PALM BEACH SEAFOOD RESTAURANT (2024/03)


名前PALM BEACH SEAFOOD RESTAURANT

場所:1 Fullerton Rd, #01-09 One Fullerton, Singapore 049213
地図はこちらからどうぞ

交通手段:MRT Raffles Place駅から徒歩7分

営業時間:12:00~14:30、17:30~22:30 無休

また行きたい度:=☆☆☆=たっぷりと身の詰まったプリプリでジューシーな巨大なチリクラブを楽しめる旅行の締めにオススメな高級チリクラブの店

外部リンクPALM BEACH SEAFOOD RESTAURANTの公式HPへのリンク

備忘録

(2024/05/11記載)
2024年3月下旬の休日、シンガポールを訪れた際の贅沢な晩餐として利用した。
こちらのお店は数年前にも一度利用しているのだが、周囲にある同じチリクラブで有名なお店と比較して高級な印象があったので、ドキドキしながら行ってみることにした。

<お店の場所はどこ?>
場所はマーライオン公園近くのOne Fullertonという飲食店の入るオシャレなエリアの一角にある。
タクシー等であれば行先としてOne Fullertonと告げれば迷う事はないが、MRTの場合はRaffles Place駅のH出口からアクセスするのが一番わかりやすい。
出口出たら右に進み、シンガポール川を左手に見ながら進む。
100メートルほどでフラトンホテルが見えてくるのでホテルの中を抜けて地下へアクセス。
すると「One Fullerton」という表示が見えてくるのでそれに従って進んでいくとこちらのエリアまでアクセスが出来る。


店舗はマーライオン公園の近くにあるOne Fullertonと呼ばれる飲食店等のお店が入るエリアの一角にある。
写真右側が店内席、左側がテラス席となっているが、今回利用した3月下旬のタイミングだと既に湿度がかなり高くなってきているので、雰囲気は若干マイナスにはなるが店内席の方がオススメ。

<混雑状況・店内の様子は?>
今回はシンガポール到着が17時半過ぎ。
かつホテルまでのアクセスの時間が読めないことやお腹の空き具合が分からないこともあって、週末は基本的に予約無しでフラフラッと入れるお店ではないことは知っていたのだが事前予約無しで立ち寄ってみた。
クラークキーを散歩しながら定番のマーライオン公園経由でお店まで来たのが20時半過ぎ。
入れるか不安ではあったが、店内の席が丁度1つ空いていたので待ちなく入店。
なお、こちらの店は店内とテラス席があり、店内は8名程度が利用できる円卓が8席程度と4名掛けのテーブル席が2卓程度、テラス先は4名掛けのテーブルが10席程度とトータルキャパは100席近い。
本来であればマリナーベイサンズやマーライオンを見られるテラス席がオススメではあるが、3月にしてかなり気温と湿度が高いこともあって、冷房が効いた店内席をセレクトした。
その後は店内席も空席が目立ち始めたので、遅めの時間スタートであれば予約無しでも入れる可能性は高そう。


店内はあまりゴージャス過ぎずもカジュアルすぎないバランスの良い雰囲気。
また、基本的には円卓となっており、人数が少ない場合でも円卓を使えるのは嬉しいところ。


店の奥には生け簀に色々な海の幸がディスプレイされている。

<オススメのメニューは?>
シンガポール、かつこちらのお店と言えば外せないのはチリクラブ。
今回もそのチリクラブをお目当てにやってきたのだが、メニューを確認してちょっとドキドキ。
お値段が「時価」表示となっており、サイズ感含めて全く予想が付かず。
サイズ感が分からなかったため事前に確認すると、「一番小さい1.6キロのものを準備します」とのこと。
正直1.6キロが小さいのか大きいのか全く分からないが、それでも一番小さいと言っていたのでそちらをオーダー。
その他にメニューには記載が無かったが、チリクラブと言えば定番の揚げパン、正式名称は饅頭(マントゥ)を追加し、ご飯ものからチャーハンをセレクト。
最終的に「Palm Beach Signature Chili Crab 1.6(172.8$)」、「Seafood Fried Rice S(20$)」、「Man Tou(4$)」をオーダーした。
高いとは覚悟していたが、チリクラブだけでほぼ2万円というのはなかなかの高級感。


この店の看板メニューである「チリクラブ」のメニュー。
様々な種類があるのだが、一番有名なのは「Palm Beach Signature Chili Crab」。
以前は一応価格が記載されていたのだが、今回訪問時に確認したところ、「時価」の記載が…。


