名前:プライベートコンド古宇利島
場所:〒905-0406 沖縄県国頭郡今帰仁村古宇利126
地図はこちらからどうぞ
交通手段:那覇空港から車で約90分
また行きたい度:=☆☆☆=リゾートマンションのようなメゾネット100平米超の部屋でゆったり過ごせる大人数で楽しめる施設
外部リンク:プライベートコンド古宇利島の公式ページへのリンク
備忘録
(2024/12/13記載)
2024年10月中旬の休日に宿泊した。
今回は大人数での移動、かつ、コテコテの沖縄観光ということで、美ら海水族館や名護にあるナゴパイナップルパークに行ったりと、那覇エリアというよりは名護エリア中心の滞在となった。
こちらのエリアまで日帰りで足を伸ばすのもアリではあったが、折角ならこのエリアで宿泊しようということになり周辺のリゾートホテルを検索したが軒並みの高額…。
かつ、今回は大人数なので最低2部屋押さえないといけないと考えると、現実的にリゾートホテルの宿泊は選択肢から外れた。
そんな中色々検索していると、美ら海水族館からもナゴパイナップルパークからもそう遠くない古宇利島にこちらの宿泊施設を発見。
見てみると、100平米超で寝室やシャワー・トイレが2つある大人数向けの施設ということで利用してみることにした。
調べてみると、以前はこちらの場所には古宇利島幼稚園・小学校があったようで、その土地をリゾート地として開発したよう。
こちらの名称としての営業は2024年4月からのようではあるが新築ではないので、恐らく経営母体を変えてリブランディングのうえ宿泊施設としてオープンしたものと思われる。
施設はかなり特徴的で、客室総数は30室と少なめながらも全ての客室が100平米以上という圧巻の広さを誇る。
部屋のタイプとしてはコンドスイートオーシャンビュー、コンドスイートメゾネット、コンドスイートBBQメゾネット、そしてコンドスイートキッズメゾネットと4タイプがある。
名前の通り、メゾネットと付く客室は2階建てとなっており、いわゆるホテルというよりはリゾートマンションという雰囲気。
今回は唯一空いていたのが「コンドースイートメゾネット」であったのでこちらを予約した。
こちらが施設入口。
派手な看板や照明は無く、昼でこそ建物全景が見えるのでわかるのだが、夜だとしっかりと見ないと通り過ぎてしまう。
こちらが施設全景。
海に近い側にはプライベートプールを併設したプールヴィラタイプの客室が、山側には今回宿泊したプライベートコンドタイプの部屋が配されている。
こちらの宿泊施設は完全無人チェックイン方式となっており、チェックインは専用の端末で宿泊客自身で行う。
チェックインを済ませると、今回アサインされたのは218号室であった。
プライベートコンドタイプの建物は3階建てとなっており、1Fと2Fは今回宿泊したコンドスイートメゾネット用、3Fがコンドスイートオーシャンビュー用となっている。
こちらがレセプションエリア。
無人チェックインということで、設置されている端末の指示に従って自身でチェックインをする。
予約している客室タイプでチェックインする場所が異なるので、矢印に従ってチェックイン端末のある方向へ進む。
こちらの端末がチェックインに使うもの。
通常だとチェックインの端末はあるものの、最終的には人の手を使ってチェックインを完結するタイプが多い中、こちらは完全無人チェックインとなる。
宿泊前に送られてくるメールを通じてチェックインを済ませ、画面の指示に従って全ての手続きを完了させると、画面にはアサインされた客室番号とキーボックスの暗証番号が表示されるのでそちらをメモ。
そのまま客室へ向かう。
レセプションの横にはホテルで言うところのロビーエリアがあり、こちらで待ち合わせなども可能。
なお、レセプションエリアの近くには共有のプールもある。
15メートル程度とそこまで広いという感じではないが、海を見ながらゆったりと過ごせる。
右側がプールヴィラタイプの客室、左側が今回宿泊したプライベートコンドタイプの客室となっている。
こちらが今回宿泊したプライベートコンドの客室棟。
1Fと2Fがメゾネットタイプ、3Fがワンフロアタイプとなっている。
エレベーターにはカードキーを使ったセキュリティーがあるものの、各階には階段でもアクセスできるためあまり意味はない。
エレベーターホールから客室に向かうが、直接外部にアクセスできるリゾートホテル感のある外廊下タイプとなっている。
