濾過生原酒シリーズと同様に、それぞれの米の特徴を引き出すとともに、ジューシーな香りやフレッシュな飲み口、甘味がしっかりと引き出されていた。
<アルコール度数15%、精米歩合50%>
この日も以前こちらの酒蔵のお酒を合わせたのと同様に海鮮丼と合わせてみた。
海鮮が安く購入できたので、少し漬けにしてそのほかはシンプルにご飯に乗せて大葉で飾り付けたもの。
マグロやホタテ、漬けイカなどの海鮮と合わせても違和感はないが、心なしかそのジューシーな甘味の感じ方が減っているような気もしなくもない。
相性としては悪くないのだが、しっかりと確実のマッチしているかと聞かれると少し首をかしげてしまう。
以前合わせた五百万石のように、甘味の中にもシャープでキレのある味わいの日本酒とは違い、柔らかく優雅な味わいの日本酒なので、もしかするともう少し甘味のある五平餅のような料理と合わせた方が良いのかも知れない。
<マリアージュ指数:3可もなく不可もなし>
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