寒菊 Monochrome 無濾過生原酒 純米大吟醸


購入場所 こちらから購入可能
購入日 2023年10月09日
購入金額(税込み) 1815円
テイスティング日 2023年10月09日

日本酒データ:

地域 千葉県
タイプ 純米大吟醸
使用米種 山酒4号100%
好み度(MAX五つ星) ★★★★☆

コメント:
日本酒を購入すべく地元のマニアックな酒店に行った際に見つけたもの。
個人的に大好きな響きである「無濾過生原酒」、かつ年に一度しか醸さない限定酒という記載があったので購入してみた。
色はほぼ透明、ほんの僅かにグリーンのニュアンスを感じられるかどうかと言ったところ。
粘度はほどほどでグラスの縁にそれなりに脚がでるようなイメージ。
香りは甘く、しっかりと熟したバナナのような吟醸香を豊かに感じられる。
日本酒感や穀類の香りはほぼ感じられず、米の旨みと甘味を全面に押し出した香りになっている。
口当たりは柔らかく、甘味を豊かに感じられるアタックが印象的。
その後に、ほんの僅かに発泡感のある酸の味わいも加わり、甘味先行の味わいをフレッシュでバランスの良い味わいに変えていく。
余韻には米の甘味と旨みを豊かに感じられ、しばらく時間をかけて口の中にその印象を残していく。
豊かな甘味とほのかな発泡感を伴う酸がバランスよく絡み合うフレッシュで飲みやすい年一回の限定酒。
<アルコール度数15%、精米歩合50%>


この日は以前購入した北海道産のいくらを使ったイクラ丼と合わせてみた。
柔らかい醤油タレに漬け込んだいくらは本来のいくらの味わいを濃厚に感じられるもの。
プチプチとした弾力感もあり、文字通り口の中でいくらの旨みが弾ける。
その濃厚な味わいと日本酒だが、正直そこまでガッツリマッチするという感じではない。
甘味と旨みをしっかりと味わえるこの手の日本酒よりは、キレと穀類感を感じるマッチョな純米系の方が合うような印象であった。
イメージとしては生魚系というよりは煮物、魚料理であれば粕漬けなどとの相性が良いという感じであった。
<マリアージュ指数:2いまいちの相性>

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