Chianti Classico Poggio Bonelli 2014 （ポッジョ　ボネッリ）

ワインデータ：

コメント：

かなり前にまとめ買いしたワインがたまたま実家の倉庫にあったので飲んでみることにした。
色は輝きのあるルビーレッド。
7年熟成ながらまだまだ若々しさを感じられる。
粘度もしっかりとあり、長い脚が数多く出てくる。
香り比較的強く、抜栓と同時に華やかな香りをが辺りに広がる。
その香り程よい熟成香とレーズンやプルーン、ブラックチェリーなどの果実をしっかりと凝縮された濃厚な香り、そしてスパイスのニュアンスがバランスよく、力強く感じられる。
口に含むとまだまだ若くジューシーな酸味と共に香りで感じた濃縮された果実感が力強く広がる。
その味わいはしっかりとし厚みのあるボディーへとつながっていく。
余韻にはピリっとした酸味やスパイスの刺激がアクセントで感じられる。
キレは比較的良く、余韻にはボリューム感はあるもののカドの無い渋みと、わずかに樽由来なのか甘味を感じる。
果実の濃縮感と力強さ、そして厚みを持ったボリューム感のある味わい。

インプレッション：

この日は前日の残りのハヤシライスのルーにハンバーグを入れて煮込みハンバーグ風の洋食にした。
濃厚なルーの味わいと肉汁たっぷりのハンバーグはなかなかボリューム感のある味わい。
この濃い目の味わいにもしっかりとマッチするが、ルーの甘味が影響しているのか、少し渋みが強めに感じられる気もしなくはない。
比較的主張の強いワインなので、合わせる料理は思った以上に気を使う必要がありそう。