Kiew Kai Ka One Nimman (2024/01)


名前Kiew Kai Ka One Nimman

場所:One Nimman l l Room, D116 & D120, 1 Nimmanahaeminda Road, Mueang Chiang Mai District, Chiang Mai 50200 Thailand
地図はこちらからどうぞ

交通手段:チェンマイ国際空港から車で約20分

営業時間:11:00~22:00 無休

また行きたい度:=☆☆☆=オシャレな雰囲気でタイ料理と共に辛さを気にしない中華を楽しめる6年連続ミシュラン星獲得店

外部リンクKiew Kai Ka One Nimmanの公式HPへのリンク

備忘録

(2024/04/14記載)
2024年1月上旬にチェンマイを訪れた際の夕食として利用。
今回は現地に知り合いがいることもあり全く下調べをせずに渡航。
三日目の夕食では、やはりタイに来ているならタイ料理が食べたいよね、というと事でホテルから徒歩圏内の店を探したところこちらの店を発見。
予約をしていくことにした。

<お店の場所はどこ?>
チェンマイは公共交通機関が発達しておらず、基本的には車での移動となる。
今回は宿泊していたホテルからこちらのお店があるショッピングモールまでゆっくり歩いて10分程度だったことと、このエリアには信号があり時間帯によっては大混雑する(タイの信号は1方向のみが青かつ信号が変わるまでにかなり時間がかかる)ので、散歩がてら歩いてみることにした。
なお、このエリアはショッピングモールがいくつかあり、こちらの店が入っている「One Nimman」というオシャレなお店が揃うショッピングモール、マツキヨなどの日本のお店やその他タイのお土産購入出来る「MAYA Lifestyle shopping center」というショッピングモール、日本の渋谷エリアを模した「Think Park」という飲食店などがあるエリアがあったりと、とても賑やかな地区。


こちらはこのお店が入っているショッピングモール「One Nimman」の外観。
オリエンタルな雰囲気があり、食事をせずともフラフラと観光で立ち寄るのものあり。


こちらが店舗入口。
オシャレなレンガ造りの外壁の店構えからは、何となくタイ料理の店という雰囲気ではなくレストランという感じの印象を受ける。


なお、お店は「One Nimman」のショッピングモール側からも入店が可能。
こちらの写真はショッピングモール側の入口を撮影したもの。


なお、入口のガラスには過去6年分のミシュラン掲載のステッカーが貼られており、有名店であることを伺い知れる。

<混雑状況・店内の様子は?>
この日は年始であったが平日ということで、18時過ぎにお店に到着するも比較的空いている状況。
ただ、いくつかの席は予約席となっていたり、今回は大人数ということもあったので、平日であっても大人数での会食であれば事前予約が無難。
店内はカジュアルながらもオシャレな感じになっており、「One Nimman」というオシャレなお店が揃うショッピングモールに入るレストランだけあり、ちょっと優雅に食事をしたい時や、来客等でタイ料理を食べてもらいたいけどガチのタイ料理店はちょっと…という時にも使えそうな感じ。
なお、このエリアは外国人が多く来るショッピングモールということもあって、19時を過ぎると待ち客が出るよう。
その際には日本と同様にウェイティングリストに名前を書いて空き次第呼んでもらうという方式になっていた。


こちらはソファー席の写真。
カジュアルな雰囲気もありつつ、タイらしい鮮やかな雰囲気もある。


こちらがメインダイニングエリア。
高い天井の空間にはゆったりとテーブル席が配されている。

<オススメのメニューは?>
こちらのレストランはタイ料理店というカテゴリーにはなるものの、中華系のメニューやタイと中華料理のフュージョン系メニューも多くあり、辛い料理だけだとちょっと心配というシチュエーションでも使える。
タイ料理はトムヤンクンやカオソーイ、パッドタイなどの日本人が良く知っているタイ料理は当然のこと、色々タイ料理が数多くラインアップされている。
が、基本的にはどれも辛いので、よほど辛いのが得意でなければ「レススパイシー」とオーダーして出来る限り辛さは控えめにした方が無難。
また、辛いのが全くダメという場合はでもチャーハンや空心菜炒めなどのいわゆる中華系の料理もそれなりにあるので、これらのメニューをオーダーするのもアリ。
アルコール類はタイ定番のシンハーやチャンビールなどもあるが、こちらのお店は少し値段は張るがマイクロブルワリーのビールも取り揃えている。
今回は7名ということもあって、オススメメニューである様々なおつまみ系が乗ったプレートや「豚肉のグリル」、「海老チャーハン」、「魚の姿揚げ」、「空心菜炒め」を、そしてタイ料理からは「トムヤンクン」、「タイ風オムレツ」、「カオソーイ」の計7品をオーダーしてシェアした。
なお、こちらのお店はタイのマイクロブルワリー系ビールがオススメのようでなかなかの品揃えなので試してみるのもありだが、1本で300バーツ前後(約1350円程度)となかなかのお値段。
シンハーやチャンなどの通常のビールであれば90バーツ(約400円)程度で楽しめるので、飲み比べてみるのも良いかも知れない。
メニュー・オーダー共に日本語はNG、タイ語、英語か中国語での対応となる。


