名前:はなみち
場所:〒231-0062 神奈川県横浜市中区桜木町1-1 ぴおシティ B2
地図はこちらからどうぞ
交通手段:各線 桜木町駅 徒歩2分
営業時間:12:00~21:45(月~金)、12:00~19:30(土) 毎週日曜日
また行きたい度:=☆☆☆☆=海鮮料亭顔負けクオリティーの刺身を破格かつ爆盛りで提供する開店1時間前行列必須の最強コスパ海鮮立ち飲み屋
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備忘録:
(2024/07/17記載)
2024年4月下旬の週末に再訪。
こちらの店は3月中旬の夕方に利用しているのだが、お刺身のレベルとコスパに圧巻され、改めて調べてみるとやはりお刺身系の人気がダントツとのこと。
また、開店と同時に売り切れる「ウニ」も名物ということで、今回は開店と同時の入店を目指し、改めて行ってみることにした。
<お店の場所はどこ?>
お店はJR線・横浜市営地下鉄線の桜木町駅に地下で直結、京浜急行線だと日ノ出町駅から8分程度のところにある。
JR線から行く場合は桜木町駅の西口に出て、目の前にある「野毛ちかみち」に入る。
進行方向斜め左側に「ぴおシティ」と書かれた看板があるのでそちらに沿って進み、更に少し下った先に広がる飲み屋街の中にある。
このエリアはロの字型に通路があり、その両サイドに飲食店が立ち並ぶのだが、こちらのお店はちょっとわかりにくく、ロの字の内側の方にある。
今回は横浜市営地下鉄線を使って行ってみたが、改札からものの2分でお店の前で行けるので、JR線・横浜市営地下鉄線のチョイスがあるならば、断然横浜市営地下鉄線がオススメ。
こちらが店舗外観。
通路側から見るとあまり広くないイメージがあるが、店舗は奥に縦長な造りになっている。
なお、壁沿いは入店待ちの列。
こちらは店舗後方からの写真。
入店待ちの列は開店前はさらに後ろに伸びており、週末は開店30分前で50人程度が並んでいる。
<混雑状況・店内の様子は?>
来店前に事前に調べてみると、休日は開店前から行列が出来るとの事。
色々調べてみたものもの最新情報はなく、少し前の情報だと「11時45分頃(開店15分前)でそこそこ列が出来る」ということだったので念には念を入れて11時半過ぎに店舗に到着。
すると「そこそこの列」どころではなく、40名以上が列をなしているという状況。
昭和レトロな裸蛍光灯が光り輝く味のある店内のキャパは30名そこそこというところで、流石にファーストロットでの入店は叶わず…。
最終的に開店してから45分後の12時45分頃に入店、1時間半近く待ってようやく店内に入れたという感じ。
その後我々が食事を終えて帰る13時45分頃も常に10名程度が並んでいるという状況で、休日のこの時間帯は20~30分待ちは当たり前という感じであった。
こちらが店内の雰囲気。
写真中央がレジカウンター。
ここでオーダーをする半セルフ方式。
立ち飲みということもあり、かなり効率的にスペースを配している。
店内は横長になっており、昭和レトロな蛍光灯がそのレトロ感をさらに高めている。
とにかく上質でコスパの良い刺身を提供していることもあり、1人で黙々と刺身とお酒を楽しむ人が目立つのも特徴。
<オススメのメニューは?>
こちらのお店はいわゆる「立ち飲み屋」という感じで、メニューは刺身・天ぷら・フライ・つまみ系を幅広く取り揃えている。
その中でも大人気なのが刺身系メニュー。
前回訪問時は平日ながら夕方の17時頃ということもあって、刺身メニューはほとんど残っておらず、今回はそのリベンジということで開店時間前から待機。
結局大混雑のため、入店は開店45分後となったため、狙っていた「ウニ」は売り切れ。
それもあり、代替案として考えていた「たこぶつ(350円)」、「ほたてブツ切り(350円)」、「マグロぶつ切(350円)」をセレクト。
その他に「キス天ぷら(350円)」、「お刺身わかめ(250円)」、「ハムカツ(350円)」をオーダーし、ドリンクは「ホッピー(550円)」をオーダーした。
