うなぎ四代目菊川 ラゾーナ川崎プラザ店=テイクアウト= (2022/12)


名前うなぎ四代目菊川 ラゾーナ川崎プラザ店

場所:〒212-0013 神奈川県川崎市幸区堀川町72-1
地図はこちらからどうぞ

交通手段:JR東海道線 川崎駅 徒歩1分

営業時間:10:00~21:00 不定休

また行きたい度:=☆☆☆=鰻とご飯を1対1で食べても鰻が残る迫力満点の「一本うな重弁当」は皮はパリパリで身はフワフワのテイクアウトとは思えないクオリティー

外部リンク うなぎ四代目菊川の公式HPへのリンク

備忘録

(2023/01/18記載)
2022年12月上旬の平日の夕食時に訪問。
この日は川崎周辺に滞在予定、かつ滞在前の部屋でちょっと優雅にテイクアウトご飯を食べる予定だったので事前に川崎駅周辺で少しリッチでテイクアウトができるお店を探していたらまさにドンピシャの「うなぎ」のテイクアウト専門店を発見。
調べてみると昭和7年創業のうなぎ卸のようで、名古屋に本店を置き関西を中心に展開しているお店のよう。
東京や横浜にも出店しているようだが、こちらのお店はテイクアウト専門店ということで、店舗での飲食はできない。

<お店の場所はどこ?>
お店はJR川崎駅に隣接しているラゾーナ川崎の1Fにある。
ラゾーナの1Fはスーパーやフードコートが入っているが、それらの店舗に加えてお惣菜のお店が入っており、こちらのお店もお惣菜コーナーに店舗を構えている。


こちらが店舗外観。
注文が入ってから写真中央奥にある焼きブースにてうなぎを焼き上げるスタイル。

<混雑状況・店内の様子は?>
今回は平日の19時すぎに店舗に到着。
テイクアウトの店舗なので当然料理を食べるスペースはなくその代わりに全てのメニューのサンプルがある。
何をオーダーするとどのようなサイズ感で提供されるかわかるのでそれを見ながらメニューを選べるのでちらほらとメニューを覗く人もいるが、なかなか金額帯が高いこともあってか購入までには至らず。

<オススメのメニューは?>
こちらはうなぎの専門店なのでメニューは当然うなぎのみ。
ただ価格帯はそれなりに広く、一番高額なメニューは「一本ひつまぶし」は4480円、一番お手頃なメニューはうなぎが2切れ乗った「うな重(小)」1880円となっている。
今回は贅沢に「一本うな重弁当(4280円)」をオーダーしてみた。


こちらが店先に置かれている食品サンプル。
サイズ感がよくわかるので、オーダーしてからイメージと違かった…ということは避けられそう。

オーダーするとすぐに店の奥の焼き場でうなぎを焼き上げ始め、お会計を済ませる間の5分程度で準備が完了。
流石にオーダーあとにゼロベースで焼き上げるのはテイクアウトという業態上難しいのか、ある程度下焼きしたものを再度焼き上げての提供という感じであった。


今回オーダーした「一本うな重弁当」は文字通りうなぎが1本そのままの形で提供されることもありかなり細長い入れ物ということもあり、専用のしっかりとした紙袋にいれてもらえる。


袋の中には弁当の他にタレと山椒の小袋が入っている。


弁当の蓋を開けると、こんがりと焼き上げられたうなぎがまるまる一匹入っている。
そのボリューム感にしばし圧倒される。
全長25センチ程度のサイズの鰻が弁当箱にぎっしりと詰まっており下のご飯はほぼ見えない。
調べてみるとこちらのお店は1匹約300グラム程度のサイズのものをそのまま切られずに乗せているようで、一般的に売られているうな重は一人前が100グラム程度であることを考えるととにかくサイズ感が半端ない。
ただ、大きいだけではなく表面はカリッと焼き上げられており、見るからにパリパリの雰囲気が感じられる。


折角なので日本酒と合わせようと色々探してみたが、たまたま近くにあったスーパーにはなかなか良さそうなものが無く、唯一見つけられたのが「酔鯨 特別純米」であったのでこちらと合わせることにした。
日本酒は四合瓶なのでそこそこのサイズがあるが、うなぎがかなりのサイズなので何となく酒瓶が小さく見えてしまう。


贅沢にご飯と一緒に頂くが、まずはその身の厚みに驚かされる。
身は厚いだけでなく、皮のパリパリっとした食感と身のフワフワの食感が混ざり合いテイクアウトのものとは思えない仕上がり。
また少し焦げ目が出るほどに焼き上げられた皮は香ばしく食欲をそそる。
そのうなぎにはやや辛めで濃いめのタレがデフォルトでかけられているが量は少な目。
弁当に同梱されているうなぎのタレで好みの濃さに調整できるようになっている。

うなぎが美味しいのは当然といえば当然だが、小さなプラスチックパックで提供される山椒のレベルも高い。
既製品として添付されているような山椒とは全く異なり、山椒らしい豊かな香りがフレッシュに感じられ、風味も強くうな重にアクセントを加える。

ただ、さすがにテイクアウトということで出来てから20分程度して頂いたことも影響してか、ご飯は心持ちか柔らかめである印象。
とは言え、20分経ってもそのくらいということは、食べ始めるまでの時間を見越して少し固めに炊き上げているのかも知れない。

<まとめ>
今回は贅沢に4280円の「一本うな重弁当」をオーダーしたが、結果的にはこちらのお店であればこのメニューが絶対的にオススメであった。
弁当を開けるとまずはそのサイズ感に圧倒され、そして食べて圧倒され、最後にはそのボリューム感にも圧倒される。
25センチくらいある大きなサイズの弁当箱一杯に鎮座するうなぎはもはや白米と1対1、もしくはそれ以上の関係。
ご飯とうなぎを同じ量食べても最後に残るのはうなぎという程のボリューム感のうなぎは量だけでなくクオリティーも高い。
肉厚な身のうなぎの皮をパリッと仕上げつつも身はふわふわという理想的なうなぎに、少し辛めで濃いめのタレを少々絡ませ、挽きたてのフレッシュな山椒で味わいにアクセントを付けるともはやテイクアウトとは思えない味わい。
値段は少々張るが、何かいいことがあった時や自分へのご褒美にテイクアウトしたいときにはオススメの店であった。

「うなぎ四代目菊川 ラゾーナ川崎プラザ店」に関連する投稿はこちらからまとめてご覧になれます

うなぎ四代目菊川 ラゾーナ川崎プラザ店うなぎ / 川崎駅京急川崎駅

テイクアウト総合点★★★☆☆ 3.6

Be the first to comment

Leave a Reply

Your email address will not be published.

*


CAPTCHA



This site uses Akismet to reduce spam. Learn how your comment data is processed.