こちらがホテルの見取り図。
専用のプールがあるプールヴィラタイプと今回宿泊したプライベートコンドタイプの2種類の客室がある。
客室に到着するまで部屋の鍵は入手できておらずどうするのかと思ったら、客室入口横にセキュリティーボックスが設置されていた。
こちらにチェックイン端末に表示された番号を入力すると、予め中に入れられているカードキーを取り出せるという仕組みになっている。
キーボックスの中にはホテルでよく見かけるカード型の鍵が予め入れられていた。
こちらは客室入口からの写真。
入口が2Fとなっており、通路を抜けた先にリビングダイニングエリアがある構造となっている。
入口を抜けていくと目の前には開放的なリビングダイニングエリアが広がる。
リビングエリアのテラステラスからの風景。
直接海がしっかり見えるわけではないが、開放感のある景色を楽しめる。
なお、ホテルの敷地内からは約2000メートルという長さの迫力ある古宇利大橋の全景を望む事が出来る。
こちらがダイニングテーブル。
4名掛けのしっかりとしたサイズ感のものが用意されている。
リビングエリアには2名掛けのソファーとコーヒーテーブルが置かれており、壁には65インチサイズのテレビが設置されている。
そして簡易タイプながらもキッチンが用意されており、写真では写っていないが包丁や食器類もある程度準備されている。
キッチンの横には1人暮らし用の冷蔵庫や電子レンジも用意されている
こちらはリビングダイニングエリアの反対側にある和室エリア。
6畳程度のスペースが確保されており、収納の中には布団も用意されている。
2Fはリビングダイニングおよび和室スペースと、大人数で過ごす際には共用スペースとして利用できるようになっており、1Fが寝室となっている。
こちらが1Fにある階段に近い一つ目の寝室。
140センチベッドが2台入っており、広さもしっかりと確保されている。
その隣が1つ目のシャワースペースとなっている。
こちらは浴槽はないコンパクトなタイプではあるが、洗面台もあり、引き戸でしっかりと閉じられるようになっている。
アメニティーはしっかりとしたビジネスホテル並みという感じで、必要最低限のものはちゃんと用意されている。
広さは1つ目の寝室と同じかやや広めという感じではあるが、こちらの部屋には壁掛け式のテレビが設置されていた。
なお、いずれに部屋にもウォークインクローゼットが設置されている。
こちらにもしっかりとアメニティーが用意されている。
また、洗濯用洗剤も用意されている。
バス・シャワーはいわゆるマンションに設置されているようなものではあるが、バスタブ・シャワーエリアいずれもかなり広め。
但し、天井はかなり低く、圧迫感があるのが気になるところ。
シャンプーはコーセーの「ネイチャー アンド コー(Nature & CO)」が置かれていた。
ハーバル系の香りで洗いあがりはそこまできしまない。
何となく海を感じさせるような香りで、お気に入りのシャンプーが無ければ普通に代用できるもの。
リゾートホテルが1室50000円という中、こちらは1部屋で30000円弱という、金額だけみればかなりのコスパなので少々ドキドキしながらの宿泊であったが、総合的には宿のコンセプトを理解したうえであれば非常に満足度は高い。
完全無人型のホテルとなっており、レセプションであったりその他のホテルライクなサービスは一切無し。
また、部屋の雰囲気もホテルではなく完全にリゾートマンションとなっているので、いわゆるホテルの特別感はあまり感じられない。
そして、島内には飲食店がそこまで多くないということもあって、夕食についてはこちらの施設のレストランも含めて選択肢はかぎられる。
一方で、全ての客室には独立した寝室が2つあるので、大人数での宿泊の際もしっかりとプライベートが確保されていたり、広さの割には価格もリーズナブルな点はホテルにはないメリット。
古宇利島にはそこまでメジャーな観光施設はないが、一周7キロ程度のサイズ感ということもあってランニングには良い距離感であったり、名護エリアまでも車で30分程度で行けることもあり、利用するシチュエーションによってはハマる宿泊施設という感じであった。
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