名前：鶏ふじ
場所：〒231-0013 神奈川県横浜市中区住吉町5-51 馬車道会館ビル1F
地図はこちらからどうぞ
交通手段：横浜市営地下鉄線 関内駅 徒歩1分
営業時間：11:00～23:00 毎週日曜日
また行きたい度：＝☆☆☆＝臭みを感じない濃厚な鶏の旨味を凝縮した鶏白湯麺と仕上げの雑炊を楽しめる駅近立地のラーメン店
外部リンク：鶏ふじの公式HPへのリンク
備忘録：
（2024/04/19記載）
2024年3月中旬の平日夜に訪問。
こちらの店は以前から知っていたもののなかなか開拓することが出来ずにいた。
そんな中、たまたま桜木町でスタートした居酒屋ハシゴツアーの締めとして馬車道エリアにある同行者行きつけのバーで一杯飲むことになり、更に最後の締めのラーメンとしてこちらのお店を思い出したので行ってみることにした。
改めて調べてみると、こちらのお店は野毛界隈でもつ煮込みのお店「もつしげ」や、ホルモン専門店の「野毛ホルモンセンター」などを経営する株式会社ニュールックが展開するお店の一つのよう。
＜お店の場所はどこ？＞
場所は横浜市営地下鉄線の関内駅の9番出口からだと徒歩1分程度の馬車道エリアにある。
出口を出て目の前の馬車道を海側に向かって歩くと3つ目の交差点の先左側に店舗が見える。
ビルの一角にあるお店ではあるが、夜は看板含めてかなり明るくライトアップされているので見逃すことはない。
こちらが店舗外観。
この日は飲んだ後に食べに行ったということもあって、周辺のお店が既に閉店している中でこちらのお店だけ煌々と輝いていたのですぐに分かった。
＜混雑状況・店内の様子は？＞
この日は平日、かつ天気も大荒れで22時を回っていたこともあり、カウンター席12席と2名掛けのテーブル席が2席の計20名弱の店内は先客2組のみ。
その後もパラパラとは入店するものの終始3割程度の客入りで、「飲んたあとの締めのラーメン」を楽しむには良い場所なのだが、平日は意外とそういったシチュエーションで使われることが少ないのかも知れない。
店内はいわゆるラーメン店の造りで、カウンターを囲むようにL字型に席が配されている。
こちらは入口からの写真。
壁際にテーブル席があるものの、何とか壁際にスペースを作ったというような感じで、向かい合って座るカウンター席という感じ。
むしろカウンター席の方がゆったりと場所を使えるような印象さえある。
＜オススメのメニューは？＞
こちらの店は「超濃厚鶏白湯ラーメン専門店」ということで、メニューは鶏白湯麺の一択。
その鶏白湯ラーメンに味玉やチャーシューがのった派生メニューや、デフォルトでもしっかりと濃い鶏白湯スープをさらに濃くした「特濃鶏白湯麺」などもある。
また、こちらの店では残ったスープにご飯を入れて食べる雑炊も推しているようで、「雑炊セット」なるものサイドメニューで提供しているよう。
なお、「雑炊セット」は毎日ランチタイム（11～15時）は無料で食べられるようなので、ランチタイム来店時は要チェック。
今回は初の来店ということで、基本メニューの「鶏白湯麺（850円）」をセレクト。
麺の固さ、塩の濃さ、鶏油の多さを選ぶことが出来るので、今回は「麺固め、塩多め」でオーダーした。
店内にはメニュー表は無く、入ってすぐ左側に券売機がある。
こちらが最新式のものとなっており、写真付きでメニューを選ぶことができ、かつクレジットカード等にも対応しているもの。
席の横には推しの雑炊の楽しみ方が記載されている。
なお、この雑炊はランチタイム（11時～15時）は無料で提供しているよう。
特に食券を買う必要もなく、雑炊を頼めるタイミングになった際にスタッフの方に声をかければよいよう。
食券をスタッフの方に渡して待つこと5分弱で着丼。
こちらが「鶏白湯麺」。
白さを感じられるクリーミーな白湯スープにはしっかりと鶏の脂の層もあり、ビジュアルからだけでも濃厚な味わいを容易に想像できる。
スープの上にはアオサとメンマと刻みネギ、そしてチャーシューがのっており、シンプルな盛り付けはスープの濃厚さを際立たせる。
まずはスープから頂くが、見た目からのイメージ通り鶏の旨味をしっかりと引き出した濃厚な味わい。
ただ、トンコツ系のスープとは異なり、濃厚ながらも特有の獣臭さはなく、動物系のスープが好きだけどトンコツの臭みがちょっと苦手、という人でも全く気にすることなく味わえるもの。
そして今回は塩多めでオーダーしたこともあり、鶏の濃厚な味わいに塩味がしっかりと加わり、飲んだ後でも十分にその風味と濃さを楽しめる。
また、アオサがスープにはない魚介の風味を加え、焦がしネギの風味と共にとても良いアクセントになっている。
今回は鶏油はデフォルトのままであったが、塩分控えめで味にパンチを追加するのであれば鶏油多めの選択肢も良いかも知れない。
合わせる麺は自家製のもの。太めストレート麺は若干平打ちっぽさもあり、濃厚な鶏白湯スープがしっかりと絡む。
食感ははモチモチ感があり、コシもしっかりとした存在感のあるタイプ。
＜まとめ＞
今回はシンプルに「鶏白湯麺」をオーダーしたが、想像以上の濃厚さで飲んだあとでもしっかりとその味わいを楽しめるもの。
白さを感じられるクリーミーな白湯スープにはしっかりと鶏の脂の層もあり、ビジュアルからだけでも濃厚な味わいを容易に想像できる、見た目からのイメージ通り鶏の旨味をしっかりと引き出した濃厚な味わい。
今回は塩多めでオーダーしたこともあり、鶏の濃厚な味わいに塩味がしっかりと加わり、飲んだ後でも十分にその風味と濃さを楽しめる。
また、デフォルトでトッピングされているアオサがスープにはない魚介の風味を加え、焦がしネギの風味と共にとても良いアクセントになっている。
しっかりと濃厚な動物系の風味と脂感を感じるスープではあるが、トンコツ系のスープとは異なり、濃厚ながらも特有の獣臭さはないのも鶏白湯の特徴。
今回は鶏油はデフォルトのままであったが、塩分控えめで味にパンチを追加するのであれば鶏油多めの選択肢も良いかも知れない。
また、平日ランチタイムであれば「雑炊セット」が無料サービスとなるので、次回はデフォルトでもかなり濃厚なこちらのラーメンではあるが、その更に1.5倍濃い「特濃鶏白湯麺」と共にチャレンジしてみたい。
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