鰻の成瀬 磯子店 (2024 /04)


名前鰻の成瀬 磯子店

場所:〒235-0023 神奈川県横浜市磯子区森1-15-1 第一磯子ハイツ
地図はこちらからどうぞ

交通手段:JR根岸線 磯子駅 徒歩5分

営業時間:11:00~14:00、17:00~20:00 年末年始

また行きたい度:=☆☆☆=安定したレベルのウナギを心ゆくまま楽しめる低価格でコスパの良い全国展開のウナギチェーン店

外部リンク鰻の成瀬の公式HPへのリンク

備忘録

(2024/07/23記載)
2024年4月中旬の平日夕食時間帯に再訪。
こちらのお店は2023年11月に一度利用しているのだが、久しぶりにうなぎをサクッとリーズナブルに食べたくなったこともあり、所要で付近にいた際に立ち寄ってみた。
お店のコンセプトそのものかもしれないが、気軽にフラッと立ち寄ってうなぎをたっぷりと食べられるのはありがたい。

<お店の場所はどこ?>
最寄駅はJR根岸線の磯子駅となる。
西口を出てそのまま目の前の歩道橋を駅を背にして進み、突き当りを左側に降りる。
横を走る磯子産業道路を新杉田方面に300メートルほど進み3つ目の信号のある交差点(森東小学校前)を過ぎた先すぐの右側に店舗がある。
店舗前には「うなぎ」と書かれた大きな登りはあるものの、建物自体が大規模修繕中のようで、お店の入口や看板は見ずらいので要注意。
なお、周辺の裏路地を入るとコインパーキングが点在しているので、車での来店でも問題ない。


こちらが店舗外観。
今回訪問時は建物の大規模修繕中のようで、店舗の周りは足場で囲われていた。
それもあって、もともとあまり目立たない造りの店舗がさらに目立たなくなっていたので、知らない人はお店に入れないのでは?と心配してしまう程だった。

<混雑状況・店内の様子は?>
今回は平日の19時過ぎということもあってか、店内は先客1組のみ。
和モダンのようなスッキリとした雰囲気になっている店内はカウンターは6席、テーブル席は2名卓が5卓の計16席のキャパ。
我々入店後は3組程度が入店、以前はオープン直後で知名度も低いということもあってか店内はほぼ貸し切り状態だったが、時間の経過と共に知名度もあがってきたよう。


こちらが店内の雰囲気。
広々とした配席になっており、ゆったりと鰻を楽しむ事が出来る。

<オススメのメニューは?>
メニューはシンプルに鰻重の松竹梅3種類のみ。
それぞれの違いは鰻の量で梅は1/2匹、竹は3/4匹、そして松は1匹となっている。
ドリンク類はビール、日本酒、ノンアルビールの3種類とかなりメニューを絞っている。
今回も前回同様にその圧倒的なボリューム感とコスパに惹かれ、うなぎが丸々一匹入った「松定食(2600円)」をセレクト。
そしてこの日は丑の日ということもあり、ご飯大盛り無料であったので大盛りでオーダーした。
それにしてもうなぎが丸々1匹入ってこの価格、かつこのご時世ながら値上げしていないというのはかなりのお得感。


こちらが店内に貼られているメニュー。
非常にシンプルでオーダーに迷うことはない。

オーダーをしてから待つこと10分弱で料理が提供された。


こちらが「松定食」。
鰻重と吸い物、そして漬物がお盆に乗って提供される。
今回は丑の日ということで、ご飯大盛りが無料+どら焼きという太っ腹なサービス。
なお、写真左上の小さな醤油さしには追いタレがたっぷりと入っている。


重箱からはみ出しそうなくらいのサイズのうなぎの半身がのっており、ご飯は全く見えない。
また、今回はうなぎ丸々一匹の「松」をオーダーしたので、残り半分のうなぎが重箱の真ん中で重なり合っており、トータル1匹分と、初回オーダー時はそのボリューム感に間違いなく驚く。

焼き加減は前回と変わらず表面はたっぷりとタレを絡めて程よく焦げ目が付いた状態で焼き上げられている。
見た目はカリカリ系のうなぎと思わせつつ、実際に頂いてみると身はフワフワ。
皮の香ばしさとフワフワでジューシーな身のコントラスト、また、程よくのった脂の味わいは前回と全く変わらない。
少し小さめのうなぎを使っている店であれば1.5匹分くらいのボリューム感のあるうなぎは身も肉厚。
ただ、さすがに骨処理は完璧とまではいかず、小骨がそれなりにあるのは致し方なし。

合わせるタレは少し甘めのもの。
深みや熟成感はそこまで無いが、しっかりとコクのあるタイプ。
デフォルトで小さな小瓶に入れられて提供されるので、追いタレやタレご飯を食べられるのはありがたい。

そしてご飯は硬くもなく柔らかくもなくというバランスの良い感じで炊きあげられたもの。
「松」をオーダーしてご飯普通盛りだとうなぎが残ってしまうことのあり今回は大盛りでオーダーしたが、うなぎとご飯のバランスという意味では大正解。
ただ、大盛りにすると流石にボリューム感も増えるので、「松」+ご飯大盛りはしっかりとお腹を空かせていくのがオススメ。

付け合わせで提供される漬物は以前と同様でガリ、きゅうりのキューちゃんの2種類、その他に薬味としてネギとワサビが添えられている。
また、鰻だけでも十分に美味しいのと、こちらの漬物は市販されているものと全く変わらないレベル感なので、個人的には無くても良いかもという印象。
ただ、ネギとワサビは味変用に使うとなかなか新鮮な味わいで美味しい。

<まとめ>
こちらの店舗は半年後の再訪ということで、値上げやクオリティーの変化を心配していたが、結果的には以前と何も変わっておらず圧倒的なコスパは健在。
タレをしっかりと絡めて程よく焦げ目が付いた焼き加減、肉厚かつフワフワでジューシーな身の味わいで、改めてこれが2600円の鰻とにわかには信じられないレベル。
重箱からはみ出しそうなくらいのボリューム感は小さめのうなぎを使っている店であれば1.5匹分くらいあり、うなぎが1匹丸々入った「松」の場合は間違いなく鰻とご飯の量が逆転するので今回はご飯大盛りでオーダーしたがバランス的には大正解。
但し、当然ご飯の量も増えるので、お腹を空かせて食べに行くのがオススメ。
合わせるタレは少し甘めのもので深みや熟成感はそこまで無いが、しっかりとコクのあるタイプ。
味わい・ボリューム感共に大満足ではあるが、さすがに骨処理は完璧とまではいかず、小骨がそれなりにあるのは致し方なし。
一流店の職人がその場で焼き上げたうなぎと直接比較すればさすがに見劣りする部分もあるかも知れないが、それでもトータル的なコスパを考えれば安定したクオリティーの鰻をお手軽に60店舗以上のお店でリーズナブルに食べられるのがとてもありがたい鰻チェーンであった。

「鰻の成瀬 磯子店」に関連する投稿はこちらからまとめてご覧になれます

鰻の成瀬 磯子店うなぎ / 磯子駅屏風浦駅

夜総合点★★★☆☆ 3.5

Be the first to comment

Leave a Reply

Your email address will not be published.

*


CAPTCHA



This site uses Akismet to reduce spam. Learn how your comment data is processed.