Allegrini Valpolicella 2021（アレグリーニ）

ワインデータ：

コメント：
こちらの通販サイトを見ていると毎年恒例のブラックフライデーの特別価格で定価であれば2860円のところ1820円という大特価で販売されていたので思わずポチったもののうちの1本。
色は濃厚で黒のニュアンスを感じられる赤紫色。
粘度はしっかりとあり、グラスの縁から時間をかけて脚が出る。
香りはとても華やかで力強い。
ジューシーで甘味たっぷりの果実系の香りというよりは香辛料やドライフルーツのようなニュアンスがしっかりと感じられるもの。
クローブやシナモン系の香りレーズンやプルーンなどの果実感の香りが加わり、甘味に偏りすぎず、はっきりとした骨格を感じられる。
アタックは比較的ドライ。
木苺のような甘酸っぱい果実感と共に程よい酸がサッと口の中に広がる。
ただ、その後は中盤にレーズンのようなしっかりと凝縮されたブドウの旨味を感じられ、合わせてタンニンも程よく主張する。
余韻はしっかりと長く、ブラックチェリーのような甘味と共に柔らかいタンニンを感じられる。
程よい果実感や酸と共にしっかりとしたタンニンを感じる骨格のある飲み応えのある味わい。
＜アルコール度数13%＞

インプレッション：

この日は自家製ミートソースを使ったアラビアータと合わせてみた。
たっぷりニンニクとピリ辛唐辛子を使って仕上げたトマトソースはトマトの甘味と酸味がしっかりと感じられるもの。
若干アルデンテ気味で仕上げたマカロニにもソースが良く絡み文句無しの味わい。
一方のワインとの相性だが、こちらは無難と言った感じ。
アラビアータはトマトの甘味がしっかりと感じられることもあり、ワインのしっかりとしたタンニンや酸が逆に強調されてしまう感じもある。
料理と合わせるのであればシンプルに塩コショウで仕上げたステーキや塩焼き鳥などがマッチするかも知れない。
＜マリアージュ指数：3可もなく不可もなし＞