きしもと食堂 (2024/01)


名前きしもと食堂

場所:〒905-0214 沖縄県国頭郡本部町渡久地5
地図はこちらからどうぞ

交通手段:那覇空港から車で約80分

営業時間:11:00~17:30 毎週水曜日

また行きたい度:=☆☆☆=味のある店内で沖縄そばとジューシーの2種類のみを提供する名護エリアの老舗沖縄そばの店

外部リンクきしもと食堂の食べログページへのリンク

備忘録

(2024/03/09記載)
2024年1月上旬の平日の昼食として利用。
この日は久しぶりに那覇エリアを離れて名護付近に滞在していたこともあり、この付近で食べられる沖縄そばの店を検索したところこちらの店がヒットしたので行ってみることにした。

<お店の場所はどこ?>
こちらはのお店は名護エリアということもあり、那覇滞在の場合は往復だけで3時間弱かかる距離となる。
よって、この店のためだけに来るというよりは、近くにある「美ら海水族館」や「名護パイナップル園」等の観光ついで、もしくは付近に滞在している時に利用するようなイメージ。
近くには町営の本部市場があったりとランドマークになるものがあるので、ナビを設定すれば若干の路地を入るものの迷う事はまずない。
なお、駐車場は店舗周辺に専用の駐車場があるのでそちらに駐車可能。


こちらが店舗外観。
味のある建物には「手打ちそばきしもと食堂」の文字が掲げられている。


店舗前には駐車不可。
その代わり専用駐車場が付近にあるのでそちらに車を停めることが可能。


店舗近くにも駐車場の案内看板が出ているのでそれに従って駐車場へ向かう。

<混雑状況・店内の様子は?>
今回は平日14時半に店舗に到着したが、この時間でほぼ満席という状況。
また、外国人観光客も多く来ており、直前に団体が前に入ったので、店内に空席があるにも関わらず15分程度待ってからの入店となった。
店内はテーブルエリアと小上がり・座敷エリアに分かれており、テーブル席は味のある6名掛けが2卓、小上がりの座敷エリアは2名で使うサイズの座卓が2卓、4名サイズのものが2卓、そしてその奥にも客席があるようで、トータルキャパは40名程度という感じ。
加えて店内では沖縄民謡流れており、お店の造り含めて沖縄感がコテコテの観光客向けの雰囲気となっている。
なお、ほぼ満席の状態は15時くらいでようやく解消されたので、さっと入店したい場合はこれくらいの時間が良さそうではあるが、14時半を過ぎるとじゅーしーが売り切れたりするので確実に食事をしたいのであれば14時頃には入店したいところ。


こちらが店内の雰囲気。
テーブル席は丸椅子や少しガタつく感じのある味のあるテーブルが何とも印象的。


こちらは小上がり席。
このエリアの有名店らしく、壁には様々な色紙が飾られている。

<オススメのメニューは?>
こちらのお店は沖縄そばとじゅーしーの2種類のみの提供となっている。
沖縄そばについては大と小の2種類があるので、お腹の具合に合わせてサイズ感を選べるのは嬉しいところ。
今回は「そば大(930円)」をオーダーしたが、1人で両方食べたい場合はそば小とじゅーしーをセレクトするのが良さそう。
なお、今回は平日の14時半に到着したが、オーダーしてほどなくじゅーしーが売り切れたので、食べたいメニューがある場合は平日でもあまり遅い時間の来店は避けたほうが良さそう。


メニュー表があるわけではなく、壁に写真と共に貼られている。

オーダーしてから待つこと5分弱で着丼。


こちらが「そば大」。
少し色味のあるスープの中にはそばがたっぷりと入っており、その上には三枚肉や軟骨ソーキ、そしてかまぼこと刻みネギが乗ったシンプルながら定番の沖縄そばと言ったビジュアル。
そのスープはカツオだしベースの味わいながらしっかりと濃い目のタイプ。
そこに醤油系の風味とトンコツの旨味が加わったタイプで、正統派の沖縄そばの味わいからは少し外れた感じはあるものの、濃口のスープに慣れた口にはちょうど良い濃さであった。

トッピングには三枚肉が2枚とソーキが1つ乗っている。
まずは三枚肉から頂くが、程よい食感で2口程度のサイズ感のもの。
味付けは醤油ベースの煮汁が濃くなく薄くもない丁度良い塩梅となっており、シンプルに美味しく頂ける。
そしてソーキは三枚肉よりも肉の繊維感が多く食べ応えはあるが、味付けそのものは三枚肉と同じ傾向であった。


合わせる麺は自家製麺とのこと。
太めでうどんのような外観のそばはほぼストレートで若干平打ちタイプのもの。
木灰水の上澄みで練り上げる昔ながらの製法との事だが、食感としてはうどんのようなコシがあるタイプではなく沖縄そばらしい少しフワッとした食感のあるもの。
なお、今回は大でオーダーしたが、ボリューム感としては中盛りという感じ。
そばでお腹を一杯にしたいのであれば大が丁度良いという印象であった。

<まとめ>
今回は「そば大」を頂いたが、シンプルに美味しく頂けた。
少し色味のあるスープはカツオだしベースの味わいながらしっかりと濃い目で醤油系の風味とトンコツの旨味が加わったタイプ。
いわゆる正統派の沖縄そばの味わいからは少し外れた感じはあるものの、濃口のスープに慣れた口にはちょうど良い濃さであった。
合わせる麺は太めでうどんのような外観のそばはほぼストレートで若干平打ちタイプの自家製麺。
木灰水の上澄みで練り上げる昔ながらの製法との事だが、食感としてはうどんのようなコシがあるタイプではなく沖縄そばらしい少しフワッとした食感のあるもの。
トッピングには三枚肉が2枚とソーキが1つ乗っており、三枚肉は程よい食感で2口程度のサイズ感のもの。
そしてソーキは三枚肉よりも肉の繊維感が多く食べ応えがある。
味付けはいずれも醤油ベースの煮汁が濃くなく薄くもない丁度良い塩梅となっており、シンプルに美味しく頂ける。
なお、メニューがそば大と小の二種類のみなのでオーダーに迷うところだが、そばでお腹を一杯にしたいのであれば大が丁度良いという印象であった。

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きしもと食堂沖縄そば / 本部町)

昼総合点★★★☆☆ 3.4

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