![2024-12-20 14.14.47](http://kimura.li/memo/wp-content/uploads/2024/12/2024-12-20-14.14.47-678x381.jpg)
名前:新山そば
場所:〒905-0016 沖縄県名護市大東1-9-2
地図はこちらからどうぞ
交通手段:那覇空港から車で約60分
営業時間:10:00~16:00 無休
また行きたい度:=☆☆☆=おでんのようなスープときしめんタイプの麺で仕上げた上級者向け沖縄そばの店
外部リンク:新山そばの食べログページへのリンク
備忘録:
(2025/02/11記載)
2024年12月下旬の平日、名護エリア滞在のランチタイムに訪問した。
名護エリアはそこまで行く機会が無いのだが、以前から「沖縄そばなのにきしめんのような麺で提供する」というこちらの店が気になりブックマークしていたので行ってみることにした。
<お店の場所はどこ?>
店舗は名護市内の一方通行が多い路地の住宅街にある。
ナビで目的地設定をすればたどり着けるのだが、店舗の前の道路が一方通行となっており、目の前に店があるのに遠回りして行かないとたどり着かないという感じになる。
また、道がそれなりに狭いので、あまり大きな車だと若干不便かも知れない。
お店は民家のような佇まいとなっており、しっかりと見ないと通り過ぎてしまう。
なお、店舗裏側には10台分くらいの駐車スペースがあるのでそちらを利用可能。
こちらが店舗外観。
パッと見は完全に民家のように見えるが、「新山そば」と大きく書かれた看板があるのでそれが目印。
店舗裏には大きな駐車スペースがあるので、車での来店でも問題なし。
<混雑状況・店内の様子は?>
利用したのは平日の14時頃。
観光客相手のお店というよりは地元民がメインで利用する雰囲気なので、流石に昼食時間帯を外していることもあって混雑は想定せずに入店。
店内は広々としており、半分が小上がり、半分がテーブル席となっている。
小上がりは8名で使える大きな座卓が4卓、テーブルは4名卓が3卓と、トータルキャパは50名弱。
ラジオが爆音でかかってるところにテレビも音付で流れていたりと、何となくほのぼのとする親戚の家に来たような雰囲気が新鮮。
我々が来店したタイミングで先客は1名、その後も1組が来店する程度で、昼食時間帯ではないので混雑はしなかった。
<オススメのメニューは?>
こちらの店は沖縄そばの店ということで、メニューは沖縄そばのみ。
メニューも比較的絞られており、ソーキ、三枚肉、フーチバー、テビチなどの定番トッピングの組み合わせで7種類程度のメニューが用意されている。
またサイドメニューとしては定番のじゅーしーに加えいなり寿司も用意されている。
今回はソーキ、三枚肉、テビチの3種類の肉が入ったお店の名前がメニューにそのまま使われている「新山そば(880円)」をセレクトした。
券売機はあるものの小銭使用中止となっていたので1000円札で食券を購入しようとしたら、「券売機の調子が悪いので現金で」という何とも緩い感じにほっこりとした。
券売機は店舗中央置いてある。
写真付きメニューが券売機にダイレクトに張り付けられているという、なんとも斬新なスタイル。
オーダーをしてから3分程度という速さで着丼。
こちらが「新山そば」。
店名が使われているメニューということもあって、ソーキ、三枚肉、テビチの沖縄らしい面々が刻みネギと共にトッピングとして乗せられている。
その他にはどういうわけか昆布と厚揚げもトッピングされているのだが、このトッピング達を見ると何となくおでんを想像してしまう。
まずはスープから一口頂くが、味わいはかなりアッサリ目。
カツオのカエシはしっかりと感じるのだが、逆に動物系の風味や油感はほぼ感じられない。
何となくおでんのつゆに近いイメージの味わいで、それもあってかスイスイと飲めてしまう。
今回オーダーした「新山そば」はソーキ、三枚肉、テビチがそれぞれ1つずつトッピングされているが、いずれも味付けはあっさり目。
唯一ホロホロとした食感の三枚肉だけが比較的しっかりとした味付けではあったが、それでも他店舗のそれと比較すると薄めではある。
ソーキはかなりボリューム感のあるもので肉感がしっかりとしたもの。
ソーキというと比較的ホロホロ系のイメージがあるが、骨からの身離れは良いものの、肉の繊維感はしっかりと感じられる。
テビチは三枚肉やソーキと比較すると獣臭がそれなりにあり若干癖のある味わいなので好き嫌いは分かれるかもしれない。
このあっさりスープに合わせる麺はきしめん状のもの。
ストレート平打ちタイプで完全にきしめんそのものという印象。
食べ慣れた沖縄そばの麺とは異なり、比較的ツルツル感があるタイプとなっており、あっさり目のスープとの相性は悪くない。
なお、ボリューム感はそれなりにあるので、じゅーしーなどのサイドメニューを頼む際には要注意。
<まとめ>
沖縄そばながら麺がきしめんのようなものということで気になっていたこちらの店だが、その噂通り麺はきしめんそのもの。
また、そばそのものも特徴的で、トッピングにおでんを思わせる昆布と厚揚げが乗っていた。
それもあってかスープの味わいはかなりアッサリ目。
カツオのカエシはしっかりと感じるのだが、逆に動物系の風味や油感はほぼ感じられず、何となくおでんのつゆに近いイメージの味わい。
このあっさりスープに合わせるきしめんはストレート平打ちタイプのもの。
食べ慣れた沖縄そばの麺とは異なり、比較的ツルツル感があるタイプとなっており、あっさり目のスープとの相性は悪くないのだが、デフォルトで意外とボリューム感がある。
今回オーダーした「新山そば」はソーキ、三枚肉、テビチがそれぞれ1つずつトッピングされているが、いずれも味付けはあっさり目。
唯一ホロホロとした食感の三枚肉だけが比較的しっかりとした味付けではあったが、それでも他店舗のそれと比較すると薄めではある。
ソーキはかなりボリューム感のあるもので肉感がしっかりとしたものでテビチは三枚肉やソーキと比較すると獣臭がそれなりにあり若干癖のある味わいなので好き嫌いは分かれるかもしれない。
「ザ・沖縄そば」からは外れたタイプになるが、逆に沖縄そばに飽きてきた上級者オススメのお店かもしれない。
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