刺身、天ぷら、フライ系含めて高くても一品400円程度というコスパの良さと、よくある「お酒の値段を高くして儲けている」という感じもなく、食べ物・飲み物いずれのコスパも半端ない。
なお、狙っていた「ウニ」は開店後30分程度で売り切れ、刺身系については1人最大3品まで、かつ同じメニューの繰り返しオーダーはNGというルールがある。
また、オーダーは都度中央のレジまで行き現金払いというスタイルになっている。
店内にはメニューが所せましと張り付けられている。
こちらはレジの周辺の刺身メニュー。
時間の経過と共にどんどんと売り切れて行くので、オーダーしたいものがあれば早めに確保しておくのが無難。
こちらのお店は入店後席を指定され、注文はレジで行い都度会計というスタイルになっている。
こちらが今回オーダーした刺身たち。
これだけオーダーしても1500円程度という価格設定はもはや破壊的。
こちらが「マグロぶつ切」。
ぶつ切りというとサイズ不揃いのものを想像するが、こちらは厚みが1センチ近くあろかという切り身で、ぶつ切りではなくサクから極厚で切りだしたものという印象。
かつ、中トロと赤身がそれぞれ2~3枚盛られて350円という金額はもはや利益が出ているのか分からない価格設定。
こちらが「たこぶつ」。
マグロぶつ切同様に、ぶつ切り感は一切無し。
普通にタコの足を分厚くスライスした状態での提供。
程よい塩感とタコの旨味を感じられるもので、これで350円というのは信じられない。
こちらは「ほたてブツ切」。
ほたてをぶつ切りで提供というのはあまりイメージが無かったが、普通に大サイズの貝柱が4つ盛られてた状態で提供された。
寿司屋であればこの貝柱1で普通に数百円の値段設定がされるところ、これだけ入って350円というとんでもない価格設定。
生ということでほたての甘味は当然のこと、冷凍ものだと感じらなくなる貝柱の食感もしっかりと楽しめる。
提供までに10分超かかっている事を考えると、もしかすると貝の状態のものをさばいて提供しているのかもしれない。
そして天ぷらメニューからは「キス天ぷら」をオーダー。
中サイズのものが3匹、揚げたてのサクサクの状態での提供。
金額、ボリューム感とも申し分なし。
もう一品「ハムカツ」をオーダー。
ハムカツというと、厚めに切られたハムをカツ状にフライしたものを思い浮かべるが、こちらはハムそのものは薄いもののチーズが加わっており、味わいとしてはなかなかボリューム感のあるもの。
そして最後に「お刺身わかめ」で締め。
シャキシャキの食感のワカメにはその味わいを活かしきるためのポン酢がわずかにかけられている。
こちらもたっぷりと盛られているにもかかわらず250円という価格設定が嬉しい。
<まとめ>
前回は初めての訪問ということもあって「コスパの良い昭和レトロな立ち飲み居酒屋」という印象だったが、今回の再訪でそのイメージは一気に変わった。
刺身がとにかく美味しくてボリューム満点かつありえない価格設定ということもあって、刺身系が早い時間帯で文字通り消えていく理由に納得。
特に今回オーダーした「マグロぶつ切」は厚みが1センチ近くあろかという切り身で、ぶつ切りではなくサクから極厚で切りだしたものという印象。
かつ、中トロと赤身がそれぞれ2~3枚盛られて350円という金額はもはや利益が出ているのか分からない価格設定。
「たこぶつ」についても同様で、とにかくサイズ感と量がありえないほど。
そして「ほたてブツ切り」に至ってはぶつ切りではなく、特大に近いサイズの貝柱が4つ乗って350円という金額になっており、刺身好きからするとパラダイスのような空間であった。
それだけのレベル・コスパの刺身を3品頂き、更には揚げ物1品とホッピー、中味お代わりをして、お腹が8割くらい満たされても仕上がりは2500円という価格はもはやありえないレベル。
これだけのレベル感の刺身を出すコスパ抜群の立ち飲み屋ということもあって、開店前行列は必須なのが辛いところではあるが、それだけ並んででも食べる価値のある刺身であることは間違いない。
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