鰻の成瀬 横浜店 (2023 /11)


名前鰻の成瀬 横浜店

場所:〒220-0023 神奈川県横浜市西区平沼1-33-19 モンテベルデ第3横浜 1F
地図はこちらからどうぞ

交通手段:相鉄線 平沼橋駅 徒歩4分

営業時間:11:00~14:00、17:00~20:00 年末年始

また行きたい度:=☆☆☆=うなぎとご飯の量のバランスが反転するボリューム満点コスパ抜群のフワフワうなぎのチェーン店

外部リンク鰻の成瀬の公式HPへのリンク

備忘録

(2024/01/28記載)
2023年11月中旬の休日ランチタイムに訪問。
この日は箱根方面へツーリングで向かい、帰りに小田原にある有名店でうなぎを食べようと開店時間前に到着するも「事前にうなぎを確保していないお客様はテイクアウトのみ」との表記が…。
安い料理ではないので流石にテイクアウトで頂くのは寂しく、泣く泣く断念し横浜方面に戻りながらこちらのお店を思い出し、折角ならばということで行ってみた。

<お店の場所はどこ?>
最寄駅は相鉄線の平沼橋駅となる。
こちらからだと4分程度でアクセス可能だが、そもそも横浜駅から電車に1駅乗る必要があるので、今回は横浜駅から徒歩でアプローチ。
横浜駅からのアプローチだと横浜駅を東口方面に出て横浜中央郵便局と崎陽軒ビルの間の道を駅を背にして歩いていく。
50メートルほど進むと帷子川にかかる橋があるのでそれを渡り駅を背にして平沼橋方面へ向かい、橋を渡った先の信号のある交差点(平沼一丁目)を渡る。
一つ目の角にはこのエリアでは有名な蕎麦の老舗「角平」があるので、そこを右折し、そのまま20メートルほど進んだ先の左側に店舗がある。
横浜駅から歩いた場合は、東口を地上階に出てから7分程度でアクセスが可能なので、天気が良ければ横浜駅からでも十分に徒歩でアクセス可能。


こちらが店舗外観。
路地に入り、さらに周辺は雑居ビルやマンションが立ち並ぶエリア。
しかも店舗前は月極駐車場ということもあり非常にわかりにくい立地ではあるが、店舗前には「うなぎ」と書かれた大きな登りがあるのでそれが目印となる。


入口前にはウェイティングリストが置かれており、混雑時はここに名前を書いて待つ運用のよう。

<混雑状況・店内の様子は?>
今回は休日の11時半ということで待つことを覚悟して店舗に向かったが、意外にも待ちはなく、すぐに店内に入ることができた。
店内はカウンター席のみとなっているが一席のキャパがそれなりに広く、トータルキャパは15席。
店内は壁も天井もすだれでデコレーションされていることもあり、なんとなくうなぎ感を感じられるアットホームな雰囲気となっている。
11時半の時点で7割程度の客入りとなっており、そのあとはそれなりに出入りはあるものの満席になることはなかった。


こちらが店内の雰囲気。
壁や天井がすだれでデコレーションされており、なんとなく和食のお店という雰囲気がある。


店内はカウンター席のみとなっているが、隣席との間隔がかなり広く取られておりゆったりと過ごすことができる。

<オススメのメニューは?>
こちらのお店はうなぎ専門店ということで、メニューはシンプルに松竹梅3種類のみ。
違いはうなぎの量のみで、梅は1/2匹、竹は3/4匹、そして松は1匹となっている。
但し、横浜店のような蒲焼メニューはない。
ドリンク類はビール、日本酒、ノンアルビールの3種類とかなりメニューを絞っている。
今回は折角なのでうなぎが丸々一匹入った「松定食(2600円)」をオーダー。
それにしてもうなぎが丸々1匹入ってこの価格というのはかなりのお得感。


