はなみち (2024/03)


名前はなみち

場所:〒231-0062 神奈川県横浜市中区桜木町1-1 ぴおシティ B2
地図はこちらからどうぞ

交通手段:各線 桜木町駅 徒歩2分

営業時間:12:00~21:45(月~金)、12:00~19:30(土) 毎週日曜日

また行きたい度:=☆☆☆=刺身系メニューが夜を待たずに売り切れ続出となる味もコスパも半端ない野毛地下街の昭和レトロな飲兵衛専用立ち飲み店

外部リンクはなみちの食べログへのリンク

備忘録

(2024/04/13記載)
2024年3月中旬の平日に訪問。
この日は早い時間から野毛エリアを満喫できる予定だったのだが、予想外に夕方の時間が大雨…。
流石に豪雨の中、野毛の飲み屋街まで繰り出す元気はなく、ちょっと考えてみると以前知人に紹介してもらったこちらのお店のことを思い出した。
このお店はJR線と横浜市営地下鉄線から地下で直結している商業施設「ぴおシティ」の地下にある飲み屋街にあり、どんな天気でも快適にアクセスできるので、まずはこちらの店からスタートすることに。

<お店の場所はどこ?>
お店はJR線・横浜市営地下鉄線の桜木町駅に地下で直結、京浜急行線だと日ノ出町駅から8分程度のところにある。
JR線から行く場合は桜木町駅の西口に出て、目の前にある「野毛ちかみち」に入る。
進行方向斜め左側に「ぴおシティ」と書かれた看板があるのでそちらに沿って進み、更に少し下った先に広がる飲み屋街の中にある。
このエリアはロの字型に通路があり、その両サイドに飲食店が立ち並ぶのだが、こちらのお店はちょっとわかりにくく、ロの字の内側の方にある。


こちらが店舗外観。
通路側から見るとあまり広くないイメージがあるが、店舗は奥に縦長な造りになっている。

<混雑状況・店内の様子は?>
今回は平日の17時過ぎに到着。
外の天候が大荒れということもあってか、まだ早い時間にも関わらずぴおシティ内の飲み屋はかなり混雑しており、既に上機嫌な人たちも見られる状況。
こちらのお店も同様で、立ち飲みということでトータルキャパは40名程度の店内は既に7割程度が埋まっている状況。
その後18時頃までは出入りがあるので満席にはならないが常にほぼ全ての席が埋まっているという感じであった。
裸蛍光灯が輝く店内にはところ狭しと手書きのメニューが貼り尽くされており、いたるところにビールケースが積まれている等、何となく昭和角打ちというレトロな雰囲気。
なお、途中合流は待客がいない場合に限りOKとのこと。


こちらが店内の雰囲気。
写真中央がレジカウンター。
ここでオーダーをする半セルフ方式。


立ち飲みということもあり、かなり効率的にスペースを配している。
写真ではわかりにくいが、店の窓側とカウンター側両サイドに立ち飲みスペースがあり、レジカウンターに向かうにはその混雑した場所を抜けていくという、とてもアットホームな雰囲気。

<オススメのメニューは?>
こちらのお店はいわゆる「立ち飲み屋」という感じで、メニューは刺身・天ぷら・フライ・つまみ系を幅広く取り揃えている。
その中でも大人気なのが刺身系メニュー。
この日は17時過ぎに入店するも、刺身系は「炙りタコブツ」と「締め鯖」の2種類以外が完売という状況。
いわゆるメニューリストというものが無く、店内いたるところにメニューの短冊が下げられているので初訪問時はとにかく目移りする。
今回はまずは刺身を確保すべく「炙りタコブツ(350円)」をオーダー、その他い「アジフライ(350円)」と「はぜの天ぷら(350円)」をオーダーした。
オーダー時に代金を払う都度会計のシステムということもあってか、値段は50円刻みとなっており、つまみメニューはおおむね300~400円の設定となっているのも非常にシンプルでわかりやすい。


店内にはメニューが所せましと張り付けられている。
こちらはレジの周辺のメニューだが、それ以外にも多数あるので、オーダーの際はレジに行く前にしっかりとチェックしてからでないと間違いなく途方に暮れる。


ドリンクメニューはレジの後ろ側の壁にある。


なお、冷酒と燗酒はこちらの機械に100円玉2枚を入れ、機械の上にあるグラスをセットするセルフサービス方式。
提供しているお酒は兵庫県にある辰馬本家酒造株式会社の普通酒「白鹿 灘仕込み 辛口」(一升瓶市価1600円程度)であった。

こちらのお店は入店後席を指定され、注文はレジで行い都度会計というスタイルになっている。


こちらが「炙りたこブツ」。
炙りといってもベースは生タコのようで、表面だけ香ばしく炙っていて中はほぼ生という状態のもの。
程よいタコの塩味もあり醤油は不要、そして何よりスライスではなくぶつ切りの状態のタコは肉厚でボリューミー。
そんなタコが8切れ程入って350円という価格は破格。


「炙りたこブツ」とビールの組み合わせ。
立ち飲みというディープな雰囲気に良くマッチするコンビネーション。


そしてしばらくしてから「アジフライ」が提供された。
サイズ感が伝わりにくいが、こちらもデパートの総菜コーナーで販売されてそうな15センチ強はあろうかという大ぶりの物。
比較的軽めに揚げられているようで、カリカリの衣の下にはジューシーで大ぶりのアジの身が詰まっている。
ソースをかけて頂くと、これもお酒が進む味わい。


そして最後にオーダーしたのが「ハゼの天ぷら」。
久しくハゼを食べていなかったが、ハゼの身がこんなにジューシーでフワフワ、タンパクでクセがないものだったのかと改めて思い知らされた。
軽く塩を振って頂くと美味。
本当は「メゴチの天ぷら」をオーダーしたかったのだが売り切れていたのでハゼに変えたが、結果オーライであった。

<まとめ>
今回はハシゴ酒ということで生ビールとホッピー、そしてつまみ3品オーダーして2000円弱の仕上がり。
つまみの量そのものは多いわけでも少ないわけでもなく、1人でつまむにはちょうど良いボリューム感。
ただ、刺身のコスパ感は半端ない。
今回は唯一残っていた刺身系メニューの一つであった「炙りタコブツ」をオーダーしたが、炙りといってもベースは生タコ。
表面だけ香ばしく炙っていて中はほぼ生という状態で、程よいタコの塩味もあり醤油は不要。
そして何よりスライスではなくぶつ切りの状態のタコは肉厚でボリューミーなタコが8切れ程入って350円という価格は破格。
17時時点で刺身系メニューがほぼ売り切れるというのも納得であった。
都度会計であったり途中合流NG、帰る際には片づけるというルールはあるが、それもレトロな店内でワイワイやりながらお酒を楽しむ立ち飲み屋ならではの雰囲気。
お店は12時から営業しているようなので、機会があれば平日の早い時間帯から刺身目当てで再訪してみたいお店であった。

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はなみち立ち飲み / 桜木町駅馬車道駅日ノ出町駅

夜総合点★★★☆☆ 3.7

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