メニューリストはタイ語と英語、そして中国語のみだが、全て写真付きなのと、最初のページにはオススメメニューが記載されている。


写真もかなり大きく掲載されているので写真を見れば何となくどんな料理なのかは分かる。


肉系の料理も充実しており、ビールと合わせるとなかなか相性が良さそう。


メニューにはトムヤンクンのような一目でタイ料理と分かるものもあるが、中華系のメニューも比較的多く取り揃えられている。


ビジュアル系にインパクトのある魚の姿揚げやココナッツを入れ物に見立てたカレーなどもある。


肉系以外にも意外と魚介系のメニューも充実している。


そしてこちらはカレーメニュー。
これらの見るからに辛そうなメニューをオーダーする際は事前に辛さを確認したうえで、「ノースパイシー」と言っておくのが無難。


メニューの後ろの方には「パッドタイ」や「カオソーイ」などのいわゆるベタなタイ料理もあるので要チェック。


飲み物はビールが中心。
推しはチェンマイのマイクロブリュワリー系ビールのようだが、お値段は最も高額なもので約300バーツ(約1350円)とかなりの金額。
シンハーやチャンビールであれば90バーツ(約400円)とお手軽。


ワインもそれなりにはあるのだが、タイのワイン事情に漏れず金額はお高め。


こちらはオススメメニューの中から選んだおつまみセットのようなもの。
豚の皮をあげたもの、ソーセージ、シャーシュー、野菜など色々なものが少しずつ乗せられている。
野菜などは中央の小さな器にあるチリディップに絡めて頂くようだが、このチリディップが激辛なので要注意。


肉料理からは「豚肉のグリル」をオーダー(Grilled Pork served with northeastern thai spicy sauce)。
こちらは文字通り豚肉をグリルしたシンプルなもので、そのまま頂けば料理名そのものの味。
ただ、ソースがそれなりにスパイシーなので、辛さが苦手な人は何も付けずに食べるのが良いかも知れない。


タイ料理と言えば定番の「トムヤンクン」(Tom Yum Kung)。
パクチーの風味は控えめで、様々な香草やハーブがたくさん入っており複雑な味わい。
香草などの味わいがしっかりとスープに移っていて深みがあり美味しいが、オーダー時に「レススパイシー」でお願いしてもそれなりに辛さがある。


こちらは「タイ風オムレツ」(Thai Omelet with crab)。
かき揚げのようなものを大きなケーキ状に仕上げた料理。
かき揚げの部分にカニが入っているのではなく、上にカニの身がトッピングされている。
タイ料理の店では定番の料理のようでよく見かげるが、言ってみれば「しっかりと揚げた具なしのかき揚げ」という感じでそこまで特別感はない。


辛さを気にしないで良いメニューから「海老チャーハン」(Fried rice with shrimp)をオーダー。
いわゆるタイ料理ではなく中華メニューにはなるが、辛さのことを考えるとこれらのメニューを1~2品選んでおくのが無難。


こちらは「魚の姿揚げ」(Deep-fried local fish serve with spicy stir-fried eggplant and seafood sauce)。
サイズは40センチ弱あろうかというかなりの大物。
ナマズ系の魚で見た目こそなかなかのインパクトだが皮はパリパリで身は白身でさっぱりふわふわの食感。
揚げる時に香草をしっかりつけているようで、ソースを何もつけなくとも程よい味付けになっており辛さは全くなし。


こちらの「空心菜炒め」はタイ料理というよりも中華料理に近い感じ。
オイスターソースとニンニクがしっかりと効いた外さない定番の味で、辛いのが苦手な人がいる場合にはオーダーしておきたいテッパンメニュー。


こちらが「カオソーイ」(Curried noodle soup with chicken)。
いわゆる「カレーラーメン」的なもので、タイ北部のソウルフード。
スープの中には普通の麺が入っており、スープの上には揚げ麺が乗せられているという2種類の麺を同時に楽しめるスタイル。
こちらもオーダー時に「レススパイシー」としてお願いした、それでもそれなりに辛い。
濃厚なカレースープは一口目はココナッツの味がして甘味と辛味が複雑に絡み合い美味しいと感じられるのだが、意外と後から辛みがじわじわと押し寄せてくる。


こちらはマンゴージュース。
ジュースというよりも、もはやマンゴーがそのままグラスに刺さっているというかなりワイルドなもの。
なお、水をオーダーすると店名が入ったオリジナルのペットボトル入りの水が提供される(有料)。

<まとめ>
今回は計7名でビール5杯、ドリンク6杯程度飲み、ご飯をお腹いっぱい食べてトータル5000バーツ弱(約22500円)程度、1人当たり3000円少々であった。
食べて飲んだ割にはそこまで高いという感じではなく、またオシャレなショッピングモールに入るお店で雰囲気もそれなりに良く、ミシュランの星を2020年から連続6年で取り続けている店でもあり、それらを考慮すれば高くないという印象。
メイン料理は一品一品がそこまで大皿料理という感じではなく、比較的1人でも食べられるようなボリューム感なので、中華のように色々な料理をシェアして食べることも可能。
なお、タイ料理は外国人が食べやすいような辛さ控えめという味付けではなく普通にローカル向けの辛さになっているので、オーダー時にはその料理が辛いかどうかを事前に聞いておいた方が無難。
但し、辛さ控えめの「レススパイシー」にしてもそれなりに辛いので、辛さが苦手な場合には中華料理メニューを選ぶという選択肢もある。

「Kiew Kai Ka One Nimman」に関連する投稿はこちらからまとめてご覧になれます

Kiew Kai Ka l ワン ニマン店タイ料理 / チェンマイ)

夜総合点★★★☆☆ 3.5

Be the first to comment

Leave a Reply

Your email address will not be published.

*


CAPTCHA



This site uses Akismet to reduce spam. Learn how your comment data is processed.