こちらが店内に貼られているメニュー。
非常にシンプルでオーダーに迷うことはない。


値段はリーズナブルながら、しっかりとしたこだわりを持って鰻を提供している事が書かれている。


また、食べ方も書いてあるので、提供されるまでの間にサッと目を通しておくのがオススメ。

オーダーをしてから待つこと10分強で料理が提供された。
提供までの時間を考えると蒸し上げるところまでは既に下処理済、焼きの部分だけを提供前に行っていると思われるが、それでも金額を考えれば十分。


こちらが「松定食」。
鰻重と吸い物、そして三種類の漬物がお盆に乗って提供される。
なお、写真左上の小さな醤油さしには追いタレがたっぷりと入っている。


重箱からはみ出しそうなくらいのサイズの鰻が3/4乗っており、この時点で既にご飯が見えないほど。
ただ、写真ではわかりにくいが、「松」をオーダーすると真ん中の鰻が重なり合っており、トータル1匹分と、とにかくボリューム感が半端ない。

表面はタレをしっかりと絡めて程よく焦げ目が付いており、一見するとカリカリ系の鰻かと思いきや、お箸でつつくと身はフワフワ。
皮の香ばしさとフワフワでジューシーな身のコントラスト、それに程よく乗った脂のコンビネーションは金額からは想像できないコスパ。
身も肉厚で全く痩せている感はなく、普通盛りだとご飯が足りなくなってしまう程。
ただ、さすがに骨処理は完璧とまではいかず、小骨がそれなりにあるのは致し方なし。

合わせるタレは少し甘めのもの。
深みや熟成感はそこまで無いが、しっかりとコクのあるタイプ。
デフォルトで小さな小瓶に入れられて提供されるので、追いタレやタレご飯を食べられるのはありがたい。

そしてご飯は硬くもなく柔らかくもなくというバランスの良い感じで炊きあげられたもの。
ただ、普通盛りだと少し物足りない感じもあり、特に今回オーダーした1匹丸々入った「松」の場合は間違いなく鰻とご飯の量が逆転する。


付け合わせで提供される漬物はガリ、たくあん、きゅうりのキューちゃんの3種類。
今回は丸々1匹分入った松をオーダーしたこともあって、普通盛りのご飯足りないほど。
また、鰻だけでも十分に美味しいのと、こちらの漬物は市販されているものと全く変わらないレベル感なので、個人的には無くても良いかもという印象。

<まとめ>
このご時世に鰻を丸々一匹使った鰻重が2600円という金額で楽しめることに最初は不安があったが、実際に食べてみるとその不安はものの見事に吹き飛んだ。
サイズとしては少し小さめな重箱ではあるが、蓋を開けてみるとそこからはみ出しそうなくらいの鰻が3/4乗っており、この時点で既にご飯が見えないほど。
更に今回オーダーした「松」は真ん中の鰻が二重となっており、トータル1匹分と、とにかくボリューム感が半端ない。
その鰻は表面はタレをしっかりと絡めて程よく焦げ目が付いており、一見するとカリカリ系の鰻かと思いきや、お箸でつつくと身はフワフワ。
皮の香ばしさと肉厚で全く痩せている感のないフワフワでジューシーな身のコントラスト、それに程よく乗った脂のコンビネーションは金額からは想像できないコスパ。
ただ、さすがに骨処理は完璧とまではいかず、小骨がそれなりにあるのは致し方なし。
合わせるタレは少し甘めのもので深みや熟成感はそこまで無いが、しっかりとコクのあるタイプ。
ご飯は硬くもなく柔らかくもなくというバランスの良い感じで炊きあげられたもので今回は普通盛りでオーダーしたが、分量的にはやや少なめという印象。
特に今回オーダーした1匹丸々入った「松」の場合は間違いなく鰻とご飯の量が逆転する。
一流店の焼き上げや下処理の技術と比較するとさすがに見劣りする部分もあるが、それでもトータル的なコスパを考えればお手軽に美味しい鰻をたっぷりとリーズナブルに食べられるのがとてもありがたい鰻チェーンであった。

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鰻の成瀬 横浜店うなぎ / 平沼橋駅高島町駅戸部駅

昼総合点★★★☆☆ 3.5

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