日本航空 羽田空港国際線ファーストクラスラウンジ (2024/02)



(2024/05/12記載)
2024年2月、前月と同様に羽田~バンコクの移動の際に再度利用した。
前月はお正月ということもあり一部メニューがお正月仕様になっていたこともあり、今回は通常運用のラウンジを改めてレビューしてみることにした。

セクション別の詳細レビューは下記リンクを参照。


いつもの通りファーストクラスラウンジ専用のエスカレーターを上がり、レセプションエリアでチェックインを済ませてラウンジ内へ向かう。

今回は12時の深夜便での移動ということもあり、ラウンジ到着後にまずはシャワーを利用することにした。
チェックイン時に空き状況を確認するとすぐに利用可能ということだったのでシャワールームへ向かった。


受付で渡された鍵の番号が書かれたシャワーブースに向かう。


シャワーブースはエリアによって色が異なるが、広さその他はいずれのシャワーブースも同様のもの。


今回は黒のエリアに案内されたが、通路挟んで反対側には木目調のエリアもある。


こちらがシャワーブース内の写真。
写真には写っていないが右側にはトイレもある。


アメニティーとしては歯ブラシが準備されているが、以前は提供されていた髭剃りなどのアメニティーはなく、フロントでも渡していないとのこと。


シャンプーはコーセー製の「Predia」シリーズが準備されている。
ハーブ感が強めの香りとなっており日本製ということで洗いあがりは滑らかで、特にこだわりが無ければ自前のものを持っていく必要はない。


シャワーを済ませてメインダイニングエリアに向かうが、レセプションからメインラウンジエリアへ向かうこちらの通路はファーストクラスラウンジならではの雰囲気。


こちらはラウンジ内のメインダイニングエリア。
テーブル席やカウンター席など、様々なタイプの席が準備されている。


料理の提供方式がオーダー制に変わったことにより、以前はビュッフェエリアだった場所はカウンター席に改装されている。

前回利用時から1か月という短いスパンでの再訪だったこともあり、アルコール類は大きくは変更されていなかった。


泡は以前提供されていたフランスのシャンパーニュ「テルモン レゼルヴ ブリュット」から変更となっており同じくフランスのシャンパーニュ、シャピュイが作る「カルト ノワール ブリュット トラディション」が提供されていた。


また、ラウンジ奥にあるRED SUITEエリアではダイニングエリアとは異なり、「ジョセフ ペリエ シャンパーニュ ブリュット キュヴェ ロワイヤル」 (市価6000円程度)が提供されている。


日本酒は前回と変わらず、広島県の今田酒造本店が作る「富久長 純米吟醸 八反草」(市価1800円程度)と山形県の酒田酒造が作る「上喜元 こいおまち」(市価1900円程度)の2種類が提供されていた。


こちらがワインと日本酒のサーバーコーナー。


提供されていたものは先月と同様のもの。
白は日本のココファームが作る「農民ドライ」(市価2300円程度)、ギリシャのドメーヌ シガラスが作る「アルファ アルファ サントリーニ フィールド ブレンド」(市価3000円程度)が提供されていた。
赤についてはフランスのドメーヌ アラン ブリュモンがつくる「シャトー ブースカッセ」(市価2500円程度)と同じくフランスのクラレンス ディロン ワインズが作る「クラレンドル ルージュ」(市価2500円程度)が提供されていた。


まずは定番のピンチョスとシャンパンからスタート。


続いてこちらも個人的には定番かつお気に入りのそ「帆立とシーアスパラのパートフィロー包み かんずりソース」をオーダー。


帆立を一粒丸ごとパートフィローで包んでパリパリに仕上げたもので皮のパリパリ感とホタテのジューシーな味わいのコントラストはなかなかのレベル。
ビュッフェスタイルではまず提供出来ない料理、かつボリューム感も一口サイズなので他に色々なものをオーダーできる。


そして定番の寿司をオーダー。
今回は定番のマグロ赤身と近大生まれのブリヒラという白身魚にくわえて初めて北海道産のホタテが仲間入り。
かなり立派なものが提供されており、思わず複数個オーダーした。


折角なので「ポークヒレのポワレ パプリカソース」もオーダー。
こちらも一口大サイズでの提供となり、付け合わせのしいたけやペコロスと共におつまみ感覚で楽しめるもの。


まだ小腹が減っていたので、追加でラーメンもオーダー。
ラーメンは定期にメニューが変わるのだが、この時は有名店である「AFURI」の柚子塩らーめんが提供されていた。
スープはアッサリながら程よく深みのある塩となっており、そこに柚子の風味が効いたもの。


麺も店舗で使っている麺と似たような感じで全粒粉が入っているタイプ。
細めのストレートタイプでツルツル系。
量は通常の0.5人前程度と、こちらも小腹を満たしてくれるもの。

その後まだ出発便まで時間があったので、5FのJAL’s SALONへ移動。
時刻は22時前、深夜便利用客が丁度空港に到着してお腹を満たすために4Fで食事をしていることもあってか、食事ではなくくつろぎの場というコンセプトの5Fはガラガラ。


こちらが階段を上がったすぐの場所のエリア。
滑走路を眺められるエリアはゆったりと過ごせるオシャレな場所。


バーカウンター近くのテーブルエリアにも先客は無し。


こちらがメインエリア。
普段であれば1~2組程度先客がいるのだが、この日は平日ということもあってか先客無し。


こちらのエリアのメインは何と言ってもサントリーの国産ウイスキーたち。
響、白州に加えて山崎12年も提供されており、もちろん無料で楽しめる。


その日のバーテンダー次第ではあるが、この日はロックで飲む際の氷の数やウィスキーの量など、かなりきめ細やかに対応して貰えた。


また、この日はバレンタインデーが近かったということもあって、普段は置かれていないゴディバのチョコレートも置かれていた。


バーテンダーの方から「4Fにウィスキーを持っていかれてもいいですよ」と声をかけて頂いたのでたっぷりと山崎12年を入れて頂き、この日のサプライズメニューであったホタテと共に楽しんでからいざフライトへ。
ただ、分かってはいたが、ウイスキーのロック、しかも個性の強い山崎12年とホタテの相性は微妙ではあった…。

2023年12月から毎月1回の頻度で利用しているが、やはりこちらのラウンジの良さは何度使っても変わらない。
中東系のエアラインの本国のファーストクラスラウンジと比較すると流石にレベルの差はあるが、オーダー式で上質なメニューを提供している点やアルコール類のレベル、更に日本ならではのプレミアムジャパニーズウイスキーを提供している点は、海外エアラインのファーストクラスラウンジの流れと同様で、海外旅行の楽しみの一つであることに間違いない。

=今回紹介したお酒は以下のリンクから購入可能です!=
日本酒「富久長 純米吟醸 八反草」
泡・白・フランス「ジョセフ ペリエ シャンパーニュ ブリュット キュヴェ ロワイヤル」
泡・白・フランス「カルト ノワール ブリュット トラディション」
泡・白・フランス「テルモン レゼルヴ ブリュット」
白・ギリシャ「アルファ アルファ サントリーニ フィールド ブレンド」
赤・フランス「シャトー ブースカッセ」
赤・フランス「クラレンドル ルージュ」

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