鰻の成瀬 磯子店 (2023 /11)


名前鰻の成瀬 磯子店

場所:〒235-0023 神奈川県横浜市磯子区森1-15-1 第一磯子ハイツ
地図はこちらからどうぞ

交通手段:JR根岸線 磯子駅 徒歩5分

営業時間:11:00~14:00、17:00~20:00 年末年始

また行きたい度:=☆☆☆=店舗ブレ無い安定したフワフワで香ばしいうなぎ爆盛りをリーズナブルに楽しめるうなぎのチェーン店

外部リンク鰻の成瀬の公式HPへのリンク

備忘録

(2024/02/09記載)
2023年11月下旬の休日夕食時間帯に訪問。
「鰻の成瀬」は少し前に横浜本店を利用したのだが、そのあまりのコスパの良さが頭に残っていたのだが、磯子界隈を移動していた時に「鰻の成瀬」の看板がたまたま目に飛び込んできた。
この辺りは良く通るのだがこちらの店は見た記憶が無かったので調べてみると2023/10/23に新規オープンしたよう。
といういうことで、横浜店と同様のクオリティーかどうかを確かめに行ってみることにした。

<お店の場所はどこ?>
最寄駅はJR根岸線の磯子駅となる。
西口を出てそのまま目の前の歩道橋を駅を背にして進み、突き当りを左側に降りる。
横を走る磯子産業道路を新杉田方面に300メートルほど進み3つ目の信号のある交差点(森東小学校前)を過ぎた先すぐの右側に店舗がある。
店舗前には横浜店同様に「うなぎ」と書かれた大きな登りがあるので徒歩での移動であれば見逃すことはまずない。
なお、周辺の裏路地を入るとコインパーキングが点在しているので、車での来店でも問題ない。


こちらが店舗外観。
記憶ではつい最近まで居酒屋だったので、居抜きでお店を開店させたよう。
なお、店舗前には横浜店同様に「うなぎ」の大きな登りが出ているので見逃すことはない。

<混雑状況・店内の様子は?>
今回は休日の19時前と夕食の時間としては少し遅めの時間帯であったのか、店内は先客1組のみ。
横浜店のような超和風の内装ではなく、和モダンのようなスッキリとした雰囲気になっている。
また、席もカウンター席だけでなくテーブル席もあり、カウンターは6席、テーブル席は2名卓が5卓の計16席のキャパ。
その後もテイクアウト客が1名だけと、まだオープンして1か月程度で知名度が低いためかそこまでの客入りではない印象。


こちらが店内の雰囲気。
横浜店とは異なりカウンター席以外にもテーブル席もある。
また、雰囲気もオシャレな和風居酒屋というような感じになっている。

<オススメのメニューは?>
こちらのお店も横浜店と同様にメニューはシンプルに松竹梅3種類のみ。
それぞれの違いも横浜店同様にうなぎの量のみで、梅は1/2匹、竹は3/4匹、そして松は1匹となっている。
ただ、横浜店では提供している蒲焼はこちらの店では提供していない。
ドリンク類も横浜店の全く同じ品揃えで、ビール、日本酒、ノンアルビールの3種類とかなりメニューを絞っている。
今回も前回同様にその圧倒的なボリューム感とコスパに惹かれ、うなぎが丸々一匹入った「松定食(2600円)」をオーダー。
それにしてもうなぎが丸々1匹入ってこの価格というのはかなりのお得感。


こちらが店内に貼られているメニュー。
非常にシンプルでオーダーに迷うことはない。


値段はリーズナブルながら、しっかりとしたこだわりを持って鰻を提供している事が書かれている。
また、食べ方も書いてあるので、提供されるまでの間にサッと目を通しておくのがオススメ。

オーダーをしてから待つこと10分弱で料理が提供された。
横浜店では先行客がいたためもう少し時間がかかった、今回は我々のみであったので7分程度と、鰻重としては圧倒的な速さで料理が提供されるのも嬉しいポイント。


こちらが「松定食」。
鰻重と吸い物、そして漬物がお盆に乗って提供される。
横浜店は3種の漬物に加えてネギとワサビが薬味で提供されていたが、こちらは漬物が2種類と少なめ。
なお、写真左上の小さな醤油さしには追いタレがたっぷりと入っている。


重箱からはみ出しそうなくらいのサイズの鰻が3/4乗っており、この時点で既にご飯が見えないのは横浜店と全く同じ。
また、写真ではわかりにくいが、「松」をオーダーすると真ん中の鰻が重なり合っており、トータル1匹分と、初回オーダー時はそのボリューム感に間違いなく驚く。

焼き加減も横浜店と同様。
表面は横浜店以上にたっぷりとタレを絡めて程よく焦げ目が付いた状態で焼き上げられている。
一見するとカリカリ系の鰻かと思いきや、お箸でつつくと身はフワフワ。
皮の香ばしさとフワフワでジューシーな身のコントラスト、それに程よく乗った脂のコンビネーションは金額からは想像できないコスパ。
身も肉厚で全く痩せている感はなく、むしろ肉厚。
少し小さめのうなぎを使っている店であれば1.5匹分くらいのボリューム感という印象。
それもあり、普通盛りだとご飯が足りなくなってしまう程。
ただ、さすがに骨処理は完璧とまではいかず、小骨がそれなりにあるのは致し方なし。

合わせるタレも当然横浜店と同様の少し甘めのもの。
深みや熟成感はそこまで無いが、しっかりとコクのあるタイプ。
デフォルトで小さな小瓶に入れられて提供されるので、追いタレやタレご飯を食べられるのはありがたい。

そしてご飯は硬くもなく柔らかくもなくというバランスの良い感じで炊きあげられたもの。
ただ、普通盛りだと少し物足りない感じもあり、特に今回オーダーした1匹丸々入った「松」の場合は間違いなく鰻とご飯の量が逆転する。

付け合わせで提供される漬物はガリ、きゅうりのキューちゃんの2種類となっており、横浜店で提供されていたたくあんは提供されない。
今回は丸々1匹分入った松をオーダーしたこともあって、普通盛りのご飯足りないほど。
また、鰻だけでも十分に美味しいのと、こちらの漬物は市販されているものと全く変わらないレベル感なので、個人的には無くても良いかもという印象。

<まとめ>
既に横浜店でこちらの鰻を味わってからの店舗を変えての再訪ということで、店舗によって味わいのブレがないかどうか心配であったがボリューム・クオリティーともに同じレベルであった。
重箱からはみ出しそうなくらいのボリューム感、横浜店以上に表面にタレをしっかりと絡めて程よく焦げ目が付いた焼き加減、肉厚で全く痩せている感のないフワフワでジューシーな身の味わいはこれが2600円の鰻とにわかには信じられないレベル。
更に少し小さめのうなぎを使っている店であれば1.5匹分くらいのボリューム感と相まって、うなぎが1匹丸々入った「松」の場合は間違いなく鰻とご飯の量が逆転する。
ただ、さすがに骨処理は完璧とまではいかず、小骨がそれなりにあるのは致し方なし。
合わせるタレは少し甘めのもので深みや熟成感はそこまで無いが、しっかりとコクのあるタイプ。
一流店の焼き上げや下処理の技術と比較するとさすがに見劣りする部分もあるが、それでもトータル的なコスパを考えれば安定したクオリティーの鰻をお手軽に60店舗以上のお店でリーズナブルに食べられるのがとてもありがたい鰻チェーンであった。

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鰻の成瀬 磯子店うなぎ / 磯子駅屏風浦駅

夜総合点★★★☆☆ 3.5

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