蟹以外にも魚料理も準備しているようだが、こちらも全て「時価」の記載に変わっていた…。


そしてこちらが一品系の料理。
基本的には中華系のメニューが多いイメージ。


その他に、野菜炒め系メニューも準備されている。


他にはチャーハンやミーゴレン系の炭水化物系メニューもある。


そして、こちらがドリンク系のメニュー。
いわゆる「生中」サイズのビールが14$(約1600円)となかなかの価格。


こちらは事前にテーブルにセットされているカニを楽しむための道具一式。
蟹の身を取り出すスプーンや殻を割る道具、そして個包装されているのはビニール手袋とお手拭き。
なお、お会計を見たところ、お手拭きは無料ではなく1$チャージされるよう。


また、殻を割ったりするときにチリソースが飛び散ることを想定して、可愛らしいカニのイラストが描かれた紙エプロンも用意されている。

オーダーをしてからほどなくドリンクが提供され、その後10分程度でチリクラブが提供された。


こちらがお目当ての「Palm Beach Signature Chili Crab」。
見た感じ蟹の形をしっかりと保っていそうではあるが、爪を含めて身を取り出しやすいように事前に軽く割ったり切られたりしている。

1.6キロとは言え、甲羅のサイズが25センチ強あり、ハサミのサイズのパンパなく大きい。
まずは脚の部分から身を取り出すが、殻がしっかりと固くかなりの苦戦を強いられる…。
そして脚の付け根の部分に移るが、こちらは大きな身の塊がコロンと気持ちよく取れる。
いずれのみも日本で食べるカニとは異なり文字通り身がプリプリでジューシー。
カニの身の濃厚な味わいもたっぷりと感じられ、かなりのお値段ではあるがその分満足度は非常に高い。
そして最後に巨大な爪の肉を味わったが、これはもう別次元の美味しさであった。
脚以上に身のプリプリ感を楽しめ味わいの濃厚でジューシー。
身と余すところなく取り出すのはかなり苦労するものの、この味わいのためなら致し方なしと言ったところ。

一方のチリソースだが、細かくされた溶き玉子が加えられ甘味の味わいが強めで辛みはあまりない味わいに仕上げられている。
ソースそのものも濃厚ではなく、あくまで主役はカニとしていて、そこに程よいアクセントに加えているという感じであった。

なお、このソースは別途オーダーした饅頭やチャーハンと共に頂くとこれまた美味。


こちらはチリクラブには定番の揚げパン。
メニューを見た限りオンリストされていなさそうだったので聞いてみると「饅頭(マントゥ)」という名前のようで、別途提供された。
いわゆるしっかりと揚げられた揚げパンという感じで、カリカリの食感とかなり濃厚な油感が癖になる味。
これをしっかりとチリソースに絡めて頂くのがテッパン。


そしてご飯ものとしてオーダーした「Seafood Fried Rice(S)」。
Sサイズながら1人でこれだけ食べても十分に満足できるボリューム感。
インディカ米を使い、しっかりと油を絡めていることもあってパラパラな仕上がりになっている。
こちらを饅頭と同様にチリソースに絡めて頂いたが、想像通りの美味。
ただ、エビなどの海鮮もたっぷりと入っているので、これだけで頂いても十分なレベル感であった。

<まとめ>
今回は料理からは「Palm Beach Signature Chili Crab 1.6(172.8$)」、「Seafood Fried Rice S(20$)」、「Man Tou(4$)」をオーダー、そしてドリンク2杯を飲んで、合計275.05$(約31595円)とかなりの金額であった。
そのうちの約20000円がチリクラブの金額を締めているのだが、流石にその味わいは絶品。
一番小さいサイズということで1.6キロの物が提供されたが、それでも甲羅のサイズが25センチ強あり、ハサミのサイズのパンパなく大きい。
身の取り出しはビニール手袋やカニフォークなどを使って頑張るもの、流石にサイズ感がそれなりにあり、かつ殻も固いのでかなりの苦戦を強いられる…。
が、その味わいは日本で食べるカニとは全く違う。
身はぎっしりと詰まっており、食感はカニとは思えないほどプリプリでジューシー。
また、カニの身の濃厚な味わいもたっぷりと感じられ、特に巨大な爪の肉の味わいは別次元の美味しさであった。
一方のチリソースだが、細かくされた溶き玉子が加えられ甘味の味わいが強めで辛みはあまりない味わいに仕上げられている、カニの旨味を引き立てる。
そしてご飯ものとしてオーダーした「Seafood Fried Rice(S)」もSサイズながら1人でこれだけ食べても十分に満足できるボリューム感。
インディカ米を使い、しっかりと油を絡めていることもあってパラパラな仕上がりになっており、エビなどの海鮮もたっぷりと入っているので、これだけで頂いても十分なレベル感であった。
流石に全て食べきれなかったのだが、プラスチック容器を無料でくれるので、余った料理はホテル等の滞在先で余すこと無く楽しめるのも嬉しいところ。
シンガポール旅行の最後の晩餐等にオススメの高級チリクラブのお店であった。

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PALM BEACH SEAFOOD RESTAURANT東南アジア料理 / マリーナ・エリア)

夜総合点★★★☆☆ 3.6

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